三谷幸喜がコンフィデンスマンやりたかっただけ疑惑【スオミの話をしよう】
三谷節ちょっと薄め？もう年か？って感じられる作品だったかな。
長いシーンをお屋敷の広さを使って無駄に1テイクで撮るカメラ使いとかは三谷さんらしいなぁーとか思ったけど、面白かったけどねぇ、三谷さん好きであれば期待値は低めで行った方がいい。もうちょっとはっちゃけてよかった気がする。
長澤まさみがコンフィデンスマンで培ったカメレオンぶりを三谷幸喜も使いたかったのと、見栄えのいい西島秀俊と並べたかったのと、とにかくおじさん達がわちゃわちゃしてて可愛いだけの映画です。嫌いじゃないよ！
あらすじはさておき、
私なりの[おじかわ]備忘録。
●1番目の夫 遠藤憲一（魚山さん／使用人）
Mっ子遠憲さん、可愛いMVPです。はい。体操服姿も昔の教師時代姿も可愛いが過ぎる。
強面俳優としての遠憲さん、久々にガッツリ見たなーってのが「竜の道」が最後な気がするなぁ。
でも裏社会の人役より可愛い遠憲さんの方が好き！
●2番目の夫 松坂桃李（十勝／Youtuber）
夫の順番が
おっさん・二枚目・おっさん・二枚目・おっさん
で、二枚目かぶりのせいで妬いているのか？
にしじーを敵視するスンｯｯｯｯって顔が可愛いｗ
緑頭が優勝。緑頭に違和感ないなんてセーラーネプチューンかランカ・リーくらいです。
かわいいポイントではないけれど。
とーり君、お見かけしたことがあるんだけどいい意味でテレビと全然違うの。
もうマッチ棒ってこーゆーこと！ってくらいの等身。
顔ちっさくて背高くてヒョロロロロロロ！
けど、とーり君に並んでも引けを取らないから俳優さんってみんなやっぱすごいんだなって思う！
●3番目の夫 小林隆（宇賀神さん／警察官課長）
安定の三谷ファミリー
良い人顔が過ぎる故、騙されたり死んだり殺されたりする役が多い気がするけど、三谷作品でははっちゃけてる小林さんを見られるの好き。
今回はカトちゃんの「牛乳CM歌舞伎役者」コントみたいなキャラだったｗ
一番生き生きしてたんじゃないか？ｗｗ
●4番目の夫 西島秀俊（草野さん／警察官）
きっと観客のおば様達はにしじーファンであろう。度々漏れる声がｗｗ
エプロン姿のにしじーがまた映画館で観られるなんて歓喜だったよね！
スオミ、にしじーの前では「おっとり系なにもできない、あなたにお任せ女子」なんだけど、そのコロっと変わる長澤まさみもスゴイけど、
にしじーの「仕方ないなー」ってツンからデレに瞬時に変わる時のあの笑顔もヤバイ。
スオミが一番愛してたのはにしじーだったのかなぁ、いずれにしても5人の中で特別ではあったよね。
けど、ツンの時の亭主関白気味な態度は夫だったらイヤだなーー！
にしじーのなで肩がひかる衣装にも注目です！（笑）
●5番目の夫 坂東彌十郎（寒川さん／詩人）
あの高級柿ピー入れはなんなんですか？！
度々登場してくる柿ピー入れの詳細を！！！
わがままっぷりが可愛い金持ちのおじさんｗ
ケチで我儘で横暴だけど憎めない。
寒川さんが一番スオミには合っていたのかも。スオミも自由にさせてもらえてたし寒川さんも束縛しなかったしね。
●5.5番目の夫 戸塚純貴（乙骨くん／お世話係のような編集者）
戸塚君の使い方として大正解な「忠犬役」
この役位置で何もないわけないだろうを醸し出せる戸塚君が大好き！
最後の泣きながら走っていくの可愛すぎる♪
●6番目？？の夫 瀬戸康史（小磯くん／にしじーの部下）
可愛い系男子からうまくシフトできた俳優さんだよね。
「透明なゆりかご」の先生役とかマジでよかった。
今作ではツッコミまとめ係からオチ要員への華麗なる転身
全体のわちゃわちゃ感を一緒に出しつつもキレイにまとめられるのは瀬戸君しかいない！
空飛ぶシーンは謎だったけど！！！ｗ
●梶原善さん（ウエイター役）
とにかく顔ｗｗｗ
顔見てｗｗｗｗ
出番は1シーンだけど三谷作品で私的にやっぱりこの人は超重要。今回もご出演されていて嬉しかった！
●阿南健治さん（雑誌記者役）
チョイ役過ぎて勿体ない・・・けどいい味出してる
20年前だったら夫勢キャストにいそうな暑苦しさでいいよね！
変幻自在の長澤まさみ注目しがちだけど
そのカメレオンぶりとタッグを組んでいる宮澤エマさんだって凄すぎる！
二人並ぶとコンフィデンスマン色強すぎ。
どこにでもいる安定感！
お母さんのような安心感！
どこのレビューにも書いてあるけど
とにかく長澤まさみがただただ凄くてキレイで圧倒的スタイルの良さが堪能できる映画となっております。
階段を上るシーンの緑色の衣装とかめっちゃキレイが際立ってる！
あとにしじーがスンスンしてた柄物ワンピ、あんな柄物を着こなせるのは長澤まさみしかいない。
最後の糞みたいなミュージカルはマジで謎だったけど、美しい長澤まさみの後ろでしっかり踊ってるおじさん達がまた可愛いのなんの。
けど、エンドロールでワイプで流すくらいで良かったんじゃないかと思う。
スオミはフィンランド語で〝フィンランド〟という意味。
だから歌詞もヘルシンキだったんだよね。
そのおかげでヘルシンキ国際映画祭に特別招待されたみたいだけど、
あのミュージカルシーンを
「圧巻のミュージカルシーン」とか書いちゃう映画評論家は信用できない。仕事だから仕方ないんだけどさｗ
長澤まさみが好き
かわいいおじさんが好き
な、人は是非映画館へ。
それ以外は金ロー待ちでおｋ
●スオミの話をしよう
制作：フジテレビジョン
配給：東宝
公開：2024年9月13日
ジャンル：
鑑賞日：2024年10月1日（映画館）
お気に入り度
★★★☆☆
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