「子どもの能力が伸びるマインクラフトの使い方」
「子どもの能力が伸びるマインクラフトの使い方」(タツナミシュウイチ ポプラ社)
日本で最初のプロマインクラフターの著者による、マインクラフトの教育への有用性を語る本。「マインクラフトは、世界で一番プレイヤーが多いゲームです」(32ページ)とのことである。「マインクラフトは無限に広い砂場のような、自由な場です」(35ページ)と書かれているように、ユーザが自由に創造するバーチャル空間であり、英語教育や、JAXA、東京大学とのコラボレーションについて書かれている。
ただ、マインクラフトにはこの本で述べられている「クリエイティブモード」の他に「サバイバルモード」があり、うちの(子)はそちらに夢中になっている。サバイバルモードではモンスターのようなものが出てきてそれと戦っている。やりながら「死ぬ」とか「殺す」とか物騒な言葉を口走っている。確かにクリエイティブモードで建築物などを造るのであれば教育的だと思うが、サバイバルモードで遊んでいる子に対するヒントは載っていなかった(というかそんなものはないのであろう)。
また、マインクラフトで英語を学べる教材を、イギリスのケンブリッジ大学などが「ADVENTURES IN ENGLISH」というワールドとして提供しています。(147ページ)