夢は忘れていく
昨日、助産院に行ってきました。
先週、知人から、一つの助産院を
「ぜひご縁して!」と紹介されて
HPをみてみました。
すると、その取り組みや理念、
毎月の講座なども目白押しで、
すぐにその助産院が気に入りました。
ご縁すべく、教えてもらったその日にご連絡し、
お時間をとっていただき、面談でした。
私は小川糸さんの「つるかめ助産院」という本を
数年前に読んで感動し、私も助産院で産みたい!と思ったのですが、
いざ妊娠したのが、40歳という年齢だったので、
自分には医療のしっかりとした病院で産んだ方がいいだろうと、
諦めていました。
そして、痛みをやわらげる無痛分娩を
今回選ぼうとしていました。
どんどん医療の方向へ進もうとしていたのですが・・・
無痛分娩で検索して通い始めたクリニックで、
計画無痛分娩のお話を聞いて、
(予め日程を決めて、分娩する)
私は「ちょっといやだな」と思い、分娩予約を踏みとどまりました。
赤ちゃんが生まれたい日に
でてきてほしい
そうしてお友達の助産師さんにも相談し、
自然分娩頑張ってみようかな、
そんな風に考えるようになった時に
丁度、今所属しているグループの
グルコンがありました。
「無痛分娩経験の方がいたら実体験教えてください!」と
尋ねてみたところ、なんと十数名しかいないグループの中に、
四名もいたではありませんか!!!!!
一人は、針を7回背骨にさし直した・・・
一人はなかなかおりてこなくて、結局ほとんどの陣痛を経験した・・・
さらにもう一人は、時間がかかり、ようやくでてきそうになったところ、
このままでは危ない状態だということで、急遽もう一度赤ちゃんを押し戻して帝王切開からの、輸血が必要な状態に・・・
もう一人も、結局すんなりいかずに帝王切開になったような・・・
無痛分娩がすんなりいった方が、
その日にお話しを聞いた中で、
一人もいなかったという・・・・・・
痛みが怖いと思っていた私は、ずっと今回
無痛分娩一択だったのですが
お腹の赤ちゃんともお話し、
通常分娩で頑張ってみることにしました。
それには池川明さんの本を何冊も読んだこともあり、
私は赤ちゃんの意思を尊重しようと思うようになりました。
赤ちゃんがどう生まれてきたいのか
赤ちゃんとよく話しあうことにしました。
そんな中で、今回
この助産院で生まれたいかを
ほーちゃんにきいてみると、
答えは〇でした。
さらには、
今まで「ここがいい」と
心から思えるところが私自身なかったのですが、
「ここで産みたい」と
私も思いました。
お電話で問い合わせたところ、
40歳初産は、受け付けていないということでしたが、
一度、助産院に伺って、お話をきいてもらうことにしました。
そして昨日夫と一緒に行って、
自分の気持ちを話しました。
もしかしたら大きな病院に途中で
転院になる可能性はありますが、
ひとまず受け入れてくださることになりました。
私は本当に自分が心から願っている
自然の力を活かすお産を以前は願いながら、
年齢があるから・・・
医療があった方がいいから・・・
色々な一般的な考え方で諦めた時点で忘れ、
どんどん医療を加えるお産を選ぼうとしていました。
夫はどんな選択をする時も、
君の直感が一番だから、
俺は君が決めたことが一番いいと思うと
寄り添ってくれています。
今回の決断に少し怖さがあります。
でも、何度も赤ちゃんとも話しました。
そして、夫もその産院が気に入り、
さらに、これからは、エコーなど、夫も一緒に赤ちゃんの姿を
観られる機会が増えるので、とても嬉しいです。
この1か月で、私は、
お腹の中のほーちゃんに話しかけ、
だんだん覚悟ができてきました。
ほーちゃんと一緒にがんばろうと思えるようになりました。
それまで、一人で痛みと戦わなくてはいけないと
そのような考えで、どう痛みを回避するのか
そっちの方へ意識が向いて、どんどん何かを加える方向に
いっていたように思います。
私にとっては、本当に私が好きなことや望みは
できるだけ自然に ということだなと思い出しました。
自分の思い込みや執着
世間の観かたや常識
もう一度そういうものを取り払って、
自分の「こうしたい」に
従ってみようと思います。
自分の本当はしたいを大切に
その結果は思う通りにいかなくても、
それは必要だから起こったこととして
受け止めようと思います
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?