Fieldism必聴新曲リスト November 2022 (Part.1)
前回の新曲特集はこちらから↓
Buried Alive II、ありがとうございました。↓
Buried Alive IIが終わって約3週間、聖地巡礼やらライブやら自主企画やら色々忙しくて2か月以上積んでいたPCゲームを久々に立ち上げて読み進めていたんですが、学生時代から愛用していたPCのバックライトがぶっ壊れて買い替えることになりました。Ryotaです。
ポップパンク・ハードコア・ミクスチャーetc.中心の来年6月の自主企画 ''N.L.N.S.''も少しずつ準備を進めているところですが、''Buried Alive II''がバンド関係者・オーディエンスの間で反響が大きかったため、それとは別で秋くらいに''Buried Alive III''を開催しようかと目論んでいます。次も各地のメタルコア・ポストハードコア・デスコアのホープを大阪に結集させて時代を創りたいですね。自薦・他薦問わず下記のツイートに当てはまっていてなおかつ興味ある方は是非コンタクトしてもらえると嬉しいです。
音楽性も重視してますが、それ以上に「出演者同士意識してそうか、共演したら面白そうか」は一番大きな判断材料にしています。
ハードコアはWest Side UnityやStreet Sleep Crewやぐらむ一派あたりが全国飛び回っていて大阪でも盛り上がってますが、関西のシーンにおいて若手ポストハードコアやメタルコアはまだ内向きな側面が見受けられるので、双方にとって積極的に交流の場を創れればいいなと思ってます。
前置きはこれくらいにして、今回も行きましょう。
リストアップの条件ですが、下記2点です。
1. 11/1~11/15にフィジカル/ストリーミング/DL販売/MVのいずれかが解禁された作品(基本的により多くの人にアクセスできる手段を優先します)。
2. フルアルバム or EPのリリース時期がある程度明確にアナウンスされている作品の先行シングル、および既存楽曲のリマスターやカバー等は選出対象外。ただしアルバムのデラックス盤のみetc.に収録予定の楽曲は選出対象。
1. Dayseeker: Dark Sun
アルバム (11/4)
アメリカ・カリフォルニア州オレンジカウンティ発ポストハードコアバンドの最新アルバム。3月に2019年リリース4thアルバム ''Sleeptalk'' 以来のシングル ''Neon Grave'' をリリース。初期のころから変わらぬアグレッシブなサウンドとエモーショナルで繊細なメロディの対比、特にVo. のRory Rodrigezのボーカルが一番の強みです。前作からギター主導のメタルコアサウンドからシンセ主導のメロウなバラードへのシフトが行われていましたが、今作はその延長線上にある作品と言えます。
通算5枚目のアルバムになる ''Dark Sun'' は、Roryの父親の死や娘が生まれた喜びを題材にしたテーマ、ダークなリリックなのになぜか高揚感に溢れているサウンドが、タイトル通り「互いに矛盾する二つのものが共存している」面白い作品になっています。サウンド面でもオルタナティブロックへの傾倒が見られますが、「売れ線を狙っていない」自然なアプローチに聞こえるのは、R&B・ソウル・ポップスにもどっぷり精通している彼らと前作の下地があった故でしょう。どこか懐かしさを感じるシンセ使いにも注目してほしいところ。
激しさと穏やかさ、死と生、二律背反がちょうどいいバランスで成立しているDayseekerのセンスが感じられる1枚。
2. AVOID: Cult Mentality
アルバム (11/4)
アメリカ・ワシントン州シアトルを拠点に活動している若手ロックバンドの2ndフルアルバム。既存のジャンルの概念を捨て去り、多種多様なジャンルを消化したバンドの個性や革新性をフルに発揮したEP ''The Burner'' から2年、90~00年代のポップカルチャーをイメージさせるキッシュで破天荒なパフォーマンスは、全米ツアーのサポートアクトでも頻繁に抜擢されるほど現地では注目されている印象です。最近のPaleduskあたりが好きなリスナーは多分このバンドもハマると思います。
