出る杭は打たれる空気と教育はまだ日本に根付いているのか?
失敗の本質-日本軍の組織論的研究を読んで、「出る杭は打たれる」という諺と「空気を読む」という言葉が、私の受けた義務教育と交わりながら脳裏をよぎりました。
本書では日本が戦争で負けた理由の1つとして「あいまいな作戦目的」が挙げられています。なぜ「あいまい」だったのかというと、人間関係やプロセスを重視するあまり「はっきりと意見を述べて対立を煽る」ことを避け、その場の「空気」で意思を伝える風土があったからです。
そしてこのような空気づくりは兵士の教育時から始まっています。以下、