技術広報とDevRelって違うの??人事がエンジニア勉強会やってみてわかった事
最近、「技術広報」や「DevRel」という言葉を耳にする機会が増えてきました。DevRelとは「Developer Relations」の略で、技術広報は「Technical PR」とも言われています。日本では主にSNS(特にX)、テックブログ、イベントを通じた活動が一般的です。
今回は、非エンジニアである人事がDevRelや技術広報の取り組み方について触れながら、エンジニアイベントを開催し、その過程で得た学びと感想をお伝えしたいと思います。
イベント開催にあたって参考になった記事や取り組み。
まず簡単に自己紹介をさせていただきます。私は、株式会社Figuroutで人事を担当しています。「資本主義の主役を、お金から人間に」というミッションを掲げ、IR-DX SaaSを提供している企業です。2024年3月からこの会社に関わり、現在はエンジニア採用に取り組んでいます。
DevRelと技術広報は一体何が違うのか、最初はよく分かりませんでしたので、最近注目されているGensparkに相談してみました。
とのこと。
DevRelの方が双方向性がより高い関係構築をしていく印象を受けました。
実際、他社の取り組みを拝見しても、日本国内の企業は境界線がそこまではっきりせず、統合して活動している印象が強いです。
自社イベントを開催してみて(学びと感想)
今回のイベント開催の背景には、社内のナレッジシェアや新しい出会い(将来的な採用)を促進する意図がありました。弊社のエンジニアチームは、代表の中村とPdMを除き、15名ほどのフリーランスエンジニアで構成されています。全員がフルリモートで働いているため、ナレッジを共有する場を設けたり、ニッチな技術分野(例:Xbrl)に興味を持つ方々との接点を持つことを目的として、AI×フィンテック分野におけるオフライン勉強会(LT)と懇親会を開催しました。
イベント設計で工夫した点
1回目のイベントでは、社内メンバーのみのLT登壇で開催しました。特に工夫した点は以下の2つです。
ペルソナに合う人が参加したくなるような工夫
特定のAさんのSNSやブログから興味のありそうなテーマを探り、SNSで直接アプローチを行いました。初開催であるため、心理的ハードルを下げるためにラフな雰囲気を作る
参加者が気軽に参加できるよう、お酒やおつまみを用意しました。
その結果、参加して欲しかった方にも来ていただくことができ、社内からも「次回は自分がアウトプットしたい!」という声が上がるようになりました。
2回目のイベントでは、MILIZEとの共催で行い、社外の方にもLT登壇いただきました。これにより、ナレッジシェアの度合いが格段に高まり、学生から海外イベントに参加されている方まで、幅広い層が交流する場となりました。
ご登壇いただいたMILIZE松下さんのnote。
参加者からのアンケートでは、
「実務レベルの勉強会は珍しく、とても有意義だった」
「金融知識が深まった」
「アットホームな雰囲気で、初心者にも優しい文化を感じた」など、
ポジティブなフィードバックをいただきました。
次回開催イベントついて
9月18日(水)19:00~第3回イベントに興味がある方はこちらからご登録ください!
お酒🍺とアートな空間🎨でお出迎えします。
金融×AIを中心に、Difyなど最近話題の技術の話もする予定です!
また、共催等も積極的に募集しております!