最新作 ''Cult Mentality'' も前作の路線を踏襲した、刺激に満ち溢れた作品。シリアスなことを全く考えずに楽しみながら製作している風景が浮かび上がるのがトラックの節々からでも伝わると思います。一番面白いのは2000年代後半~2010年代初頭に流行ったクラブコア・エモをパロディしたMVが面白いTr.5 ''Whatever''、最近多くのバンドが取り入れている機械音声を皮肉ったイントロは必聴。意味ありげに聞こえつつ実は意味がない。また、彼ら恒例の''Finish Line''シリーズは今回も健在、ヘヴィすぎるブレイクダウンとイントロのRINGS OF SATURNばりのエイリアンコアテイストがやりたい放題感あります。
考えること自体が馬鹿らしくなること請け合いのAVOIDの新作、頭空っぽにして再生ボタンを押しましょう。
3. One Eye Closed: Real Intent
シングル (11/4)
東京・渋谷を拠点に活動する話題沸騰中のロック/ミクスチャーバンドOne Eye Closed。幅広いジャンルを昇華したオンリーワンのサウンドとテクニカルな演奏やVo. REIの透明感のあるソウルフルな歌声と真摯でストレートなリリックは国内外を問わず注目を集めており、日本のアーティストを取り扱うイギリスの音楽レーベルJPU Recordsにも在籍しています(最近ではアイドルBroken By The Screamも契約してましたね)。
7月にバンドのアイデアをすべて出し切ったと豪語するEP ''DISTANCE'' をいリリースし、先日行われた自主企画 ''NO BORDERS'' (WAILING ARIES観たかったですね)で一つの節目を迎えたバンドが直前にリリースした最新シングル ''REAL INTENT''は、ストレートな英語詞、邦楽・アニソン的な使い方をしているサビでの転調、そして大先輩ミクスチャーバンドBACK-ONからTEEDAが書き下ろしたラップパートが飛び出してくる彼らのセンスが発揮された一曲。どこかのアクション系アニメのOPになってもおかしくない。
前述の自主企画をもって製作期間に入ったOEC、またフルアルバム引っ提げて帰ってくると思うのでその時はライブ観に行ってみたいですね。
4. Invent Animate: Elysium
シングル (11/7)
アメリカ・テキサス州ポート・ネチズを拠点に活動するプログレッシヴ・メタルコアバンドの最新シングル。現在のレーベルUNFDに移籍して以来、昨年のシングル ''The Sun Sleeps, As If It Never Was''、6月に公開されたシングル ''Shade Astray'' と、美麗な曲展開/アンビエント要素とプログレメタルコア要素を織り交ぜた静と動の対比はリリースを重ねるごとに研ぎ澄まされていき、現体制になってから初のアルバムかつ傑作 ''Greyview'' の打ち立てた高いハードルを乗り超え続けています。
''Shade Astray'' に続く新曲 ''Elysium'' は(どこかのDjentヤクザのバンド名と同じタイトルなのは因果を感じますが)、少年時代に体験した祖父の死とそれを受け入れるまでの過程からインスピレーションを受けた一曲。前回の時もそうですが、彼らはアンビエント要素など多くのサウンドをレイヤーに挟み込むことで音の厚みや立体感を出すのが本当に得意なバンドで、今回もその強みを活かした一曲になっています。静けさと激しさを巧みに行き来しながらメロディアスなコーラスで畳みかける展開はスリリングそのもの。
今年はアメリカ&ヨーロッパと多忙なツアーライフを送ってきたInvent Animate、おそらく来年はアルバムのリリースが控えていると思うのでそろそろ来日の話が出てきてもいいのになとは思います。
5. Chelsea Grin: Suffer In Hell
アルバム (11/11)
アメリカ・ユタ州ソルトレイクシティを拠点に活動するデスコアバンドの最新アルバム。かつてトリプルギター体制だったこのバンドもギタリストが二人抜けて現在Gt.はStephen Rutishauserのみの4人体制(厳密にはDr. Pablo Viverosが活動休止状態なので3人)、さらにVo. もAlex KoehlerからEx. Lorna ShoreのTom Barberに交代したことで実質別のバンドになりましたが、現体制になって始めてリリースされたアルバム ''Eternal Nightmare'' は今までと変わらずにその残忍な正統派デスコアサウンドを提供してくれました。
