キャリアの究極の選択!?あなたはどうする?
あなたは今までどのようなキャリアを歩んできたでしょうか。
またどんなキャリアを今後歩んでいきたいと考えているでしょうか。
悩まれてる方もいらっしゃるかもしれませんね。
単線型キャリアと複線型キャリア
単線型キャリアと複線型キャリアというのを聞いたことがありますでしょうか。
単線型キャリアは、1つの企業で1つの分野・役割に集中するキャリア
複線型キャリアは、単線キャリアから企業・分野・役割の幅を広げたキャリアを言います。
※企業・分野・役割を今回簡易的に用いていますが、他にも要素があるかもしれません。
あなたはどちらのキャリアを歩んでいるでしょうか。
Andyコーチは複線型キャリアを歩んでいます。
いままでずっと1つの企業で働き続けていますが、技術者・技術営業・人事と職種が変わったり、担当者からマネジャーになったりと幅を広げてきました。
Andyコーチのキャリアについては下記のnoteにまとめておりますので、ぜひご覧ください。
それぞれメリットとデメリットがある
このようにみると、複線型キャリアを歩んだ方がいいと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、そういうわけではありません。
どちらにもメリットとデメリットがあると思っています。
それぞれご紹介します。
単線型キャリア
〈メリット〉
1つの会社や環境に最適化しているため、業務が効率的になる
熟練度も上がるため、その分野・環境においてプロになれる可能性がある
〈デメリット〉
その分野・環境に最適されすぎているため、他社や他の職場で転用できるスキルが少ない
ほか分野・環境の視点がないため視野を狭め、視座が高まらない可能性がある
複線型キャリア
〈メリット〉
得た様々な経験を掛け算的にキャリアを伸ばすことができ、他社や他の職場で転用できるスキルを持てる可能性がある
視野広げ視座を高められる可能性がある
〈デメリット〉
その分野のプロとはなれない可能性が高いので、器用貧乏のようになり「自分は何屋?」で悩む可能性がある
特定の領域に関して一定以上のスキルが必要な仕事は受けられない
あなたはどのキャリアを進む?1番大事なことは…
転職のハードルが低くなったり、企業内でもキャリア自律を実現できる制度が増えたりなどしているため、昔よりも複線型キャリアを歩みやすくなったと感じています。
先ほど紹介した記事にもある通り、Andyコーチは複線型キャリアを歩んでよかったと思っているため、複線型キャリアの良さを伝えておりますが、単線型キャリアも複線型キャリアもどちらがいいというわけではなく、どちらも組織にとって必要な人材だと考えています。
あなたはどちらのキャリアを歩んでみたいですか。
単線型キャリア・複線型キャリアいずれにしても、Andyコーチが1番大事だと考えていることは、お互いのキャリアと良さを尊重しあうこと、弱みは補完し合うことです。
こんなお互いのキャリアの弱みを見ても仕方がないです。
このような状態が続くと、組織のメンバーの同質性を高めてしまうことでしょう。
このようにお互いのキャリアの強みを尊敬し合い、お互いの強みを借り合うことができると、組織としていろんな人がいるシナジーが出てくると考えています。
お互いのキャリアを尊重していきましょう!
特にマネジャーをされている方は、あなたの経験から「こういうキャリアがいい」とついつい思ってしまうことがあるかもしれませんが、メンバーがどういうキャリア思考性を持っているのかをしっかり対話し、彼らの思考性に合わせて機会を提供することも重要だと考えています。
いかがだったでしょうか。
自分自身のキャリア・メンバーのキャリアを考えるヒントにしていただけると嬉しいです。