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ダーウィンズ・ジャーニー 感想
進化論を執筆したダーウィン先生とともにガラパゴス諸島を冒険し、発見した標本を博物館に提出、研究するゲームです。プレイヤーは、ワーカーを各地に派遣することで、船を移動させる、ガラパゴス諸島の冒険をする、ワーカーの強化などのアクションを行います。アクションは早いものがちであり2番目以降に置く場合は、その金貨2枚のコストが必要になります。そのため、コストを払うための金貨を集め、何にコストを払うかが関心事の中心になります。
勝利点は、ガラパゴス諸島の冒険を進めることや目標タイルを達成すること、博物館への標本提出など複数の手段で獲得できます。標本を集め、研究することがゲームの特徴でもあり、研究した標本数によって大きな得点を得ることも可能なので標本を積極的に集めたくなります。各ラウンド終了時に設けられている目標も大きな得点源となります。
4人でプレイしました。ゲームの要素は数多くあり複雑なので、初回はルールや要素を理解することに時間がかかりますが各要素間の関係は薄いので覚えやすいです。独自の記号が複数登場しますが、一覧表があるので都度参照すれば殆ど迷うことなくゲームを進められます。よく整理されたゲームです。
ダーウィン先生の功績を引用しつつ、未開拓の地を冒険するワクワク感を味あわせてくれるゲームでした。ただ、はじめに配られる乗組員カードの目標を達成するのが非常に難しい一方で得られるものが少なく、達成するモチベーションが湧きにくい。各ラウンドで行えることはゲームの要素数に対しては少ないのに対して、ワーカーを育てるなどやりたいことが多くありややラウンド数に不足感がありました。初回プレイだったのもあり、試行錯誤しながらプレイしていたせいもあるかもしれません。プレイを繰り返して、どこまで得点を獲得できるか試してみたいですね。