【気になってる?】新NISAはいくらずつ積み立てしてる?
新NISAが始まって早くも4か月目ですね!
この制度導入をきっかけに新しく投資を始めた方も多いことでしょう。また、これまでのいわゆる旧NISA制度時代から口座は作っていたけれど今回の改正でカムバックされた方もいらっしゃるでしょう。
さて、日本では基本的にお金の話題はタブーで他人にするものではないという風潮が強くあります。
投資を始めると他の投資家は何を買っていてどんな運用をしているのか、気になってきます。
今回は、『新NISAのつみたて投資枠を投資家はどのように活用しているのか』についてクローズアップします!
つみたて投資枠とは?
さて、本題に入る前に新NISAのつみたて投資枠について、簡単におさらいします。
つみたて投資枠は、投資信託を毎月一定額購入して、その名の通り積み立てて運用していく仕組みです。投資対象となる投資信託はあらかじめ決まられた中で選ぶ形です。
もちろん非課税制度ですから、その枠の中で購入した分については、利益に課税されません。
年間の投資上限額は120万円で、期限はありません。最大投資上限額は1,800万円となっています。
みんないくらやってるの?
さぁ、ここで気になってくるのが、「他の人はいくらくらい積み立てをしているのか」です。
今回は、家計診断・相談サービス「オカネコ」を運営している株式会社400Fがサービス利用者の男女1,594人を対象に行った「新NISA利用意向調査」の結果を見ていきます!
サービス利用者の中で「新NISAを利用している」と回答した人を対象に、毎月の積み立て金額を尋ねています。
平均額へ行くまえにそもそも調査対象者の新NISAの利用率をお伝えしましょう。この調査の回答者の内、新NISAを利用している人は37.8%でした。
さて、そのような方々がいったいいくら積み立てをしているのか⁈
結果をお伝えすると、平均60,689円でした!これを高いとみるか?低いとみるか?ですが、私は正直申し上げて『高い』と思います。
このようなサービスを利用しているわけですから、今回の調査対象者はお金への意識が高めの方が多いということなのでしょうね!
ちなみに、平均額の内訳の中で割合が高い順番で金額帯をみていくと、最も多かったのは9万円以上10万円未満で36.5%でした!なるべく上限額に違い金額を積み立てておいて、積み立て額を増やすことで複利効果を最大まで発揮させようとしている方が多いようです。
この金額帯が多いことで全体の平均額を引上げているのです。
二番目以降は5万円以上6万円未満が15.3%、3万円以上4万円未満が10.1%で続いていますが、やはりトップとは大きな差があります。
他の人の金額は気にしない!
今回の結果を見ると「えっ?そんなにたくさんやらないとダメなの?」と思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
思ったより高いなと感じた方もいらっしゃるでしょう。私もその一人です。ですが、焦る必要はありません!
投資はあくまでも回せる分だけを充てるのが鉄則です!生活を圧迫してまでする必要はありません。無理のない範囲でやるものです。無理をしていると最初こそ出来ますが、最終的に破綻して投資をやめることになります。
収入も価値観も人それぞれですから投資の金額も人それぞれです。
今回は平均額をご紹介しましたが、他の人の金額は気にせず、自分のできる範囲で投資は行いましょう!
お知らせ
最後に今回は少しだけお知らせをさせていただきます!
この度、私が書いた電子書籍が出版されました!
タイトルは『まごころ投資術』です!
このブログでもこれまで初心者向けに「投資」とは何なのか、何が大切なのかなどを書いてきましたが、今回はそれらをまとめて編集し、これから投資を始める方にはどんな考えで投資と向き合っていくべきかを私なりにまとめてみました!
ぜひ読んでいただければ幸いです!