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コミュニケーションは呼吸だ!

あなたはいつからコミュニケーションしてますか?

「あなたはいつからコミュニケーションしていますか?」と聞かれたら、あなたは何と答えますか?

そもそもコミュニケーションの定義なんだっけ?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんので、ご共有しますね。

情報伝達や意思疎通などの表現、また意思を伝え合う、交流を図るなどの行動を指す言葉

https://www.kaonavi.jp/dictionary/communication/

つまり、他者と意思疎通を図るための行動を指します。

おそらく幼稚園・保育園に通っているころは、両親やコミュニケーション取っていましたよね。
その前となると、すでに記憶がない方も多いかもしれませんね。
お子さんがいらっしゃる方は、お子さんがコミュニケーション取ろうとした時期を考えてもらうといいかもしれません。

何が言いたいかというと、コミュニケーションって、呼吸と同じくらい、教えてもらうことなく無意識のうちに始めているものだということです。

コミュニケーションは呼吸だ

コミュニケーションは呼吸だ。
大げさかもしれないけれど、そのくらいのレベルで近しいと感じています。

あなたは呼吸についてどのくらい意識していますか?
近年やっと瞑想やマインドフルネスなどが日本でも知名度が上がってきましたが、呼吸はあまりに無意識すぎて、自分が普段どのように呼吸しているか知っている方は少ないかもしれません

呼吸は「吸う」「吐く」がセットですが、どんなバランスで呼吸していますか?
どんな時に呼吸が浅くなってますか?

でも、呼吸は人間が生きていくベースです。
無意識の間にベースが乱れていく可能性があるということになりますね。

コミュニケーションは呼吸と比べると注目度は高いように思います。
コミュニケーションは人間関係におけるベースであり、マネジメントにおいても、新入社員も、「コミュニケーションは大事」と思っている方が大半のはずです。
でも、大事だと思っていても、自分のコミュニケーションスタイルを知れているかは別です。

息を吸うように私たちはコミュニケーションをしていますが、
・聴くことが多いのか、話すことが多いのか
・どんな時に自然に話せて、どんな時はコミュニケーション取りにくいと感じるのか
・どんな聴き方をしているのか
・どんな時はコミュニケーションを意識できて、どんな時は無意識になってしまうのか

「コミュニケーションは大事」と分かっているのに、自分のコミュニケーションスタイルを知れていないのは、とても怖いことだと感じています。

テクニックの前に自己理解を

コミュニケーションに関しては関心度が高いこともあり、コミュニケーションに関するテクニックに関する書籍や情報がたくさんありますよね。
もちろん、これらのテクニックを学ぶのも重要なことです。
ですが、もともとの自分のコミュニケーションスタイルを理解していないとそのテクニックはうまく生かせないのではないでしょうか

テクニックもすべて導入すればいいというわけではなくて、自分に合うものでないと逆効果になることも。
例えるならば、もともとの自分のコミュニケーションスタイルが地盤・基盤で、テクニックという材料を使って目指すコミュニケーションという建物を作っていくイメージです。

どんなに素晴らしい材料を使って素晴らしい建物を作ろうとしても、地盤に合っていない建物だったら、傾いてしまったり崩れてしまう可能性があります。
一方で、自分のコミュニケーションスタイル、地盤をしっかりと理解できていれば、建物が傾いたり崩れないように地盤を整えることもできるはずです。
コミュニケーションや心理学などを学んでいるのに、全然コミュニケーションを進化させられていない。。。といういう方は。もしかすると目指しているコミュニケーションに目が向きすぎているかもしれません。

あなたの地盤はどんな地盤ですか?
どの地盤がよい、悪いはありません。
「コミュニケーションは大事」と思っているなら、すぐにテクニックに走るのではなく、まずは自分のコミュニケーションをメタ認知してみましょう

コミュニケーションスタイルのチェック方法

では、どうしたら自分のコミュニケーションスタイルを知ることができるのか。
いろんな方法があると思いますが、いくつかおすすめをご紹介します。

①フィードバックをもらう

普段コミュニケーションをとるチームメンバーやマネージャーなどから、コミュニケーションに関してフィードバックをもらうことは良い方法だと感じています。
ポジティブなフィードバックだけではなく、ネガティブなフィードバックもしてくれる人にお願いするのがいいでしょう。

フィードバックを経て自分自身のコミュニケーションスタイルを理解しつつ、テクニックも合わせてコミュニケーションを改善したときに、一番変化を感じてくれる人も彼らでしょう。

Andyコーチがコーチングについて講座を受けるときにも、コミュニケーションをした相手・第三者にフィードバックをいただきます。
コーチングやカウンセリングなどコミュニケーションに関する講座ではよくある形なので、やはり効果的な方法なのだと考えています。

②録画・録音して自分のコミュニケーションを聞いてみる

リアルな自分のコミュニケーションを客観的に知れる方法は、自分のコミュニケーションの録画・録音を見る・聞いてみるというものです。

正直、とっても恥ずかしいです。
でもこの方法をおすすめする理由は、メラビアンの法則が存在するからです。

メラビアンの法則というのは、コミュニケーションをする際に影響を与える要素は、視覚情報が55%、聴覚情報38%、言語情報7%であるという法則です。
※視覚情報:表情やジェスチャー、しぐさ、視線など
※聴覚情報:声質、声量、口調、テンポなど
※言語情報:言葉の内容や意味合いなど

コミュニケーションというと、音つまり、聴覚情報や言語情報に気が向きがちですが、半分以上が視覚情報だというのは興味深いですよね。
どんなタイミングでうなずいているのか、目線がどこを向いているかなどは、他者にフィードバックしてもらうことも結構難しいことだと思うので、録画をしてみるのがよいでしょう。

また、どういう相槌を打っているのか、相手の話に被せて話してしまっていないか、どのくらいのスピードで話しているのか、などは録画・録音で聞いてみるとよいでしょう。

ただ、録画・録音となると、「よし自分のコミュニケーションスタイルを知るぞ」と意識をかなりしている状態だと思います。
なので、無意識状態のコミュニケーションスタイルはなかなか知れないかもしれないので、他者にフィードバックをもらうのと併用するのがよいと考えています。

コミュニケーションをとる相手には、録画・録音の承諾を得ましょう。

③診断テストを受ける

こちらはおまけです。
①②の方がより自分のコミュニケーションスタイルを知ることができますが、他の人にお願いしてからは始まるものなので、この記事を読んですぐにできるものではないかもしれません。
診断だったら、この記事を読んで5分もあれば簡易的に自分の傾向やコミュニケーションスタイルの方向性を知ることができます
この診断テストを受けて終えるのではなく、出た診断結果をもとに、フィードバックを周りに求めていくのがよいと思います。

これらの方法で、いかに自分自身のコミュニケーションに対して、呼吸と同じように普段無意識であるかを知っていただけるかと思います。

自分の現状を知ることは、人によっては苦なこともあるかもしれません。
でも、まず現状を受けとめる、もともとの自分自体をそのまま受け止められていないと、進化はできないと私は信じています
コミュニケーションについて目標と立てて改善していきたいけど一人では不安、心がおれそうという方には、コーチングサービスを受けることもおすすめです。
コーチがあなたの目標達成に向けてサポートします。

コミュニケーションは呼吸
無意識でできてしまうからこそ、意識していきましょう

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