”いい”を大切にしたい
就活の支援をしているときの話だ。
話を聞いていると、
「どの企業もいいなって思うから、志望動機がかけない」と。
では、うまい志望動機が書くことが就活なのか。
そうだとすると、企業に入ることがゴールになってしまわないか。
だから「何で就活しているのか?」と聞く。
「就活するのが当たり前で、特別なスキルがないから企業に入る。早く社会人になりたい」と。
じゃあ「どんな社会人になりたいか」と聞く。
「メンバーを引っ張っていきたい。でも、自由で、まずは自分が一番幸せになる」と。
そのために、今の自分に足りない物をあげてもらう。
思うに、就活は、「どんな社会人になりたいか」を考え、
企業に入るのは、自分が持っていないもの得て、自己実現をするためではないか。
考えや思いはみんな違う。
そして企業によって実現できることも違う。
だからこそ、それが志望動機になりうる。
結局、「どうありたいのか」がないと志望動機は薄くなってしまう。
もう1つ、
”いい”という感情について。
どの企業にもいいところがある。
だからぼんやりすると、どの企業もいいなと思うのだ。
私は「いいってどこがいいの?」と聞く。
社風が~とか、事業が~とか。
人それぞれに理想があって
理想があるから”いい”と思うのだ。
思うに、就活で”いい”と思えるものを記録した方がいい。
そして、“いい”と思えるものを言葉にした方がいい。
その中で、何を重視するかは決めたらいい。
だから、万人にとっての良い企業はないのだ。
結局、”いい”を突き詰めていくことで志望動機になるのだ。
内定をゴールにするのではなく、
「自分はどうありたいか」を考えた上で企業を選んで欲しい。
それが難しければ、”いい”をもっと言葉にしたらいい。
あなたの未来はあなたしか歩めない。
あなたの未来はあなたが決めるのです。
*これらすべてを疑え
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