#097 フランスの村々へのスケッチ旅(その1) 出発の日
フランスに立つ日となった。緊張感をもちながら羽田へ。
この緊張感がいい。パスポートを忘れていないか。荷物の不足はないか。交通機関の遅れが発生すると面倒なので、少し早めに家を出る。電車の中で早速ノートを開いて、今回のツアーで取り組みたいことを改めて書き出してみた。心のあり方を把握できる。
羽田に着くと、それまでの緊張感はなくなり腹が座った。添乗員さんに会い、今回は何人の参加なのかと尋ねたら、昨年のスケッチツアーの参加者全員プラス3名とのこと。昨年の参加者15名が全員参加すると聞いて、とても嬉しくなった。昨年の、イタリア・スカンノへの旅がいかに充実していたかを示すことであり、参加者一人ひとりの絵画制作への情熱の強さを感じた。
あの方々と再び旅に出る。旅の喜びと期待感が膨らんでいった。