これが悔しいから、頭を使っていきることにした。
今更ながらな単語を持ち込む。
「VUCA時代を生きる私たち」なんていう
瞳を閉じれば瞼の裏にいるくらい見慣れた単語を
今回は逆手に取って考えてみる。
さっそく、話を脱線して見せるが
VUCAがそれぞれ何を指すのか思い出せない。
Aは曖昧(Aimai)だ!って間違えた覚え方でいいとして、
・変動性(Volatility)
・不確実性(Uncertainty)
・複雑性(Complexity)
・曖昧性(Ambiguity)
の頭文字をとって特徴づけられ
VUCA時代と現代社会の特徴を表す造語ですが
まさしくそうよね。
十年ちょっと前に、
「終身雇用の企業に入社できて、人生安泰だー!」
って思ってたら急に
「トヨタも終身雇用ムリって言ってるし、うちもムリーーーー」
っていわれてしまったり
コロナやウクライナ戦争やら
えげつない円安が繰り広げられたら
「海外展開してく!」って数年前に意気込んでた企業も断念して
「まずは国内の基盤強化を」って軌道修正しだしたりしてね。
「あれ?予定と聞いてた話とちがう。」
「計画がかわってきた。」
「こんなことが起こるとは。。」
なんてこと山ほどあるでしょうよ。
さてこんなにムズカシイ世の中で生き抜くには…
って考えてると、ある一つのことに気づく。
「昔は単純でよかったよなーーー。」
200年前に、電球で光を作り出すだけで
超有名発明者になれた時代ですよ?
戦争で扱うレーダーの実験をしていたら
ポケットのチョコレートがよく溶けているから
調理器具に活用したら便利かも!
っていって電子レンジができたりね。
80年前なんて白黒テレビと洗濯機と冷蔵庫が開発されただけで
3種の神器って呼ばれるくらいですから。
今や、テレビもインターネットに繋がって
洗濯機なんて乾燥まで一貫して行ってくれたり
冷蔵庫の中身をスマホで確認できるうえに、
アプリで足りない食材を提案されたりと。
複雑になってますなーー。
「今までになかったものを新しく生み出す」
0→1の発明は本当に半端じゃないことではありますが
何もない、当たり前のレベルが低かったからこそ
何かを電動化したら、制御できるようになったら
大発明になるっていう時代ですよね。
こんな感じで科学技術やIT技術が進歩して
大胆に生活が変わることのはわかりやすいですよね。
しかし、もっと身近で些細なことでも
生活が楽になることってあるんですよね。
例えばしゃもじ!
しゃもじの表面の形状や素材を変えれば
お米がくっつきにくくなったり。
これってヨーグルトの蓋の裏側と同じように
蓮の葉から着想して開発されてたりね。
もっと身近なこと言えば
毛布の上に掛け布団をかけるより
かけ布団の上に毛布を掛けたほうが保温性が上がるとか。
100均のお手軽商品なんてほぼほぼ
形状や素材を変えたり、汎用品から専用化させたりで
発想の転換で開発されたものばかりじゃないですか!
もうね、こういう、
「ちょっと考えたらわかるやん!」っていう新商品やら
ライフハックを見つけると
もう悔しくて仕方がない。
中には、膨大な経験の末に生み出される、
一見したらだけではわからない発明なんかもあるけど
それすら気づけなかったことに尋常じゃない悔しさを
覚えるんですよね。
もうすこし拡大解釈すれば
「そんなこと他人に言われんでもわかっとるわ。」
って思うことでも、ついやってしまうことを
「こうすれば防止できるよね」っていうことを
自ら気づけなかったり。
昔は単純でよかったよね。
って思う反面でこう思うことがある。
具体的で些細なことなら、まだあまり知られていなくて
考えればわかること、解消できる工夫なんてものが
まだまだあるんだろうっって思うんですよね。
これにいかに多く気づいて、商品化できるか。
より多くを望むなら、それを特許化できたら
生活が豊かになるだろうな。って
これまたそんなこと言われんでもわかってるわって
思われそうですが
こんなこと考えている人、周りで見たことないんですよね。
ぼくは結構本気でこれに取り組んでますね。
生活に限らず、日々の業務や仕事のなかからも。
経験した業種で事業立ち上げることなんかも
この姿勢のおかげかな、なんて思ってたりします。
1受け取ったら2にも3にも拡大できて
ほかのことと組み合わせて8にも9にも10にも展開できるって
素晴らしいじゃないですか。
クリエイティブを諦められない。
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