映画『赤線地帯』(1956)売春防止法成立直前の吉原を舞台にした溝口健二監督の遺作
日曜の夕べは映画のご紹介、
と考えていたのに昨日は投稿できず、月曜になってしまいました。
荻昌弘さん、こんにちわ。唐崎夜雨です。
さて今日の映画は、
1956(昭和31)年の溝口健二監督作品『赤線地帯』です。
以前に投稿した市川崑監督『日本橋』、成瀬巳喜男監督『流れる』や川島雄三監督『洲崎パラダイス 赤信号』と同じ年の作品です。
『洲崎パラダイス 赤信号』は題材が似ているけれど、あちらは遊郭の中を描いてはいない。『赤線地帯』は遊郭の中のおんなを描いている。
そして、本作は