シングルを何曲かリリースしたのちしばらくバンドは沈黙を保っていましたが、バンドは2枚組のアルバム ''Suffer In Hell / Suffer In Heaven'' のリリースを発表。その第一部になる ''Suffer In Hell'' は正統派デスコアの路線を崩さずによりダークかつシンフォニックな世界観に足を踏み入れている印象。今年逝去したThe Black Dahlia MurderのTrevor Strnadがfeat.したTr.2 "Forever Bloom"も激アツな組み合わせではありますが、個人的にはTr.6 "The Isnis" ではキャリア史上最もメロディックな"Ashes to Ashes"時代を彷彿とさせるリードワークが飛び出してくるのも印象深いです。
Tr.8 "Suffer in Hell, Suffer in Heaven" の容赦ないブレイクダウンとTomのグロウルで2部作の前半を締めくくる今作、来年の春にリリースされる後編はどのような作品になるか気になります。
6. L.S. DUNES: Past Lives
アルバム (11/11)
My Chemical Romance, Saosin, Thursdayなど2000年代にエモ・スクリーモの黄金時代を築いたバンドメンバーたちが集結したスーパーグループのデビューアルバム。各々がパンクロック・ハードコアをルーツにしながらも、各々のバンドで成功したキャリアからの期待や美学などにこだわらずに独自の作風に昇華。バンド自身も「僕らメンバー全てのバンドが感じられて、それでいて特定のバンドと被らないようなものを作りたかった」と語っています。
デビューアルバム ''Past Lives'' は上記の通り、各バンドのエッセンスを感じつつも全体としては全く新しいバンドとして仕上がっており、ど頭の"2022"から変拍子を伴った繊細なギターワーク+世界を取り巻く逆境をメランコリックに叫び上げるアンソニーで持ってかれます。他にもTr.1と同様にプログレッシブなアプローチが目立つTr.5 "Blender"、ジャズの要素が無いはずなのにワンテイクの即興演奏のような活き活きとした光景が多い浮かぶTr.8 "Bombsquad"、パンキッシュな疾走感とAnthonyのスクリームを全面に押し出したTr.10 "Permanent Rebellion" など、聴きどころは盛りだくさん。
それぞれの影響、才能、経験を結集したことで洗練されたデビュー作を完成させたL.S.DUNES、決して車輪の再開発ではありません。
7. Fall of Tears: Never forget, Never regret
EP (11/12)
東京を拠点に活動している「ポエトリー・ハードコア」バンドの最新EP。彼らのスタイルの大きな転換点となった2nd EP ''The flowers withered,Their color faded away'' は各方面の注目を集め、叙情ハードコア・マス・ポストロック・同人音楽など多種多様なルーツを昇華した独自のサウンド、新海誠作品を始め多種多様なアニメ・小説などから影響を受けたVo. Mochinagaの手がける詩的で悲壮感漂う世界観の解像度の高さ・クリアなスクリーム&ポエトリーは特筆すべきところ。
Gt. Hiiroと同じくEmily Sugarで活躍していたBa. Mnglが加入し新体制になった3rd EP ''Never forget, Never regret'' では、Hiiro曰く「結成から現在に至るまでの全てが詰まった」作品。AlémnadirのPad音と雨音のSEの静かなイントロから始まるTr.1 "skvala" から、悲しみも喜びも全てを飲み込んでエンディングに向かうTr.6 "Jasmine (feat.春ねむり)まで一つの物語として完成されています。個人的にはRocket of the Bulldogs時代以来久々にHyugaがスクリームするTr.5"mement"もオススメです。あと10000字くらい語りたいですが、これ以上話すのは無粋なので実際に聴いて体感してください。
先日のレコ発を速攻でソールドアウトさせたFall of Tears、12/3にはEversolitude(次回取り上げます)と共に大阪にやってくるので筆者も観に行きます。追加アクトとして新潟のLaikaも出演決まったので西日本の叙情民はマストで来ましょう。
