見出し画像

終戦記念日に【戦争タイムトラベル映画】を考える

タイムトラベル映画大好きりゅうさんです。

今年も終戦記念日がやって来ました。
戦争の記憶を持つ人がどんどんいなくなる中で、戦争を自分事として考えるきっかけになる方法の一つが【タイムトラベル映画】です。

世界ではいまだに紛争が絶えませんが、少なくとも日本では二度と戦争は起こさないでほしい、そんな思いを込めて【太平洋戦争に関係するタイムトラベル映画】を集めてみました。

まだ観たことのない人も、観た事がある人も、ぜひこの機会に観てみてはいかがでしょうか?新たな気付きがあるかもしれませんよ。

1)僕たちの戦争 (2006)
監督:金子文紀、 主演:森山未來、上野樹里
サーフィンをしていたフリーターの健太は大波に飲み込まれ、気が付くと1944年の世界にタイムスリップしていた。一方、戦時中の1944年、霞ヶ浦予科練で飛行訓練をしていた吾一は雨雲に巻き込まれ海に墜落し、現代へタイムスリップしてしまう。

 それぞれの時代の二人の家族や友人すら見分けが困難である程似ていた容姿のせいもありお互い入れ替わってしまった健太と吾一。健太は1944年で特攻兵器回天の部隊へ配属され、吾一は現代の健太の恋人・ミナミに思いを寄せていく。彼らは自分の元の世界との違いに戸惑い翻弄されながらも生きていく。

入れ替わりもの❌タイムトラベルが斬新です。
現代と過去の対比で上手く戦争の空虚さが描かれています。

2)WIND OF GOD ウィンズ・オブ・ゴッド (1995)
監督:奈良橋陽子、 主演:今井雅之、山口粧太
現在に生きる漫才コンビが交通事故の瞬間に終戦間際の特攻隊基地にタイムスリップした。平和な現代に生きた二人は最初は戦争という異常事態を容易に受け入れられなかったが、仲間が次々と特攻に出撃し、帰らぬ人となるのを見て戦争と人生について深く考えざる負えなくなる。

 平和が大事というあたりまえも通じない、市井の人すら好むと好まざるとにかかわらず黙って国に自ら命を捧げるしかない集団心理が戦争の最も恐ろしい所です。

3)きけわだつみの声 Last Friends (1995)
監督:出目昌伸、 主演:緒形直人、織田裕二、風間トオル
現在のラガーマンが第二次世界大戦中の学徒動員出陣式にタイムスリップ。その時代の同じラガーマン達と知り合い交流を深めるが、みな戦争に散っていく。

 戦争で命を失った兵士たちの手紙集「きけわだつみの声」にヒントを得て作られた反戦映画。タイムトラベルも戦争も、うむも言わさず異なる環境に巻き込まれていくシチュエーションの相性がいいのかもしれません。

4)あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら (2023)
      監督:成田洋一、 主演:福原遥、水上恒司 
親や学校、すべてにイライラして不満ばかりの高校生の百合。ある日、母親と喧嘩をして家出し、近所の防空壕跡で一夜を明かすと、そこはなぜか戦時中の日本だった。

 偶然通りかかった彰に助けられ、軍の指定食堂に連れていかれる百合。 そこで女将のツルや、彰と同じ隊の仲間たちと出会い、日々を過ごす中で、彰の誠実さと優しさにどんどん惹かれていく百合。 だが彰は特攻隊員で、戦地に飛ぶ運命だった。

 たいていの戦争タイムトラベル物は男目線で描かれていますが、こちらは女性目線の作品で新たな境地を改革しました。名作『この世界の片隅に』や朝ドラに近いアプローチですね。


りゅうさんでした。
フォロー、いいね励みになりますのでよろしくお願いいたします



タイムトラベル映画について語り合うLINEオープンチャット参加者を絶賛募集中です。
下記の差リンクから気軽に登録下さい。
タイムトラベル映画の最新情報も随時お届けしてます。

オープンチャット「タイムトラベル映画調査委員会」
https://line.me/ti/g2/tbNNd-pZ1BYaWNvXFAl_Ea_WPJ0RjxAix9wybA?utm_source=invitation&utm_medium=link_copy&utm_campaign=default


Kindle本の新作『脳科学で読み解く映画の魅力 : これを読めば映画鑑賞が100倍楽しくなる』を出しましたので、ぜひ読んで下さい。
今なら出版記念の期間限定で99円で読めます。
Kindle unlimiteなら無料です。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?