気付き始めた僕を抱き締めて
もう少しで母さんに会える
1年が訪れるのは早く感じた
全てにおいて正義が存在する
このまま生かされている自分に
今目を覚ました
あの日を境に僕の人生は
変わり始めた
学歴も地位も家も母さん父さんも失い
生活の基盤をわからなくなった
母さん
何時までも母さんが居てくれると
信じていた
そろそろお盆の休みが訪れる
多分墓参りに行って
部屋でゲームしている筈
彼女が欲しい
そんなに僕が嫌いなら最初から
近づかないで
自分を守る為に正義を振りかざす
決して悪に背を向けてはいけない