8. Brand of Sacrifice: Exodus
シングル (11/9)
カナダ・オンタリオ州トロントを拠点に活動するデスコアバンドの最新シングル。2019年に前身となるプログレッシブメタルコアThe Afterimageが解散してから、当時のベーシスト以外のメンバーが新しく結成したバンドになりますが、The Afterimageで前面に押し出されていたテクニカルでプログレッシブな展開はそのままに、シンフォニックなアレンジを用いた壮大な世界観とブルータルなサウンドでリスナーを驚かせ続けているのはもう周知の事実でしょう。
We Came As RomansとのコラボやEx. Crystal LakeのRyo Kinoshitaが参加した過去曲の再録版は行われているものの、完全新曲としては前作 ''Lifeblood'' 以来にある今作、爆速テクニカルな楽器隊の演奏やヘヴィーなリフワークはそのままにしながらも、現名義では初になるKyleのクリーンボーカルが導入。しかしながらもそれで売れ線を狙ったとかナヨくなったとかそのような印象を抱かせないのはバックでシンフォニックアレンジが効果的に作用してるのもあります。
ヘヴィネス一辺倒だけでなく以前のハンドで重視してきたメロディーを再解釈したBrand of Sacrificeの新しいアンセム、次の作品の方向性を予感させます。
9. S’efforcer: Metamorphosis
アルバム (11/11)
アメリカ・ニューヨーク州のプログレッシブメタルコアバンドの最新アルバム。Silent PlanetやInvent AnimateやNorthlane(初期)あたりのプログレッシブで目まぐるしい展開、アンビエント要素とヘヴィなリフワークの対比、時折顔を出す叙情要素が特徴的なバンドですが、それらのバンドよりもアグレッシブな印象があります。デビューアルバム ''Survive}-{Discover'' はまさに彼らのユニークなサウンドを現した作品でした。
2ndアルバムであり最後の作品になる今作 ''Metamorphose'' は、心と体の成長の過程や生きているなかで抱える葛藤などを楽曲に込めた作品。ソリッドなチャグ・テクニカルなリード・アンビエントなクリーンを交えた叙情プログレッシブなTr.1 "Colorblind" 〜 Tr.2 "Dead Bird'' からヘヴィでクルーヴィーなリズム回しまでこなすTr.3 "Four Flusher" 〜 Tr.6 "Cower in the Presence of…" 、特に後者は時折変拍子やテンポチェンジも飛び出してきてスリリングな展開が面白いです。そして作品は"The Color Clear"期のReflectionsを彷彿とさせる寒々としたバラードのタイトルトラックで幕を閉じます。
2010年代中期の叙情要素を伴ったプログレッシブメタルコアが好きなリスナーはきっとこのバンドもハマると思います。
10. envy: seimei
EP (11/9)
日本を代表するポストハードコアバンドの最新EP。ハードコアバンドとして始動しながらも、ポストロックやシューゲイザーまでを消化した深い音響と轟音を特徴とした音楽性を持つことで知られており、日本だけでなくヨーロッパやアメリカでも精力的にツアーを実施しています。2020年にリリースされたフルアルバム ''The Fallen Crimson'' はそれぞれheaven in her armsや9mm Parabellum Bulletやkillieで活躍するメンバー達をサポートに加え、そのトリプル・ギターによる厚みを増したアンサンブルや希望に満ち溢れた世界観で筆者の度肝を抜きました。
約3年ぶりの新作になるEP ''Seimei'' では、暗い時間の流れの中に小さな希望を見出し、先に待つ普段通りの生き方を「清明」をという言葉をタイトルに託しており、Tr.1のタイトルトラックは常にロールし続けるドラムワークと残響に包まれたギター轟音を背に、静かなポエトリーと力強いスクリームを叫びます。Tr.2の"Zanshin"を聴けばわかる通り、作品全体としては前作よりも仄暗い世界観には仕上がってますが、最終的にはTr.3 "Tamayura"ではトンネルの先の光をイメージした希望を感じさせて作品を締めくくります。
