「考える人のメモの技術」
「考える人のメモの技術」(下地寛也 ダイヤモンド社)
コクヨの研究所の著者による、「正解のない問いに対して、自分らしい答えを出す力を身につけるためのメモの技術」についての本。おそらく以下のような記事をまとめたものである。
「考える人のメモの技術 」記事一覧
・メモの種類として、記録メモ、インプットメモ、アウトプットメモを考え(49ページ)、以降はそれぞれについて説明している。
・インプットメモでは「相手が言ったことを正確にメモする意識を捨てる」「自分の知識の中に組み込むメモをするという意識を持つ」(73ページ)
・インプットメモでは「メモの基準を持つ」「箇条書きで抜き書きする」「気づきを加える」(74ページ)
・メモの基準として、「活用したい情報」「面白いと感じる情報」を書き出す(82ページ)
・気づく力を高める視点の持ち方として「比べると気づくようになる」「観察の量を増やすと気づくようになる」「視座を上げる・視野を広げると気づくようになる」(140-143ページ)
・気づきの中で特に意識してほしいのは、抽象化したパターンを見つけること(156ページ)
・アウトプットメモのポイントとして「現状を全て見える化する」「自分の視点で課題を整理する」「打ち手を構造化する」(177ページ)
・アウトプットメモは「現状->課題->打ち手」の順番で書き進める(186ページ)