ある先輩からの素敵なアドバイス

私は、ずっとずっと”完璧な自分”を追い求めていて、でもそれはいつも手に入らなくて自分に自信が持てなかった。

堂々と人前でプレゼンしたいのにできない。
常に冷静沈着でバリバリ仕事をしている自分でありたいのにそうじゃない。
誰に対しても優しく、いつも笑顔で明るく誰からも好かれる自分でありたいのに、人によって態度は変えちゃうし、機嫌が悪ければそっけない対応を取ってしまう。

そんな自分が成功するわけない。
そんな私が人の上に立つ資格なんてない。
そんな自分は、どうしたら”理想のあの人”に好きになってもらえるんだろう。好きになってもらえるわけがない。

そんな不完全な自分を丸ごと受け入れてほしくて、でも、結局「こんなの本当の自分じゃない」と思っているから、差し出された好意を受け取って良いのか、その好意は本当なのか、不安で不安で、自分からダメにしてしまうことが多かった。

仕事も、それは自分にはできない、って最初から諦めてたからチャレンジもしようとしなかった。

ある時、友人を通じて知り合った素敵な女性に悩みを打ち明けると

完璧な人間なんていないのよ、凹凸があるからこそ、ぴったりはまるのよ。欠けてるとかそういうことではなく、それがあなた自身の特徴で、そこにぴったり合う人がいるのよ。

と言われて、なんだかちょっとダメな自分をもう少し大切にしてあげよう、って思えた。
自分はダメ人間だー!って開き直るわけではないけれど、そういう特徴があるんだ、ってことを受け入れることができると、少し気持ちは楽になります。
きっと同じようにもがいている人はたくさんいると思うから、私がもらった素敵なアドバイスが、その人たちにも届きますように。

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