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【利益よりも大事⁉】投資をする上で欠かせないこと

投資をすると、どうしても目の前の利益ばかりを追うようになってしまいがちです。

まぁ投資を始める目的はほとんどの場合「利益を得る」ためですから、当たり前と言えばそうなのですが・・・

ですが、投資は短期間で一攫千金できる宝くじではありません。

世界の状況や景気によって左右されます。

ピンチとなる状況もありますが、チャンスとなる状況も起こるわけです。

しかし、それも短期間で辞めてしまえば起こりません。


打席に立てばチャンスはある

よく投資で成功している人たちが取り上げられますが、その裏では8割の人が失敗していると言われています。

もちろん、その割合だけを聞いてしまうとほとんど勝ち目がないと思うでしょう。しかし、投資を始めて一発で大きな利益を得られる人はほぼいないでしょう。

よくメディアなどで取り上げられているような「手取り30万円のサラリーマンが資産3億円達成!」などの例は、何度も何度も取引して損益を繰り返してたどり着いたものなのです。

つまり一度損を出してしまったからといって投資そのものをやめるのではなく、損を出しても投資を続けていたからこその結果と言えます。

野球で例えるなら、素人が打席に立ってもいきなりホームランを打てる確率は限りなく低いですが、打席に立ち続ける限り、ホームランが打てる可能性はあります。

最初は空振りかもしれませんが、だんだん球を打ち返せるようになり、次第にヒットを打てるようになり、球が遠くへ飛ぶようになっていけばホームランも夢ではなくなります。

立ち続けるにはどうするか?

ですが、言葉で言うのは簡単です。

『いつかホームランを打つ!』と宣言しても、空振りばかり、当たっても凡打ばかりでは気力が保ちません。

もちろんホームランを打てなくてもバットが持てるだけでも楽しい!という人は大丈夫だと思いますが…そのような人は少数でしょう。

プロ野球の世界では、年間100試合以上して打率3割を越えれば強打者の仲間入りです。

プロならば自分の人生がかかっていますから、成績に関係なくできる限り打席に立ち続けなければいけません。

一方で我々のような本業が別にある一般の投資家は、無理に打席に立つ必要はなく、気力がなければ『投資を辞める』という選択肢が簡単に出てきます。

しかし、投資で利益を上げるには続けることが重要である以上は損をしてしまっても、何とかして投資自体から離れないようにしなければいけません。

投資の初心者が、「どうすれば勝てるか」を考える以前に考えるべきことは「どうすれば投資を続けられるのか」なのです。

投資から離れないために…

投資から離れないためには、その方法を知っておく必要があります。

先ほどのバットを持つだけで楽しい人のように楽しければ続けられるでしょう。

もちろん、投資では利益が出れば誰でも嬉しいわけですが、それが難しい場合にはどうしたらいいのでしょう?

もっともやりやすいのは、値動きによる利益以外の楽しみを見つけることです。

例えば株式投資では、配当金や株主優待があります。証券口座に入金があるのはやはり嬉しいですし、優待券を使ってサービスを利用するのはちょっとだけ優越感に浸れます。(笑)

また、相場や自分の保有する銘柄の値動きが気になり、日常生活に支障が出るようなときはあえて相場はみないで「投資を休む」(辞めるのではありません!)ことも重要です。

周りが儲かっているときなどは自分が乗り遅れている感覚になり、焦って相場が気になってしまいますが、取引をしていなければ損もありません。

「利益が出ない」のではなく、「損を防げた」という事実は非常に大切です。利益が出ていなくても損をしなければ資産は減りません。

利益が出ない自分を責めるのではなく、損を防げた自分を褒めましょう!そして、損をしても決して悪いことではありません。

最終的に勝てばいいわけですから、投資を続けられるようにまずは自分のやる気を保てるようにしましょう!

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