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タスクシュート日記~悪習を上書きするとき一足飛びは厳禁
おはようございます!今日も今日とてタスクシュート、ふぃるです!
悪い習慣と思っているものをやめるためにはどうすればいいですか?という質問をよくいただきます。
その時に私は、悪い習慣をやめようとしないで、新しい習慣で上書きしましょう。と回答します。
これは、やめるという行動は習慣となってしまったものを止めるためには最も効率の悪い方法だからで、新しい習慣で打ち消してしまう方がより楽に目標が達成できるからです。
ただ、この上書きもまた少し曲者で、やろうとして失敗したという話もよく耳にします。
この失敗は、方法論として誤りがあるからなのですが、どこに誤りがあるかを今日はお話していきましょう。
大きな目標を習慣化するのは骨が折れる
例えば、休日にだらけて大抵ごろごろしてしまい何もできないことを直したい、という思いがあったとします。
その時に、では、新しくこの資格を取るための勉強を始めよう!と決めたとしましょう。
じつは、このパターンが失敗するときによくあるパターンなのです。
ここまででどこに問題があるのか?と感じた方もいらっしゃるかもしれませんが、このパターンでの問題は、ごろごろしているという状態から勉強するという心身ともに負担の大きいものを上書きのタスクにしたことにあります。
つまり、打ち消したいタスクと新しく始めるタスクのバランスが取れていないというわけです。
まず、休日ごろごろしているという状態は、そもそも体を起こしていない、体を動かさない、頭も働いていないという状態です。
この状態から、体を起こして、手も動かし、頭に至ってはフル回転させる資格の勉強を始める、というのは、全身に大きく負荷がかかっている状況といえますよね。
この高負荷の状態をいきなりやろうとしても、うまくいくはずがありません。
まずは一つだけをクリアしてみる
このことは、以前にこういう記事で話題にしています。
この記事でも語ったことなのですが、いきなり全力を出すことは人間には難しいのです。
にもかかわらず、私たちはどうしても、最初から全力を出す前提で考えてしまうのです。
先ほどの新しい習慣での上書きも良い例です。
本来は、以下の順番で積み上げていくべきだと思っています。
体を起こすためにやることに抵抗のないものを実施する(読書、ゲーム等)
体を動かすために少し頑張れることを実施する(散歩、筋トレ等)
頭を使う行動を実施する(ここで資格勉強ならOK!)
もともと体を起こせずに、体を動かせずに、頭も使えていないのですから、最も簡単な順番に成功させていけばよいのです。
こういうと、始めるまでに時間がかかる、と言われそうですが、時間はかかります。
なぜなら、そもそもやってきていなかったからです。
やってきていないことを突然始めようということ自体が大きなチャレンジなのです。
だからこそ、無理なく始める気持ちが大切ですし、そのための行動が大切になります。
結局うまくいかなかったというよりも、時間はかかったけどうまくいったの方が良いと思いませんか?
そのためには小さく足を出していくことが大切なのです。
最後に
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