
校歌
私の指導している大人と子供の合唱団で地域のコミュニティセンター祭りに参加しました。初参加でしたが、詩吟、フラダンス、キッズダンスと
さまざまな活動があってびっくり!地域活動ってたくましいです。
そしてゲストとして私の母校の中学から吹奏楽部と合唱部が出演。どちらも現役で私の生徒も所属しています。
中学時代は私も吹奏楽部でピッコロ、フルートを担当していました。
私の合唱団の中にはかつて一緒にこの吹奏楽部にいたメンバーもいて、朝10時の演奏にみんな駆けつけました。みんな懐かしかったのだと思います。
T中学校吹奏楽部の皆さん と紹介されるとなんて懐かしい響きでしょう。
私の横に並ぶ同級生の顔が白いシャツに紺のスカートを履いてツインテール姿でトランペットを吹いていた頃に見えてきました。
40年以上前の青春時代と目の前で演奏する生徒の姿が重なります。
その後に続いて同校の合唱部の演奏に校歌が歌われます。あまりパッとしない歌ですが(失礼)今やNコンでも好成績を残す合唱部は、新たな3部合唱にアレンジされた校歌を聞かせてくれました。
合唱部に入っている生徒には5歳の妹がいて、会場に来ていたお母さんと校歌の話をしていると
「ねえ、校歌って何?」
と聞いてきました
「学校の歌よ、同じ学校に通っていると、その学校の歌があってみんな歌うの。お姉ちゃんが今日歌う校歌は、ず〜っと前に先生も同じ学校で歌ったのよ」
ずうーーーっと前って、48年前!もうほぼ半世紀。
ああ、あの日からもう半世紀。
白いシャツに紺のスカートエンジ色のリボンはチェックのプリーツスカートに紺のブレザー、胸には学校のエンブレムがついた制服に変わったけれど
あの吹奏楽部があの校歌が、今私の生徒たちにつながっていることに感動せずにはいられませんでした。