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子役凄すぎ!超能力対決なのに自然体過ぎる【イノセンツ】
【訃報】ヌッコ全然無事じゃない。
ススーー!!!(ヌッコの名前)
マジきち。糞。やめてーー(´;ω;`)
めちゃ可愛いお顔のハチワレちゃん、、、
可哀想過ぎる・・・。ほんとやだ。
うちにも元野良のハチワレがいて、保護した時すでに事故か何かで粉砕骨折しててかなりの闘病生活だったんだけど、ススが階段から落とされて脚引きずって歩くシーンはうちの子と重なっちゃってかなりつらかった。
もう序盤でこれなんで、胸糞映画確定ですわ。
※うちのハチワレは2回の大手術を受けたものの、予後良好で今では元気マンモスです。
ヌッコの件は許せないけど、ひとつの作品としてめちゃくちゃいい仕上がりだと思うし、これは声を大にしてオススメしたい作品!!!
「超能力てwwww」って思うかもしれないけど、子ども達の演技のうまさ、演出の良さが相まって超能力がすごくリアルに描かれているのが良い!!!なんならもう、そういうドキュメンタリー観てるのかってくらい自然に入ってくる。
あらすじ
退屈な夏休みに不思議な力に目覚めた子どもたちの遊びが、次第に狂気へと変わっていく姿を、美しくも不気味に描いたノルウェー製のサイキックスリラー。
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アイシャ・アナ・イーダ・ベン
登場人物
●イーダ
団地に引っ越してきた家族の次女
自閉症の姉を受け入れてない。陰でちょっと悪さしてる。
●アナ
イーダの姉。自閉症。
近所の子に心を開き、能力を開花し始める。
Alva Brynsmo Ramstad
すごい女優さんだ・・・・
難しい役をごくごく自然に演じている。まじでそういう子見つけてきて出演させてるのかと思うくらい。
●アイシャ
近所に住む女の子。自閉症アナの心が手に取るようにわかるし、彼女とテレパシーで繋がることができ、感情や思考を共有できる。
※余談だけど、、、
アイシャは心が読める子だから。。。
自分の愛猫ススがベン(イーダも加担)によって殺されてるのも知ってたんだろうな。。悲
Mina Yasmin Bremseth Asheim
やわらかな表情、つめたい表情、すごく上手!めちゃんこしっかりした女の子なんだけど実年齢何歳?!この芯のある演技で活躍してほしい!
●ベン
近所に住む男の子。
独り森で遊ぶうちに、小さな物なら動かせる念動力が育つように。
次第にその力を使って人を動かし殺意を抱く人に危害を与えるように。
子ども達がなんかするらしいよ~
くらいの事前情報で鑑賞。
まさかの超能力対決!!!!
子どもだから故の無邪気さ、残虐さ、タイトルも神がかってる。
イノセンツ(innocence)
・無実、潔白
・純粋なこと、無邪気なこと、天真爛漫
・名詞として「無邪気な人」「子供」「お人よし」
もうね、これ完全犯罪可能域じゃん?
その対義語が、Guilt「疑い」「容疑」ってのもまたいい。
そして、「団地」っていうのが閉鎖的ですごくいい。
団地設定にした人に拍手喝采したい。
ベンはきっと根はいい子なんだろうけど、自分の能力を試すかのように
育児放棄してる母親にフライパン念力でぶん投げて鍋の熱湯ぶっかけて排除。(マッマのご遺体はキッチンに放置)
自分をのけ者にするサッカー少年も他人を利用して殺害。
イーダの目の前で遊んでるサッカー少年の骨をむき出しにする、などなど念力の使い方がエスカレート。
ベンを止めなければ私達がやられる!と奮起するわけだけど、一番賢い子アイシャが母親(ベンの念力)によって殺されてしまう。
ベンが恐れるほどの能力を持ち合わす自閉症のアナ
障害があるせいか、うまく使いこなせないし時間もかかる。けどお姉ちゃんつおい!!!自分の意志で立ち上がった!!
そして姉に手を貸すためにギプスへし折って覚醒するイーダのシーンもめちゃくちゃよかった!
公園でひしひしと念力の飛ばし合いで闘うアナとベン。
子どもの付き添いで来ている大人達は何も感じてないけど、遊んでいる子ども達がチラホラ気づく。
何かがおかしい、何かが飛び交っている。何が始まっているの?!
遊びながらも気づいて目を向ける子達、
部屋にいたのに、わざわざベランダに出てきて外を見守る子達。
きっとそういう能力はないものの、子どもだから気づける異質な感じ?
そういう描き方もリアルでさ。
私もそっち系のガキんちょだったから、なんかこの感覚めっちゃ懐かしいんですけど?!!ってなった。
でさ、
恒例?のエンドロール観尽くす会会長です。
だいたいの映画が下から上にスクロールする形で表示していくエンドロール。本作は上から下に流れてくるパターン。
注目すべきは!
そうね、子役が頑張った作品=映らない子役もたくさん頑張った!
4人それぞれの配役のスタンドインの子達の名前も序盤に載せてくれてたの好感度高し!!!
※スタンドイン
撮影で、照明の加減や俳優の立ち位置などをチェックするために同じくらいの背丈の人が代役を担う
大人ももちろんスタンドインあるんだけど、子どもはねぇ、、なんか切ないのよ。せっかく撮影現場に参加してるのに
「はーい、そこ立ってみて。ちょっと右かなー。はい、また呼ぶね~」
ってな感じでカメラチェックやらで代役で立たされてほぼ控室。
なのに拘束時間めちゃ長い。演者より長い。
大人は仕事で割り切れるけど、子役のスタンドインって可哀想な役目。
その頑張った子達の名前を載せてくれてる!良かったね♪
で、もしかしてだけど、
スタンドインの子達はきっと、最後の決戦で二人の違和感に気づいた子達としてエキストラ参加で抜きで映ってる子達だと思う!!!
そうであってほしい!(笑)
●イノセンツ
原題:De uskyldige(The Innocents)
制作:Zentropa Sweden
配給:IFC Midnight
公開:2021年7月
ジャンル:超自然ホラー / 子役がすごい映画
鑑賞日:2024年12月7日
お気に入り度
★★★★☆
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