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2022年7・8月映画感想
前回2022年上半期映画ランキングをやりましたが、一つ気付きがありました。半年に一回では一度に書く量が半端なく多い。そして観た映画の一部しか取り上げられないと。今更ながら気付きました。
そこで2か月ごとにまとめてはどうだろうか?という事で、とりあえず観た映画を振り返るコーナーを始めました。ここではランキングは特につけず、ダラダラ語りたいと思います。
夏場の冷やし中華のようにいつの間にか終了している可能性は否定出来ませんが、2022年7・8月に観た映画感想をまずはお届け致します。
2022年7月1日はどういう訳か「リコリス・ピザ」「わたしは最悪。」「ELVIS」といった話題作が同日公開の、どうかしてる日でした。
皆さんはこの日をどう迎えられましたか?
そして日本映画です。
「こちらあみ子」日本映画はやはり面白い。観続けたい。そう思わせてくれた作品。
これが初監督作となった森井勇佑監督。とんでもない傑作をいきなり生み出してしまいましたね。次回作がホント楽しみ。
そしてNetflixからのアクション大作。「グレイマン」。最初、MCU的なヒーローものでついにライアンゴもか。。と思ったものですが。全く違った。。
このnoteは劇場公開の新作について語るという趣旨だったと思うので映画館で観て参りましたよ。てかNetflix入ってもいないんですが。素晴らしかった。とくにババーン、ガシャーンは大音量で聴いてなんぼ、劇場で観て正解でした。
クリエヴァは確かに悪役でしたがその優しいお顔は隠せませんね。
これはシリーズ化しそうです。
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城定秀夫監督作品。
今年、城定監督作品はわたしが観ただけでも「愛なのに」「猫が逃げた(脚本)」「女子高生に殺されたい」この「ビリーバーズ」と多く、9月に「よだかの片想い(脚本)」の公開も控えております。原作コミックを読んだことがないのですが、読みたくなります。ところで2022年公開の「夜を走る」においても宇野祥平は新興宗教の教祖の役をしていましたね。こういったらアレですが、適度な胡散臭さが実にイイ感じですよね。褒めてます。
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「C.R.A.Z.Y.」
少し前になりますが2021年12月に「ダラス・バイヤーズクラブ」「雨の日は会えない、晴れた日は君を想う」「わたしに会うまでの1600キロ」などを手がけたジャン=マルク・ヴァレ監督が58歳の若さで急逝されました。
本作は2005年公開作品ですが、日本初公開は2022年7月、当時とはLGBTQをめぐる環境も変わってきたのかも知れません。
「ぜんぶ、ボクのせい」
裏切らないのはやはり若葉竜也です。「街の上で」の青くんのことを思うと、同一人物が演じてるとは思えません。彼が出てきただけで画面がギュッと締まる。これが俳優なのかと思います。
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「春原さんのうた」
ひとつの映画体験のあり方です。
そしてこの体験は人によっては試練かも知れません。しかしその試練が大いなるカタルシスに繋がったとき、映画の懐の深さを改めて思い知ったような気がします。
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「NOPE」
月明かりで照らされた荒野、馬、黒人の美しさには息をのみます。
色々な考察が出来る作品と言われているようです。一度しか観ていないわたしには正直「?」という感じでした。しかし、SNSで皆さんの考察を拝見しては、ひとり部屋で感嘆しております。これは二度目を観に行くべきかもしれません。いや、行かねば。
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「サバカン」
「こちらあみ子」もそうでしたが、ロケーションが最高に素晴らしいです。地方の港町の風景の美しさに感動し、日本にもまだこんなところがあるのかと思いました。
尾野真千子はあみ子にも母親役で出ていますが、全くタイプの異なる母親を演じていました。竹原ピストルとの掛け合いも抜群で、この夫婦を観られただけでも胸熱てすね。
エンドロールで井上陽水の「少年時代」が脳内で流れていましたね。
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以上が2022年7・8月劇場公開の映画感想でした。