アナログコミュニケーションのすすめ
最近ビジネス上の知合いと電話で四方山話(よもやまばなし)をしましたか?
人に会わなくても、デジタル的な手段でプライベートな事柄のやり取りまで済ませてしまう〜私たちはコロナウィルスに益々そう躾(しつけ)られてしまいました。
あなたは最近どんな「コミュニケーション手段の組合せ」をビジネスで使用していますか?デジタル媒体は瞬時に多くの人たちにメッセージ、写真、動画、声を送ることができます。一方で自筆で時間をかけて書く手紙はその正反対と言えるかもしれません。
ここで「発想の転換」。
たとえビジネス上の事柄であっても、アナログ媒体を積極的に取り入れるのをお勧めします。例えば、万年筆で大切な顧客にご贔屓のお礼をしたためる。出張先から取引先の担当者にちょっとした挨拶の葉書を送る。
ある著名な小説家は季節ごとに自作版画の絵葉書を出版社幹部、編集者や友人に送るそうです。とても好評でその絵手紙の蒐集本(しゅうしゅうぼん)まで出版され、小説自体の売上も伸びているとか。もちろんデジタルかアナログでいくかはTPO(※)によります。
ビジネスはデジタルがアナログより常に効率・・・、もしそのように思い込まれているなら「デジタルとアナログコミュニケーションのバランス」を見直しては如何でしょうか。
※ TPO: Time(時間)、Place(場所)、Occasion(場面)