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好きな言葉

私が好きでずっと心に残っている話があるんです。
有名だから知っている人も多いと思いますが
芦田愛菜さんの人を信じるってことの考え方が好きなんです

「その人のことを信じてみようと思います」って結構使う言葉だと思うんですけど、それがどういう意味なんだろうと考えたときに、”その人自身”を信じているのではなく、”自分が理想とするその人の人物像みたいなもの”に期待してしまっていることなのかなと感じて。
だからこそ人は裏切られたとか期待していたのにとかいうけれど、別にそれはその人が裏切ったわけではなく、その人の見てなかった部分が見えただけであって、その見えなかった部分が見えたときに”それもその人なんだ”って受け止められる、揺るがない自分がいる、というのが信じられることなのかなって思うんですでも、その揺るがない自分の軸を持つのはすごい難しいじゃないですか。だからこそ人は信じるって声に出して、不安な自分がいるからこそ、成功した自分だったり、理想の人物像だったりにすがりたいんじゃないかなって思いました。
芦田愛菜


これを聞いた時、純粋に
「すごいなぁ」って感想が出てきた。
年齢が、まだ高校生で、とかではなく、
私の中にはなかった考え方で
そういう捉え方ができるのか!っていう新しい発見だったから。

そもそも、"信じること"っていう概念に対して
どういうことなんだろう、って考えることがすごいよね。
それを言語化して人に話すのもすごいよね。
その言葉に響き動かされた人がここにいる

この話を聞いてから、信じる事をやめてみた。
信じる、じゃなくって受け入れる
いい意味で、"ああ、この人はこういう人なんだな"って諦める
性格を受け入れた上で、期待する。
その期待はこっちが勝手に作り出した偶像ではなく、
2人の関係性から得られた信頼による期待。

信頼関係がある人にしか期待しない。
信頼関係ない人に対しては自分が全て動くつもりで(仕事でもプライベートでも)
動いてくれた時に感謝する
感謝されて嫌な人っていないんだから、
感謝された事でもしかしたら今後関係性が発展していくかもしれないっていう打算も込めて…

私の人生、価値観が変わった言葉。
忘れたくない言葉。

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