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吉田神社(京都市左京区)に参る お菓子好きだから感謝の意を込めて
こんばんわ唐崎夜雨です。
今日は立秋。
暑いようでも季節は秋をはらんでくる。
しかも今日は月後れの七夕ですね。
さきほど雷なってましたけど、織姫お怒りか?
さて、まだ7月の初めのことです。
銀閣寺こと慈照寺を訪れたあと
京都市左京区にある吉田神社へ参りました。
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吉田神社は出町柳駅と銀閣寺のほぼ中間にある吉田山に鎮座する。
吉田山の西側一帯は京都大学。
吉田山の参道はいくつかあるが、今回は西側の表参道から参拝しました。
吉田神社は貞観元年(859)に中納言藤原山蔭卿が吉田山に奈良の春日大社を勧請し創建されました。
奈良の春日大社は藤原氏の氏神。神社創建を京都の守護の為と伝えられていますが、おそらく京都の藤原氏のために山蔭卿が奈良から春日社を勧請されたのが始まりでしょう。
そして藤原氏が栄華を極めるにしたがい、氏神の吉田神社も都人の崇敬篤くなっていったのだと思います。
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石段を登ると左手に社殿が見える。
吉田神社の御祭神は
第一殿 健御賀豆知命
第二殿 伊波比主命
第三殿 天之子八根命
第四殿 比売神
同じ春日造の社殿が四棟ならぶ。
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唐崎夜雨の家系は伊香氏といい天児屋根命の末裔ということになっています。藤原氏(中臣氏)とは同祖ということです。
漢字表記は異なりますが、吉田神社の第三殿に祀られている。
まぁまぁどこまでホンマかしらんけど、
ロマンがあってよろしぃやおまへんか。
吉田神社の境内にはいくつかの神社があります。
そのうちのいくつかをご紹介します。
まずは山蔭神社。
御祭神は藤原山蔭卿 相殿に恵比寿神
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吉田神社を創建された藤原山蔭卿を祀る神社。
山蔭卿は日本で初めてあらゆる食物を調理調味づけたといわれており、包丁の神・料理飲食の祖神として信仰をあつめているそうです。
神社そのものはそれほど古いものではなく、昭和34年に鎮祭。
次に菓祖神社。
名前からして分かるかと思いますがお菓子の神さまです。正確にはお菓子作りの神さまかな。
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御祭神は
田道間守命
林浄因命
田道間守は、第十一代垂仁天皇の命を受け常世の国の非時香果を日本にもたらしたとされている。この「非時香果」は「橘」のこととされています。
林浄因は、日本で初めて餡入りの饅頭を作ったとされています。唐崎夜雨は洋菓子より和菓子のほうが好み。たいへんお世話になってます。
菓祖神社も比較的新しい神社で昭和32年の鎮祭。
このように吉田神社の境内には料理の神さま、お菓子の神さまと、日ごろからお世話になっている神さまがいらっしゃるので、お礼参りの気持ちで参拝。
次に斎場所大元宮。
京都市の駒札によれば、天神地祇八百万神を祀る大元宮を中心とし、周囲に伊勢二宮をはじめ、全国の延喜式内社三千百三十二座を奉祀する。
つまりここにお参りすれば日本全国の主たる神さまにお参りしたのと同じこと。
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もとは神職の卜部(吉田)家邸内にあったものを文明十六年(1484)に、吉田神道を創設した吉田兼俱がここに移築したもので、吉田神道の根本殿堂とした。
かつては神道の中心に位置した吉田神道の根本殿堂も、明治になって国家が神社を管理するようになり、いまでは大元宮を訪れる人は多くはない。
本殿は慶長六年(1601)の建築。平面上八角形に六角形の後房を付した珍しい形をしている。屋根は入母屋造りで茅葺、棟には千木をあげ、中央には露盤宝珠、前後には勝尾木を置く特殊な構造。重要文化財。
この形式は密教・儒教・陰陽道・道教などの諸宗教・諸思想を統合しようとした「吉田神道」の理想を形に表したものといわれる。
吉田神社の境内には大元宮を創設した卜部(吉田)兼俱を祀る「神龍社」がある。神龍社は石段を登ったところにあります。
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だんだんこうゆう参拝がしんどくなってきた今日この頃です。
さて次回は吉田山の東側にある吉田神社末社の稲荷神社へ参ります。
では!