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Andyの学びマガジン2023_013「メンバーの考える力」
「Andyの学びマガジン」第13弾!
Andyコーチが日々情報収集する中で見つけた記事やレポート・論文を補足知識や考えとともにご共有します。
本記事はメンバーシップ「Salon de Andy for Managers」メンバーの特典記事です。
※メンバーシップに参加されてない方も購入すれば閲覧できるようになっています。
ぜひみなさんが感じたこと・考えたことコメントでシェアくださいね!
今回のテーマは、
「メンバーの考える力」
です。
あなたのメンバーは考える力ある?
マネジャーとして理想のチームを様々なマネジャーの方に聞いてみるとよく出てくるのが、
「メンバー全員が同じ方向を向いて主体的に考えて行動できるチーム」。
そんなチームを目指すうえで、
「メンバーが主体的に考えてくれない」
「メンバーの考える力が乏しい」
など、悩みを持つマネジャーも少なからずいらっしゃるかと思います。
私自身もマネジャーをしていて、メンバーの考える力の重要性を感じています。
メンバーが考えて動いてくれることで、
・チームの可能性がマネジャーの思考の範囲を超え、チームの力を最大化させることができる
・指示をしなくとも、仕事を取り合ってくれる
・自ら学んで情報をとってきてくれる
・マネジャーがマネジャーにしかできない仕事に集中できる
他にもメリットがたくさんあると感じているので、私自身メンバーが考えて自立自走できるような状態にできるようコミュニケーションをとっています。
今回は、メンバーの考える力ってそもそもどういうものがあるのか、その考える力を養うためにマネジャーがやってはいけないこと・できることについて一緒に考えていけたらと思います。
考える力って何?
「考える力」って一言で言っても、その定義はひとによって少々異なるかもしれないなと考えています。
皆さんとのイメージ合わせのためにも、国として発信されている定義についてご共有しようと思います。
2006年に経済産業省により社会人基礎力というものが提唱されています。
社会人基礎力は、多様な人々と仕事をしていくうえで必要な基礎的な力で、「前に踏み出す力」・「考え抜く力」・「チームで働く力」の大きく3つに分類される12の能力で構成されています。
「考え抜く力」には「課題発見力」・「計画力」・「想像力」の3つがあります。
この3つを考える力の要素として捉えて進めたいと思います。
![](https://assets.st-note.com/img/1688744301223-5ccPbQNzQU.png?width=1200)
メンバーを「指示待ち人間」にしてしまっているのはあなたかも?
メンバーの考える力を養うということを考えるときに観点として2つあると考えます。
A:もともとメンバーが持っている考える力を抑制しない
B:もともとメンバーが持っている考える力を成長させる
まずは、A:もともとメンバーが持っている考える力を抑制しないについて考えてみたいと思います。
元々メンバーが持っている考える力を抑制してしまうと、
メンバーは思考停止状態で指示待ち人間になってしまう可能性が高いです。
マネジャーとしてはありがたくない状態ですね。
でも、その状態を作ってしまっているのはマネジャーのあなたかもしれません。
例えばこんなことしていませんか?
![](https://assets.st-note.com/img/1688785725121-Nl5YP87F6g.png?width=1200)
もちろんメンバー側が適切に報連相したらこうならなかったかもしれませんが、
「自由に考えて、任せるよ」と言ったにもかかわらず、別の機会で「自由に考える」「任せる」要素がない発言をしてしまうと、メンバーは混乱してしまうでしょう。
混乱した挙句、任せるといわれたとしても、自分で考えることを止めてマネジャーの答えを探してしまうかもしれません。
そののち、マネジャーに聞くようになったら、マネジャーから「そのくらい自分で考えてよ」って言われるのも想像できますね・・・
ここには、ダブルバインドという心理学が働いています。
ダブルバインドとは、二つの矛盾したメッセージを同時に受けることで、心理的なストレスを感じたり、混乱したりすることを指します。
マネジャーとしては悪気はない言動かもしれませんが、些細なことがメンバーの考える力を抑制するきっかけになってしまうかもしれません。
では先ほどのマネジャーはどうすればよかったのでしょうか。
記事①:メンバーが持つ考える力を引き出すマネジャーのフォロー
先ほどのマネジャーは、メンバーに任せることで考えてみてほしいと考えたのだと思いますが、もしかするとまだメンバーには企画を考える道筋をうまく立てられず、マネジャーにとっても「あれ?」ってなるような進捗だったのかもしれません。
マネジャーは、メンバーの状況に合わせて、任せつつも本人が考える力を発揮できるようなフォローをしていく必要があります。
こちらの記事にはそのヒントが書かれています。
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