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(5)Bandcampの登録とアプリ
8月に入りましたね🌻今週のトピックとして、Bandcampを取り上げていきます📝PDCA記事としては5つ目となります。
🎧 Bandcampってどんなプラットフォーム?
Bandcampは2007年に設立された、音楽販売と配信サービスを手がけるアメリカの会社です。最大の特徴は、販売価格を自分で決められるところです。会員登録は無料。販売手数料が比較的安いところがアーティストにとっては大きなメリットです。
デジタル、フィジカルで利益の80%ほどがアーティストに還元されるシステムです。他のプラットフォームの還元率をご存知であれば、これがかなり良心的な設定であると感じられるでしょう。
会員(アカウント)登録は3種類あります。
ファンアカウント
アーティストアカウント
レーベルアカウント
この3つのうち、いずれかを選んでメールアドレスとパスワードを登録します。
また、アーティストアカウントから登録して、あとから他のアーティストをフォローする段階になったら「ファンアカウントと統合しますか?」という画面が現れました。
SNS機能があるのはファンにとって嬉しいことです。新作が出るとアーティストからアナウンスが届くような仕様もあります。もし自分に「新作でたよ」と直接連絡が届いたら、思わず応援したくなりますね。
📲 Bandcampのスマホアプリがある
アプリは、アーティスト専用とファンアカウント専用の2種類です。自分の使い方によってどちらかを選びます。
アーティストアカウントのアプリ
iOSのアプリです。
アンドロイド端末の方はこちら。
ファンアカウントのアプリ
iOS用のアプリはこちらです。
アンドロイド用のアプリはこちら。
海外らしいUIで、個人的には爽やかですっきりとしたカラーが気に入っています。アイコンは平行四辺形でめちゃくちゃシンプル😀
ただ、日本語対応になっていないところがちょっと辛いです。アプリ設定で日本語に変えられるとよいのですが。日本語機能が既にあったらごめんなさい。
ひとまずパソコンではChromeに翻訳してもらっています。
👨💻 Bandcampにアーティスト登録
最初の登録でミスったので、その失敗談からお話したいと思います。
はじめにファンアカウント用のアプリからアカウント登録してしまいました。ファンアカウント用のアプリから登録するとファンアカウントになってしまいます(当たり前)。
アーティストとファンのアカウント統合は出来るようですが、ファンからアーティストアカウントになれるのかは不明です。
私の場合、いったんファンアカウントを削除したのち、パソコンのウェブ画面でアーティストアカウントを登録し直しました。
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一つ選ぶようになっているので
electropopにしました。
Nextを押したら、次の画面で自分のページのURLが決められます。私のアーティスト名「fm23」はすでに使われていたので、fm23dtm.bandcamp.comとしました。
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まだ何もありませんが
準備は完璧です!!
たとえば、オルタナティブのトップアーティスト、soccer mommyさん。
ロックのトップアーティストの一人、Xさん。
ちなみに、ファンアカウントとして登録した後は、受信したメールから自分で認証するステップがあります。
Activate your accountは「あなたのアカウントを活性化」みたいな意味です。命を吹き込む的なこのボタンを押すと、Bandcampのマイページを使えるようになります。
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Activate your accountをタップするだけです。
🎶 Bandcampでどんな活動をするのか
ここからようやくPDCAのPです。
ジャンルを一つ選ぶにあたり少し悩みました。なぜなら、いろいろなジャンルを試したい気持ちがあるからです。ジャンルを特化できるレベルではないというか、気持ちが移ろいやすい。
そうはいってもジャンルを1つ決めないと画面が進まないため、「長く続けられそうなのはエレクトロポップかも」と考えてelectropopに決定しました。
📚 経済産業省の報告書と絡めて考える
前回の記事では、簡単なクイズを出しました。簡単なようで実はよく知らなかった言葉を取り上げています。
音楽産業の新たな時代に即したビジネスモデルの在り方に関する報告書
音楽産業の新たな時代に即したビジネスモデルの在り方に関する報告書 データ集
報告書を読もうとすると結構大変ですが、2つ目のデータ集はグラフになっていて見やすいので、ながめるだけでもおすすめ。世界と日本の音楽市場規模の比較とか、アーティストなら必見です。
今回は、クイズではなくBandCampの優れた点についてです。
経産省レポートの言葉を借りると、BandCampでは個人でアクセスできるマーケティングを含む流通機能が提供されています。
広く聞いてもらい、なおかつ収益化をはかる場合は、ある程度のクオリティとマーケティンスキルの両輪を回していく必要があります。BandCampはアーティストにとってマーケティングのサポートになると言えるのではないでしょうか。
これまでストック素材を継続して作った経験があれば、BandCampでまた違った世界を作ることができるかもしれません。CDやレコード、カセットテープ、Tシャツなどのフィジカル販売が設定できるのもまた他のプラットフォームとは違う面白さがあります。
🍵 あとがき
オリンピックを観るのに忙しい1週間でした。アツいゲームを見ていたら、バドミントンをまたやりたくなりましたね。選手たちの心肺機能がうらやましいです。フェンシングはルールがよくわかりませんが、思わず見とれてしまいます。全部カッコイイ。
以上、音楽制作PDCA、5回目の記事でした。最後までお読みいただきありがとうございました!
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