ドラマ「恋せぬふたり」がいい
1月10日からNHKで始まった
「恋せぬふたり」
高橋一生さんと岸井ゆきのさん主演のドラマ。
二人ともかなりの演技派である。
特にチェックしていたわけではないのだけれど、新ドラマが始まる時期は一通り録画をする。そして録画一覧にあったこのドラマを、特に期待もせずに観てみたら、これがなかなか面白い。
そして何を隠そう、私は高橋一生さんが結構スキ😘実はTポイントカードも高橋一生さんなのだ😚
そんなことはさておき、簡単に説明すると、これは恋愛ドラマではない。むしろその逆。なにしろタイトルが「恋せぬふたり」なのだから。
ドラマのテーマは
「アロマンティック・アセクシュアル」
私はこの言葉を今回初めて知った。
「人に恋愛感情を抱かない人がいるっぽい」というのは、今までの人生でなんとな〜く知ってはいた。まあ、そんな人もいるよね、くらいに。
でもこのドラマを観て、
「人を好きになるのが当たり前、性的感情を持つのが当たり前と思われてるこの世の中で、いかに生きづらい思いをしているか」
という事実を初めて知った。
それこそ昔は、結婚するのが当たり前の時代だったから。そんな中で、こういう個人のセクシュアリティなんて完全ムシされ、親が決めた人とムリヤリ結婚させられていたんでしょうね。
というか、そうするしか仕方のない時代がずっと続いていたんだろうな...
そしてこのドラマ、やっぱり主人公ふたりの演技が素晴らしいのだ!!もともと高橋一生さんの演技には惚れ込んでいる私だけれど、このドラマでもぐいぐい引き込まれている。
岸井ゆきの演じる「咲子」同様、高橋一生演じる「さとる」という人間に、私もどんどん惹かれていっている。この場合、恋愛感情ではない、一人の人間としての「さとる」に。
二人は、うるさい世間の目を避け、恋愛感情抜きの「家族」になるため、お試しの同居生活を始めている。今現在、第3話まで。
第4話が来週1月31日に放送される。
二人でゆっくり試行錯誤かと思われた矢先、ちょいとドタバタが入りそうだけれど、それはそれで今から展開が楽しみである。