「VCの投資先のエンジニアをどう採用するのがよいのか?」
『ものづくりをする人たちに、最高の開発体験を提供したい』
2019年4月に入ってから、この言葉を色々な場所に言い続けていたら、
面白いご縁が増えてきました。(感謝)
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昨日は、
「VCの投資先のエンジニア採用をどうするのがよいのか?」
をあるVCのGLの方、HRパートナーの方とディスカッションしてきました。
(ログがてらNOTE化してみようと思います。)
登場人物は
①(投資元の)VC
②(投資先:創業前後のシード/アーリーステージの)スタートアップ
③(労働市場の)タレント
◎議論してみた内容
#情報の非対称性
・VC - スタートアップ
VCの方々はファイナンス、経営に強い人材が多い。ゆえにHRスペシャリティのある人の選択肢に入らない。そのため、HRスペシャリティを発揮するのは、あくまでもアライアンス先などの外部の企業であることが多い。
・スタートアップ - タレント
創業前後のシード/アーリーステージのスタートアップのことは巷に情報が少ない。
ゆえに、「スタートアップで働きませんか?」と言われても、情報が少ない(見えない恐怖)があるので、踏み込みづらい。
#業界親和性
「業界の親和性は重要か?」
エンジニアにとってはあまり重要ではないが、レガシーで変化しにくい環境は嫌そう。
成熟産業よりは成長産業のほうがよい。
#会社のカルチャーの親和性
エンジニア個人とのフィットが重要
・技術志向 ⇔ ユーザー志向
・個人主義 ⇔ チーム開発
・レガシー ⇔ モダン
・運用のみ ⇔ 新規開発もある とかマトリックスで整理が必要
話に出てきた:
プログラマナー風林火山
#開発環境が重要
・エンジニアの技術スタックと会社の開発環境がフィットするか
◎解決できないかなー
#基本戦略 :情報の非対称性をなくす
①JD(Job Description)をちゃんとつくる
ターゲットになるエンジニアが明確で、そのエンジニアが俺のこと求めているとわかるJDをつくる
②ビジョン、ミッション、バリューを言語化し、現在からのGAPをテキスト化する
つくりたい世界、ユーザーに提供できる価値、事業のバリュー
現在地からのGAP(=課題)
※これらは問題ではないし、将来があることがポジティブ
③正社員=フルコミットしてくれる人 というバイアス
正社員で入社する人が、フルコミットするわけではない
・JDのテンプレートを用意する
・つくったJDを深める(技術と素人感)
・「技術と素人感」で壁打ちできる人学生をあつめる
イメージは(現LAPRASの島田さんの学生時代)
・研究室やゼミなどにリーチして、集める。4回生にリーチする
-アライアンスとかでどうにかなりそう
-アルバイトの時給でどうにかなりそう
→スタートアップの壁打ち相手の情報工学系の学生アルバイトを4年間実施し、社会人4年生~大学1年生の層をタレントプールできたら面白そう(学生からしても)
VCが「タレントプラットフォーム」をつくれば、ユニークな存在になる。
・VCしかできない、スタートアップ向けのタレントプラットフォームがつくれる
・就業した経験をLinkedInなどにリファレンスできれば強そう
→ゆえに、HR畑の人のキャリア選択の1つになりそう(少なくとも僕は思った)
▼すでにありましたね!
#その他メモ
・VCの投資先のスタートアップは、大枠すると2つに分かれる(らしい)
①CEOのみいて、企画がある。ものづくりメンバーを探している。
②すでにプロトタイプがあり、グロースするメンバーを探している。
・投資先のスタートアップ(VCも)は、成し遂げたい未来(ビジョン)と現在地のGAPを”問題”だと思っている。(のが大きな問題ではないかと思った)
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