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【小ネタ】 税理士試験出題の実際 

ブラックユーモアにはぴったり(?)

※ noteの打刻は、自作ノートの下書き保存した日付ですが、現在書き足して完成させようかという段階では、税理士試験(財務諸表論)受験後の話です(2024年8月7日)。



プロの予測に従っといた人は正解(の回)?


プロの予測(ただし複数校の掛け合わせ)恐るべしですね。
少し下に貼っとく画像の問題文、
出題予想ランキングの画像と併せて眺めて見てください。

棚卸資産が最も怪しい、という予測だったんですよ。
実はこのnoteで販売されていた記事で👇。

この中でプロの方々は、総じて、下掲のスクリーンショットのように予測なさってました。

👆 複数校へのインタビューで集計したものとのこと。
ちなみに、期日が過ぎて配送されたウェディングケーキ(?)と同じで、
もうこの部分だけ切り取って借用しても無意味無害、
むしろ記事の評判を上げると判断して借用。

本番で問題用紙を開いて刮目した

60点合格の試験で配点16点。
準備してた人はキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!だったかもしれませんね。

予備校の予測能力はすごいっす😅

で、僕は製造業周りばかりやっていましたが(流石に気にして、棚卸資産の定義とかさわりはやってましたが)、それだけが言い訳じゃなく😅。

ちまちま原稿補正して、先日、kindle作家デビューしました(リンクをプロフィール欄やサイトマップに貼る予定です➡後日付記、貼りました)。

出版日、8月3日😅
試験日、8月6日🥶
同時並行能力が(あんまし)ない人ですが、読んでやってください。

(本の中身は資格のダブルホルダーとして淡々と学習目標を仕上げる中身なんですが…帳簿関係の学習ではコケています😅数的なセンスの問題か🥶)

以下は、移動日前日までに書いといたノートなんですが、結局開示せずに本番に臨んでいました。

本番は見事に、この大問の一部にだけ、製造原価といった単語くらいしか、製造業は来ませんでした😅

ズコー(素直にやっとけばタイムロスしなかったのに)🥶

※ 記述について実は「全く何も書けなかった」ということはなく、理屈としてはこうも言えるだろうという当たり障りないことを書いては来たんですが😅でも、悩んでる間に他の試験問題に当たれなかったのは悔やまれます。

ついでにいうと

(僕の知る)予備校の予想にありませんでしたが、もう一つ気になる小問、社債の説の対立も「ええ?」って感じでした。償却原価法とか計算方法で教わることの背後にそんな対立軸が?みたいな…😅

やっぱ、一つしか物差しがないって危険なんですな、たかだか試験問題への個人レベルの対処でも…😅

とかなんとか言って、深く知ろうとすると、深掘りの時間分遠回りするので、国家試験では禁物とか釘刺しもされますね。どっちや…🥶


試験日までに書いておきたい、と思っていたのですが、遅筆が祟ってもうすぐ試験日です🥶

完全に下書きで、図面を載せる予定まで書きこんでいますが、ネタとして開示してみることにしました。

試験日に間に合わなかったノートみたいな……。
後日書き足すとは思いますが…😅


事業資産と、費用配分の原則

費用配分原則は別名、原価配分原則だったりする😅

ここに事業資産の図を。

棚卸資産の範囲

定義

棚卸資産とは、以下のいずれかを指す。

  1. 企業がその営業目的を達成するために所有し、かつ、売却を予定する資産。

  2. 販売活動および一般管理活動において短期的に消費される事務用消耗品等。

因みに、➀の売却には、市場価格の変動による収益を企図したトレーディングも含まれるんだそうで。

いや、営業目的と関わらんやんねなどと思う。だって、トレーダーって職分が別途存在するじゃない?これだから役所の定義づけってのは以下略

共通点

棚卸資産には、「給付の費消を、物理的な変動に応じて把握できる」という共通点がある…とされる。

➡ とはいえ、理系脳からすると、物理的にも色々あるがなというツッコミが入りそうではある。量子物理学とか関係ないだろうし。

具体的範囲

連続意見書第四に定める4項目のいずれかに該当する財貨又は用益である。
と説明される。

いや、解(説)き明かすのは別書なのだから、この一文は職責を譲っているだけだが。

棚卸資産の取得原価

3つの想定場面。

購入

購入した棚卸資産の取得原価は、
原則として、購入代価に付随費用を加算して算定する(B/S原則五A)。
例外としては、付随費用のうち、重要性の低いものを取得原価に参入しなくて良い(注解1(4))。とされている。

棚卸資産の取得原価が借入金に拠る場合、返済時に支払う支払利息があるはずだが、これも一見すると購入に必要だった金銭に紐づいているとも思える。

では、これを取得原価(の一部を構成するもの)として解して良いか?という論点が密かにある。

答えはノーで、当たり前といえば当たり前なのだが、答案に「あたぼうよ」と書いて受かるはずないので、理由を文字として書き分けねばならない。

学術的には、「いやいや、それは銀行等金を貸す人たちとの金融取引からの派生物であって、購入取引じゃないだろ」というふうに取引の性質の異質性で切る、と説明するようだ。

製造

➀原価計算

②製造原価報告書

交換・贈与等

棚卸資産の費用配分

ここに計算法のツリー図。

数量計算



単価計算


棚卸資産の貸借対照表価額



以上が作りかけの残滓でした😅

という感じで、項目だけはなんかそれらしいことを並べていました。

が、アタマは受験業界ジンクスの製造業周期に引っ張られ過ぎていたかもしれません。

無駄なこだわりは怪我の素なんでしょうな。🥶

よ~し次は建設業経理士1級の努力に以下略

 いつも述べていることなんですが、これは税理士さんになる登竜門としての会計学の試験ですけれど、財務諸表の作成能力と、読解能力は別物だと僕は考えております(そうでないと、建設業経理士1級や中小企業診断士試験などで、財務分析の枠が別途あるはずがない)。

 その辺は、どの記事でも行間から滲んでいるかもしれませんが、初めて来てくれる方に向けて、一応、明文化しておきます。

蛇足な注意喚起

▷共同マガジンの紹介

ご縁があって、3つの共同マガジンに参加させていただいております。
皆さん、精力的に日々ご更新されているようです。
もし、お時間があれば、以下のリンクから辿ってみてください。

先方としてはブラックユーモア回から繋がってほしくないかもしれませんが😅。


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