先日コロナ禍に入って以来初になるヨーロッパツアーを敢行したenvy、この作品を提げて再び世界へ飛び出していくでしょう。
Honorable Mensions
Terminal Sleep: Chapter 1/No Solace
EP (11/2)
オーストラリア・メルボルンを拠点に活動するメタリックハードコアバンドのデビューEP。事前のSNS上でのプロモーションなしに口コミで初ライブという破天荒なデビューを飾ったのは以前も言及しましたが、おしとやかさとは真逆を行くVo. Beccieのブチギレパフォーマンスとアグレッシブなサウンドに満ちたEPを落としてきました。フラストレーション・憎悪・痛み・怒りに満ちた楽曲陣は、自分を取り囲む常識・環境を見直すきっかけになるでしょう。個人的におススメはTr.4 "A Liar's End"。
FRCTS: Glitch
シングル (11/4)
東京を拠点に活動している新鋭プログレッシブメタルコアバンドの最新シングル。前名義Fractusとして始動しデビューシングル ''HOURGLASS'' リリースから1年、新メンバー加入&改名に伴い10月~11月にかけて連続でシングルをリリースしたのですが、そのうちの第2弾。''Alien'' あたりのNorthlaneを感じさせるプログレッシブとインダストリアルの融合はサイバーパンクの世界観を彷彿とさせます。今月からライブ活動も始めるとのことです。
Mnmlst: Destroy. Restore. Reflect.
EP (11/1)
アメリカ・コロラド州デンバーを拠点に活動しているプログレッシブメタルコアバンドの最新EP。日本人であるKeitoはクリーンVo./Gt./コンポーザーを担当しています。Tr.1 "Destroy." からSaviourの最新作あたりを彷彿とさせる煌びやかで浮遊感のクリーンとヘヴィなチャグで体が浮きました。Tr.2 "Restore." 〜 Tr.3 "Reflect."でのCounterpartsをちょっとだけ意識したようなメロディアスなリード&疾走感とKeitoのハイトーンクリーンで絶頂必至。はじめて音源聴きましたが、刺さりすぎました。
Un-wasted fear: Grudge
シングル (11/8)
長野を拠点に活動しているニューメタルコアバンドの最新曲。かつてkOTOnohaやPsalms of Planetsで活躍してきたギタリストも在籍しているバンドです。ニューメタルコアとはいえ、最近のトレンドよりかはPRAISEを始めとした国内の古き良きミクスチャーからの影響も感じます。元々所属していたバンドのエッセンスを感じなくもないサビパートの熱いリードギターにも注目。現在東京で活躍しているC-GATEやFalling Asleepを産んだ長野は良いバンド揃いですが、実際まだ一度も遊びに行けてないので、来年はそろそろ...ね?
Abbie Falls: Hell Is Other People
EP (11/11)
チェコ・プラハを拠点に活動するデスコア/ニューメタルコアバンドの最新EP。昨年行われたKnotfest主催の配信フェス ''Pulse of the Maggots'' でも抜擢されたり、Breakdown of Sanityの"Paralyzed"カバーをリリースしたりと話題を集めているバンドですが、その話題性に恥じないヘヴィで容赦のないサウンドとトレンドの最先端を行くエレクトロサウンドの組み合わせは要チェック。個人的にはTr.5 "Absolution" の怒りを叩きつけるようなブラストビート+バスドラを伴った手数の多いドラムワークにも注目してほしい。
A Curtain of Mist: 「As」
シングル (11/15)
名古屋を拠点に活動している、女性Vo.フィーチャーポストハードコアバンドの最新シングル。ギタリスト2人とドラマーは最近新体制で本格的に活動を再開した同郷のポストハードコアSCYLAでも活躍していますね。ヘヴィなバンドサウンド+モダンなエレクトロサウンドを背にVo. Bearのクリーンボーカルのメロディを前面に押し出した楽曲は、新しくもどこか懐かしい気持ちにさせられます。最近ライブ活動も始めたらしいので機会があったら遊びに行きたいです。
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