「ビジネスマン超入門365」

ビジネスマン超入門365

「ビジネスマン超入門365」(林雄司　ヨシタケシンスケ　太田出版)

デイリーポータルZ編集長の文と、ヨシタケシンスケの絵による本。会社のあるあるを端的に書いているものが多くて、本当に面白い。

　うまくいかなかった理由はだいたいコミュニケーション不足と言っておけば格好がつく。(9ページ)

　「勉強になります!」はどんなときでも使えるスーパー返事 (10ページ)

　画面共有したブラウザの広告でふだんの行動がばれる(11ページ)

　偉い人は突然いなくなる。あなたに嫌味を言う上司もすぐにいなくなる。(14ページ)

　興味ないことにコメントしなければならないときは「好きな人にはたまらないですね」(29ページ)

　やりたくない仕事はコンプライアンスとリソース不足のせいにする(44ページ)

　漠然と大きい質問をすると思慮深く見える。"AIの次はどうなるんだろう。"(55ページ)

　フリーアドレスの会社でも席は固定されてゆく(58ページ)

　会社で仲良くするのは上司ではなく人事と経理(66ページ)

　2週間休みをとっても会社はなくならない(71ページ)

　急いで出なければならないときに限ってWindowsアップデートが始まる(74ページ)

　地名を聞いたら「あのへんも変わりましたよね」でだいたい合ってる。(75ページ)

　好きではないことをほめなければいけないときは「それは興味深いですね」(79ページ)

　古くさいですねと言わず、「レガシー」と言っておく(81ページ)

　役職が上の人ほど食べるのが早い(82ページ)

　共有して下さい=忘れちゃったんで教えて下さい(89ページ)

　誕生日の説明で○○と同じです!とひと笑いとれる人をおさえとこう(90ページ)

　会議で盛りあがったアイディアはやってみるとそんなに面白くない。(97ページ)

　1日無断で休むと怒られるが、1週間休むと心配されて皆やさしくなる。(102ページ)

　議論がまとまらないときは、議論することが大事だと言う。(106ページ)

　悪い人じゃないんだけどねえと言われる人はたいてい悪い(107ページ)

　仕事を断るときは上司、予算、系列のせいにする(171ページ)

　上司の言うことは「わかりました!」と答えて、やらない(174ページ)

　やっかいな会議はコントだと思って臨む(196ページ)

　だめなことは「伸びしろがある」と言う。「伸びしろしかない」は悪口。(198ページ)

　お断りしますではなく、辞退させていただきますと言っておこう(206ページ)

　リモートでしか会ったことがない人とリアルで会うとその大きさに驚く(208ページ)

　会議で、頭悪いんでもういちど教えて下さいと言う人は自分のことを頭悪いと思ってない(210ページ)