ミュージカルをやろう３

ところが計算になかったことが起こりました。
毎年音楽祭に参加している大人の合唱団に向けて、今年はミュージカルをやろう！と告知すると

離脱者続出！

そんなのできない。
英語なんて無理
ミュージカルやりたくない

え？想定外の展開！
若い頃ならまだしも60歳過ぎた脳みそに英語のミュージカルはハードルが高過ぎたらしい。
前年の3分の1が不参加となりました。

私が思っているほどミュージカルやりたい人っていないのね。
これではスクルージ以外の配役も決まらないし、参加費で賄っている公演は赤字の可能性が出てきました。
前途多難！

じゃあ諦めるのか？まさか！
それならやりたい人探せばいいじゃん！
早速「ミュージカル参加者募集！」のチラシを作って配布したりSNSにあげ始めました。
が、無反応。
偶然にも地域にある大学でミュージカル指導をしている大学時代の同級生に情報をシェアしてもらったものの
無反応
市民オペラのサークル活動をしている友人に聞いてみるも
なしのつぶて

探せばいると思っていたのが甘かった。

できれば、我々世代じゃない若い世代に加わってほしいのですが、なかなかその世代との繋がりがありません。
そんな時、音楽大学で教鞭を取っている親友がSNSに投稿しました。

ミュージカルクラスの発表会があります！来てください。

え？なんと！最近音楽大学が力を入れ始めたミュージカル。親友はその担当を任されているのです。ここに行けば、ミュージカルやりたい若者がいるはず！
まずはキャストになる人材を探しに行こう！
と、その発表会に行くことにしました。