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人形師 ホリ・ヒロシ展@北鎌倉古民家ミュージアム

おはようございます
10月22日に北鎌倉古民家ミュージアムにて
人形師 ホリ・ヒロシ展を観て参りました
~ 文豪の人形たち
 妖しいまでに美しい幻想的人形の世界 ~
と 銘打っております

時刻は午後3時ごろ
人形好きの友人と北鎌倉駅に降り立つ
駅からミュージアムまでは
JRの線路沿いに徒歩数分
構えからして魅力的である

入場料600円
中に入ると素敵な庭を囲むように
古民家が建っている

北鎌倉古民家ミュージアム

館内には源氏物語や三島由紀夫などの
作品の人形が展示されていて
可愛らしいウサギのシリーズもある

建物内部はSNS等含め
私的な愉しみであれば撮影可
ということで遠慮なく撮りまくる

とはいえ
そんなに写真を載せて如何かと思うので
気に入った作品ベスト3と次点の
紹介にとどめます
あくまでも
唐崎夜雨の好きなものということで

ただ写真が下手クソなのはご了承ください
まったくもって
「妖しいまでに美しい幻想」感が ない
人形たちに申し訳ない気がします

まずは次点
 松本清張『黒革の手帖』の元子

少し笑みを浮かべているところ
銀座の女のしたたかさが感じられます
着物のデザインは黒地にアザミ
これ古い単行本の装幀だったと思います
舞台版で元子役の主演女優も着てました

それではベスト3の発表です

3位
三島由紀夫『鹿鳴館』より影山伯爵夫妻

続いて2位
三島由紀夫『サド侯爵夫人』より
ルネ(サド侯爵夫人)と
母のモントルイユ夫人

『源氏物語』の登場人物たちよりも
三島由紀夫の戯曲のキャラクターの
ほうが魅力を感じる
基となる小説あるいは戯曲に対する
愛着の違いからくるものかも
しれません

たとえば ある劇場で
『源氏物語』と『サド侯爵夫人』が
上演されていたとすると
まごうことなく
『サド侯爵夫人』を見るはず

それでは記念すべき1位です
三嶋由紀夫『黒蜥蜴』から緑川夫人!

緑川夫人は和装と洋装の2つが
展示されている
『黒蜥蜴』は好きすぎて

幸いなことにこの時間の入場者は
我々二人ともう一人女性だけ
じっくりゆっくりと作品を堪能
することができ至福の時でした

ちなみに本展は
2025年1月9日までの会期で
今回訪れたのは前期
源氏物語や三島由紀夫などの作品

11月5日から7日は展示替えで休館
そしてつづく後期は
 谷崎潤一郎 泉鏡花 
 瀬戸内寂聴 宮尾登美子 
かなり濃そうな気がします

後記も来ようと思ってます

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