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なぜ電線に布団を干してはいけないのか

「2階に住むアパートの住人が電線に布団を干している」

そんな斜め上の斜め上、もはや垂直に達する勢いのクレームが入った。クレームを下さった方は電線に干された布団の写真も撮影しているようでして。え、何その写真、見てみたい。

電線は物干し竿がわりになるらしい

ところで、なぜ電線に布団を干してはいけないのか。その謎を解明すべく、我々はアマゾンの奥地へ向かった...

というか想像力を働かせれば分かるでことでは。もしかして私の想像力が間違っていて、実は布団を干しても電線は全く問題ない作りなのかもしれない。

そこでアマゾンの奥地ではなく東電の設備担当の方にお話を聞いてみると、

「負荷で断線する恐れがあります。すると周辺一帯が停電をしてしまいます。」

そうだよね。他にも危険性がありますよね。

「はい。漏電、そして歩行者への感電の恐れがあります。

ですよね、あと火事につながる可能性もありますよね。

「はい。というか実際、これで火事が起きました。」

起きたんかい。さらに、

「断線というのは当社にっても重大な事象ですので、我々からも住人の方にしっかりとご説明をさせていただきたいのですが。」

とのことでして、皆さんも天気が良いからといって電線にお布団を干さないようお気をつけてください。

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