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女性の生き方と強さを見せる『スオミの話をしよう』

◾️今日の映画『スオミの話をしよう』(2024)
その日、刑事が訪れたのは著名な詩人の豪邸。《スオミ》が昨日から行方不明だという。スオミとは詩人の妻で、そして刑事の元妻。刑事は、すぐに正式な捜査を開始すべきだと主張するが詩人は「大ごとにするな」と言って聞かない。やがて屋敷に続々と集まってくる、スオミの過去を知る男たち。誰が一番スオミを愛していたのか。誰が一番スオミに愛されていたのか。スオミの安否そっちのけで、男たちは熱く語り合う。だが不思議なことに、彼らの思い出の中のスオミは、見た目も、性格も、まるで別人......。スオミはどこへ消えたのか。スオミとは一体、何者なのか。この秋、三谷幸喜真骨頂!極上ミステリー・コメディの幕が上がる!

わたしは長澤まさみが好きだ(2回目)。主演の最新作で三谷幸喜作品と聞いて楽しみにしていたので、映画館に行ってきた。予告で見ていたときに既に舞台っぽいワンカメ長めのやつなんだろうなとか、話の流れとか、結構わかるような感じだったし、ネタバレというほどでもなく、大体みんな結末はわかっているのではないだろうかと思うけれど、予想通り想定外のことは起きない。

一室での元夫たちの会話がメインだから、思い浮かぶのは誰しもが『12人の優しい日本人』だろうし、実際それに近い。正直、ちょっと途中、飽きてきちゃったんだけれども、そんなときに主人公のスオミがいることで、華やかに展開されていくし、長澤まさみの演じる様々なキャラクターが刺激になっているのと、宮澤エマの存在に笑いが止まらない。男性の会話がメインでありながらも、女性ふたりによって最後まで見ることができるという感じ。

コメディではあるけれど、"ヘルシンキ"というキーワードがこのストーリーの肝になっている。結婚による女性の立場、女性の生き方、男性が求める女性。そういうことを頭の隅に置いて見ると、この作品の奥深さがじわじわと感じられるだろう。エンディングシーンは必要だったかよくわからないのだけれど、それが三谷作品なのかもね。

映画館で鑑賞

◾️今日の日記

おうち焼肉

今日も肉を。ふるさと納税、最高。あっという間に食べ終わってしまいました。いつも沖縄そば、干し芋は注文するのですが、お肉はなかなか良かったのでまた注文したいです。

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