動き出した2023年格闘技界 発表多すぎて追いつかないの巻
毎年のことだが、1月、2月は大きな大会や動きがない印象の格闘技界。
3月にK-1のビッグマッチK’FESTAから格闘技界の1年が始まったなという感じるのは私だけだろうか。
そんな3月スタートというのは今年も変わらずといったところだが、立技の3月のビッグマッチに向けてやRIZIN、そして那須川天心のボクシングデビュー戦など多くの発表があり、noteの構成や整理に時間がかかりまたお久しぶりとなってしまったが、近々1大会ごとにそれぞれの記事を出す予定なので、読んでいただけると嬉しい限りだ。
次回以降、K-1、RISE、RIZINと日本のメジャーイベントを1大会ごと記事にさせて頂くので書きやすいわけだが、今回は何を書こうかと迷った結果、2023年に入って行われた海外の試合につい記事にしようという考えが沸いてきた。
格闘技界に3月スタートという表現を使わせて頂いた今回の記事では、「世界の格闘技界はしっかり1月2月も動いているぞ」ということで、ONE Championshipで行われた試合を1つ、そして1人の選手をピックして簡単に記事にしている。
ONE Championship 世界の立技此処にあり
K-1やRISE、その他多くの立ち技団体が日本には存在し、ヨーロッパだとGLORY、アジア圏にも多々団体があり、あげたらキリがないほどだろう。
各団体にはベルトが存在し世界タイトルという名前が使われているベルトが多くある訳だが、団体の乱立により、何が世界一なのか分からないのが現在の立技格闘技の現状で、それにより団体の壁だの契約だので揉め事が発生するのだろう。
そんな状況ではあるが、私的に頭1つ2つ抜けていると思うのがONEだ。
特に70kgの階級。
そんなONEの立技のここ数ヶ月のことについて以下に書いている。
[フェザー級タイトルマッチ] スーパーボン vs チンギス•アラゾフ
この試合は2度流れている過去があり、「やっと実現」ということで期待値MAXで見ることとなった私。
スーパーボンは直近でグレゴリアン、ペトロシアンに完璧に勝ち切っていることもあり、SNSではスーパーボン有利という声が大きかったようにも思えた試合前。
ただ私の中では、アラゾフの評価の高さというのはずば抜けており、これはグレゴリアンに対しても同じであった訳で、やはり新生K-1を見ているからだろう。
対グレゴリアンの際にあそこまで完封したところを見ると、スーパーボンが上なのかとも思うところはあったが、グレゴリアンと決定的に違うアラゾフの柔のスタイルにタイ人は戸惑いとやり辛さを感じ、序盤にダウンしそのままポイントでアラゾフ勝利を予想していた。
内容としてはスーパーボンの良い所を一切出させずKO。あそこまで差があるとは。
私の予想通り1R開始早々からスーパーボンはやり辛さを感じていたはず。ただ、そこから倒し切ってしまうアラゾフには脱帽であったが、あの身体の仕上がり具合を見ればパワー差もありなるべくしてなったKOかなとも考えられた。
アラゾフの今後は、1度決まっていたグレゴリアンとの試合や、ペトロシアンと見てみたいところ。
このONEフェザー級戦線には日本人が入れる隙無しといったところか。
ロッタン ムエタイルールからキックボクシングルールの試合へ 武尊戦への準備なのか
ここ数試合のロッタンの試合はキックルールでの試合。
ONEのムエタイはオープンフィンガーグローブ。
キックボクシングはボクシンググローブ。
掴みや首相撲などの当然のルール以外では、ここが大きく違う点だろう。
ロッタン自身はそんなこと考えておらず単純にONEのキックボクシングタイトルを獲りにいっているというだけかもしれないが、日本人にとっては武尊戦を暗にアピールしているのではと考えてしまうのはしょうがないことだろう。
やはり見たいこの2人のカード。
どちらかが引いてしまうのか。
どちらかが倒れるのか。
ここまで激闘で面白い試合になることが確約されたような試合は稀である。
またこの試合には那須川天心というキーワードはどうしても出てきてしまうわけだが、この試合の解説などを天心にはして欲しくないと感じるのは私だけだろうか。
このようなことを思ってしまうのがなぜなのか自分でも分からないが。
今回の記事については、記事というよりTwitterの呟きというか生存確認のような簡易的すぎるものとなってしまったが、今後3月のK-1、RISE、4月のRIZIN、那須川天心ボクシングデビュー興行、その他格闘技界の団体間の国境溶解についての記事など投稿頻度多めになると思うので、そちらに目を通していただくと有り難いということで、今回の記事はこれくらいで。