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旧NISA問題
新NISAが始まって早くも半年以上が経過しました。
このところ続く株価急落も、新NISAで積み立て投資を行っている方にとってはボーナスステージのような感覚ではないでしょうか?
現時点で新NISAは制度上、永久に無税での積み立てが可能となってますが、問題は旧NISA。特に「旧一般NISA」です。(「旧つみたて」ではない方)
新NISAが順調で、うっかり旧NISAに投資していたコト、忘れかけてる人いませんか?
旧一般NISAは制度上、非課税期間は5年間しかありません。(「旧つみたて」は20年もあります)
それを過ぎるとNISAから一般口座に移管され、移管後の運用益は非課税ではなくなってしまいます。
そのため、非課税の恩恵を受けるのであれば、どこかのタイミングで旧NISAから新NISAに移行しなければならないという課題があるのです。
やはり旧NISAは画期的ではありましたが、矛盾や問題点がある制度でしたが、「新NISAで随分良くなった」という感想です。
この旧NISAの投資額、もちろん非課税という点に目をつぶって、そのまま運用を続けることも可能ですが、もし新NISAの枠が余っているのであれば、積極的にそちらを活用したいですよね。
私の場合、妻が旧NISAの一般を利用していたので、売却のタイミングを計る必要がありました。
(インデックス投資なのにタイミングを計る必要がある、しかも5年以内という長期投資としては短い期間なのが、思想と制度設計に矛盾がある点です)
2020年から投資を開始していた旧NISA(S&P500)は既に十分な利益が出ていること、また今年は大統領選挙前に相場が荒れそうな気配もあったため、7月に入ったタイミングで一度すべてを売却してしまいました。
そして新NISAの空いている枠を使って、随時積み立てと、成長枠に振り分けて投資を再開しています。
旧NISA口座をお持ちの方はもう一度制度を見直して、有利な制度を最大限活用できるよう検討してみてください!