FIT終了後の蓄電池は保険と同じという営業の言葉@浦安
自宅の太陽光が2023年9月で10年です。
FITも終了で、売電価格が落ちるので、対策を検討していた。
蓄電池の設置が候補だが、値段が高く、投資採算が合わない。
自宅の太陽光を見て、人の良さそうな営業が来る
人の良さそうな女性の営業が来て、
モニターになってくれれば設置料無料にするとのこと。
私の条件を提示して、提案を受けることに。
我が家の電気使用料は5千円/月(節約家の奥さんですね)
この1年の売電価格は平均1万円強
投資価格は5年ー10年で回収できること。
ベテラン営業が登場して、前置きの長いトークが始まる
奥さんも一緒に聞いてほしい。
二人でくるとのこと。
結局、プレゼンは60過ぎの年配の方。
前置きだけで15分と長い。
電力会社で働いた経歴、、、
癌になった話など個人の話、、、
蓄電池の価格が下がらない、、、、
提案の前提条件を差し込もうしているのがわかったので、
「前置きが長いです。提案してください」
「条件を出してあるので、その基準に合わないと買いませんよ」
と切り出した。
結局、提案書は出てこない。
そこで、蓄電池の価格を聞いたら、250万円と言う。
自分で、月5000円の電気代の回収を計算して、40年。
二世帯住居の義父母の電気代を入れても、20年。
「20年なら、投資基準に合わないので、買えませんね」
ベテラン営業の反対トークを完全論破
そしたら、反対トークが出てきたので、一つづつ、自分の考えを伝える。
5・10年での回収は難しいが、災害対策になりますよ。
東日本大震災で、電気が止まったのは1・2日程度。
それなら、10万円の発電機で十分。
一ヶ月など、長く止まったらどうするんですか?
湯沢・セブ(宮古島)に避難する
蓄電池は保険と同じで万が一の安心になります。
水道・食料も止まったら蓄電池だけでは対応できない。
原発攻撃で住めなくなる最悪の事態もありますよ。
その場合、宮古島・フィリピンに避難するほうが効果的。
蓄電池が高いし、値段は下がらないですよ、
蓄電池の高騰はEV促進の流れを受けたもの。
バイデン米国・習近平中国・EUの政策(トヨタつぶし)次第でトレンドは変わる。
社会はリニアになってなくて、コロナ・ウクライナなど急激に変化する。
私は、変化を想定して、そのときに動けば良い。
女性同席・老夫婦・災害地域などは売り込まれやすい?
口では、「とても勉強になりました」と笑顔で言って帰って行った。
顧客のニーズに対して、提案書も作ってないし、反対トークに来たのが見え透いている。
だから、女性の奥さんも同席させて、不安を刺激する作戦だと思った。
そういえば、二世帯住宅の状況をやたらと聞いて来た。
やり手の営業なので、震災の痛手のある浦安在住の老夫婦なら容易に落とされるかも知れない。
しかし、私が保険業界にいて、リスク対策のプロであることが彼らの誤算だった。
私が出した購入基準のメールを見れば、手強い相手だとわかるはずだが、
ひっくり返せると、よほどの自信があったのだろう。
リスク対策は自分で考える WT ChatGPT
みなさんも、高額商品の営業に対しては、自分自身でリスク対策を考えて判断してくださいね。
そんなときに、便利なのがChatGPTです。
自宅で、停電対策としてどのようなものがありますか?
答:蓄電池、発電機、キャンドル、携帯電話の充電器、カセットコンロなど
災害時の想定して、停電以外になにが考えられますか?
答:断水・給水制限、ガスの供給停止、道路の通行制限・遮断、建物や家屋の損壊、火災・水害、生活必需品の不足
ちょっと調べれば、停電以外への備えも必要だし、停電に対して蓄電池以外の代替もあることも分かります。
うーん。営業も、顧客のレベルが上がる、厳しい時代に入りましたね。
参考)拠点の災害と新型コロナの対策は次の通り。
新型コロナのリスク評価と自分なりの対策は?
二拠点生活の実践者の声:豊かな時間と災害対策!