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紀行note 西國廿七番 書寫山圓教寺(兵庫県姫路市)

おはようございます
十月一日に姫路へ参りました
駅から姫路城が正面に見える
 容姿端麗なこと
  街も城を中心に整備されてる印象

姫路 駅から城をのぞむ

姫路城見学は翌日にする予定
この日は姫路市街の北にある
 書寫山しょしゃさん圓教寺えんぎょうじ

圓教寺は
康保三年(966)
 性空の創建と伝える

性空五十七歳のとき九州筑紫から得道の地を求めて上京 播磨の国で瑞雲が山にとどまるのを見て性空は山に分け入る
ここで文殊菩薩の化身に告げられる「此の山をふむものは菩提心を起こし この峯によつるものは六根情を浄む」と
そして性空はここに庵を結んだのが圓教寺の草創

書写山の山の上に堂宇が建ち
「西の比叡山」とも呼ばれる

天台宗の別格本山
西国三十三観音第27番札所
 はるばると登れば書寫の山おろし
  松のひびきも御法みのりなるらん

また大河ドラマや映画の
ロケ地としても知られる
 トム・クルーズも来とる

国土地理院 地図

道程は姫路駅からバスで約30分
終点の書写山ロープウェイで下車
ここよりロープウェイに乗り山上駅へ
約4分で到着

すぐ脇に展望テラスがある
播州平野を望む
う〜ん 山はイイね 気持ちがイイ

テラスより姫路のほうを望む

しばらく歩くと圓教寺の入り口
ここで入山料500円を納める

圓教寺の中心的な建物
摩尼殿まにでんまで有料の
マイクロバスで行くこともできる
されど 歩きました

まずは仁王門
江戸初期に建てられたもの
ここから圓教寺の境内

境内の道は整備されてますが
アップダウンがある
眺望はあまりない

寿量院
十妙院

寿量院 十妙院といった塔頭を通り過ごして
歩いておりますと
摩尼殿に至る
ロープウェイの山上駅から
 徒歩20分くらいでしょうか
  写真とったりしながらのんびり歩いているので
   実際にはもう少し所要時間かけてます

摩尼殿

摩尼とは梵語の如意のこと
清水寺や石山寺のような懸造のお堂
昭和の再建ですが
伝統技法による木造建築という点で
国の重要文化財に指定されている

摩尼殿
摩尼殿

御本尊は如意輪観音
西国三十三観音霊場第27番納経所
 こちらで西国霊場の御朱印をいただく

摩尼殿

山の中のお堂なので
見晴らしがいいわけではない

性空が入山して五年のち天禄元年(970)に
如意輪堂が建てられた
これが摩尼殿のはじまり

摩尼殿の前にはお茶屋さんもある
ちょうどお昼時分で休憩を取られている人も
見受けられましたが先を急ぎます

境内図 右下にロープウェイ駅 摩尼殿は真ん中あたり




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