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#047 ヨーロッパのノート展

 ヨーロッパのものを中心に200冊余りのノートを並べた。それらヨーロッパのノートから感じることは「個性」と「遊び」。特にイタリアでは文具店によって、素材、サイズ、デザインなど、それぞれが異なり、他の文具店と同じものは少ない。日本の文具店に並べてあるノートはというと、どのノートもほぼ同じ表情をしているし、どこの文具店にも同じように置いてある。発見がない。遊び心が足りない。
 京都にライティングショップという店があるが、そこで売られているノートは、ライティングショップに行かなければ購入することはできない。とても素敵なノートばかりで、目は釘付けになり心はワクワクする。ノートが人生を変えてくれるかもしれないという思いに至る。

 目が釘付けになり心がワクワクする。私は、そのようなノートを集めたノート展を開催してみたいと思い、1年間準備した。その結果、200冊余りのノートが集まった。
 不思議なことに、200冊余りのうち8割がイタリア製だった。私が魅力を感じたものを集めただけで、特にイタリア製を集めたわけではないが、Made In Italy ばかりが並んだ。次にスペイン、その次がフランスだったか。
 イタリア人はノート好きなのか? イタリアとノートとは何らかの関係がありそうだ。今後、研究してみようと思っている。

 売れ残ったノートがある。「第2回 ヨーロッパのノート展」をやるかな…。