100点満点のチームは存在しない
何処のチームに所属しても、良い面もあれば悪い面もあります。
誰が、どー見ても悪いってのはありますが、誰からも100点満点には成り得ないのです。
自分が主力で勝ちたい場合は、ベストメンバーだけで試合をしたいでしょうし、控えやBチームだったらスタメンやAチームに上がれる様に又は、現状でも出場機会が欲しい訳です。
これを1チーム出しだと、双方の意見は成り立たない。
では、2チーム出しにしてA B別々で活動すればBチームでも出場機会が得られます。
次に、Bチームに入れてもらえば主力だけど、Aチームのベンチスタート組になってしまうと出場機会が少ないではないか!と。
チームの方針 チームの指導者数 選手のチーム内での評価 選手が何を目指しているか
色々な要素により、満足だったり不満だったりします。
1番上手く、チーム内での待遇が良ければ満足か?と言えばそーでもありません。
常にチームメイトに足を引っ張られながらの試合になりますし、見ている側は「ウチの子が8人ならこんな事には…」とも成り得ます。
チーム内での評価や選手として目指す部分と活動が概ね合致しているのであればある程度の許容範囲を持ちましょう。
しかしながら、選手や保護者がコレは見過ごせない(Bチームは週末の活動がほぼ無い・罰走は納得出来ない等)という点があるのであれば、チーム(他者)を変えるのは困難ですので、移籍(自分の環境を変える)を選択するのも勿論アリです。
また、入退団移籍を繰り返しユニフォームコレクターになってしまうレベルなら、そもそものチーム選定が甘いかモンペである自覚が必要だと思います。
チームと選手のレベルはある程度合っていないと不幸でしかない。
よく見掛けたのは、親から子への評価が第3者目線より著しく高いと問題が発生しやすいです。
「なんでウチの子がスタメンじゃないんだ!」
「なんでウチの子がサイドバックなんだ!」
実力や適性もありますが、チーム事情もありますので、必ずしも親が見たい起用にはならないと言う事です。
可愛い我が子が活躍する様を見たい!
誰もが思うところではありますが、自分が指導者なら何故この起用なのかも考えてみる時間も必要だと思います。
親子の考え方や選手個人の練習そして保護者の声掛けや指導者とのコミュニケーションで解決する部分であれば、先ずは自分達に矢印を向ける。
それ以外の部分であるなら、移籍若しくは他の競技に変更もアリだと思います。
100点満点は有り得ないという発想から、不満が自分達で変えられる可能性がある事なのか? ここでは成り立たない事なのか?
自分達の許容範囲と努力出来る範囲の見定めでしかありません。
ジュニア時代のサッカー活動への目的(プロを目指す・強いチームでやりたい・勝ちたい・ただ楽しければいい・身体を動かす活動としてたまたま選んだ等)や実力・チームからの評価は皆さん違いますので、冷静に第3者の視点でも見て、よく考えていただきたい。
移籍しても同じ事を繰り返す親子
移籍すればいーのにと思う親子
どちらも見掛けます。
移籍が悪みたいな考えは違うと思います、受け入れ側が歓迎であれば出戻りもアリでしょう。
転居絡みでもなく、5回も6回もの移籍は親子側に問題アリだとは思います。
少年団→物足りず→強いチームに移籍→セレクションに合格→J下部
で合計3チームなんてケースはよくあります。
移籍しないのが義理堅いとか、必ずしも移籍するのが正解ではなく、ケースバイケースです。
100点満点のチーム探しを続けると、6年間は過ぎてしまいます。
チーム・スクールや他の活動も含めて、許容範囲内での妥協点探しです。
例えば、J下部だからと言って所属する親子全員が100点満点のチームだなんて思っていませんから、そこも理解した上で考えましょう。