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CCトークブログ〜トークスキルは自分の言葉を伝えるスキルであって、話すスキルではない

 おはようございます。今日も今日とてタスクシュート、ふぃるです!

 月曜日は、CCトークブログ!ついに、ついにトークスキルの話に進んでいく訳なのですが、トークスキルとは、話すためのスキルだ、と思っている人は、やっぱり消化不良を起こすかもしれません。

 実は、ペラペラ話すスキルは、どれだけ場数を踏んだかで変わってくるもので、秘訣を教われば、ペラペラ話せるようになる、というものではないからです。

 では、トークスキルの秘訣とはなんなのか、という内容を今日はお話ししていきます。


会話の中で最も大切なこととは

 そもそも、会話の中で最も大切なこととはなんなのでしょうか?

 それは、自分の言葉を的確に相手に伝えることです。

 当たり前じゃないか、と思われるかもしれませんが、これが実は難しいことなのです。

 必要な手順や、方法、語順や伝え方、声色やマインドなど、多種多様な要素で、成功することもあれば失敗することもあります。

 しかし、コールセンターでは1回の電話で必要なすべての要件を伝えなくてはなりません。

 そのための手順や方法が、コールセンターの応対には全て入っているのです。

 では、コールセンターはどんな手順で応対しているのでしょうか?

  1. 挨拶・名乗り

  2. お客様からの話をヒアリング

  3. ミラーリング・聞き出し

  4. 情報・回答をまとめる

  5. お客様に回答

  6. クロージング・挨拶

 ざっくりと並べるとこういう手順になっています。
 過去の記事で、1〜3については既にお話をしていますが、回答の前に手順が1個入っていることに気づきましたか?

 コールセンターでは、明白なものでない限り、必ず一度保留を入れることを教えています。その保留の時間で行っているのが、情報と回答をまとめる、という作業です。

 実際の会話でも、脊髄反射に近く回答してしまうのではなくて、何を話すかワンクッション、考える練習をすることで、このワンクッションの時間はどんどん短くなります。

 このワンクッションの時間が極限まで短くなった時、会話をスムーズに行う人、になるわけです。

事前にまとめるということ

 この手順を生まれつきパパッとできる人は少数ですが存在します。ですが、そういう才能がない人はできないのか?と言われればそうではありません。

 事前にまとめるということは何かを理解して、それを必ず実行する癖をつければ、誰でもできることなのです。

 では、事前にまとめるということはどういうことなのでしょうか?

 例えば私は、事前にまとめるときはこのような思考回路をとっています。

  1. お客様から獲得したニーズに手元にある情報で回答できるか?

  2. 情報が足りなければ、必要分の情報を収集する

  3. 情報が揃ったら、ニーズを解決できる回答を考える

  4. 考えた回答は、分かりやすくなっているか?(説明する順番がテレコになっていないか?)

  5. 一旦頭の中で、回答してみて、自分ではわかる状況下を確認する

  6. お客様に回答する

 結構な手順がありますね。そのため、保留が必要になるわけです。

 ちなみに、だいぶ鍛錬して慣れた今では、1〜3が同時に行われて、4〜5が同時に行われる感じになっていますが、元々はこの手順を踏んできちんと回答を作っていました。

 でも、これがわかったからとはいえ、効率的に話をすることができるものなのでしょうか?

 実は、ここまでの内容を全て体得しても、効率的な話はまだ難しいです。なぜなら、会話を行う人は複数人で行われるからです。

 複数人が、好き勝手に会話をしていると、会話はどんどん非効率になっていくからです。

 この非効率を解消するには、場をリードして、非効率の種を解消する必要があるのですが、どのようにすれば、リードできるのでしょうか?

 それは、次回のCCトークスキルでお話ししていきましょう。

 ここまでの話も含めて、もう少し深いことを知りたい時は、ココナラでコーチングも行っていますので、よろしければご利用くださいね!

最後に

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