ダイスマンカラ制作ミニ裏話
大した話じゃなく、制作にまつわるミニエピソードなんかを少し。
ダイスの数
最初、4人ゲーム時はダイスの個数を各4個にしようと考えていました。つまり100個のダイスを封入しようという案です。しかし、コスト面やゲームプレイなどなど、諸事情でボツに。もうダイスマンカラを持っている方は、8mmダイスをもう25個買い足して、4人ゲーム時の盤面に各4個ずつダイスを配置するなんてのを試してみてもいいかもしれませんね。
きっと4人ゲーム時のプレイ感がマイルドになるはずです(通常の4人は、ダイスの数が少なめで一番カラい)。
3人プレイの盤面
また、3人プレイは最初は△の盤面でした。一方通行でマンカラを流していく感じで。これはバランスがイマイチだったため初期推奨配置にはせず。凸字のレイアウトは、3人マンカラのヴァリアントで存在してるので、遊ぶ際に上手くいくんじゃないでしょうか。
市場カードのイラスト
ファズが出した初期イラストに色を付けてもらったのがこれ。といっても初期案は一応、ばふさんに伝える目的もあり、色鉛筆のカラーイラストでした。これはデジタル化した際に、線から描いてもらったもの。
移動販売車みたいなイメージで、背景はあまりなく。色合いをパッキリさせれば、これはこれで悪くないですかね。
最終的に上を加えた3案の中から選び、ばふさんがブラッシュアップしたのがこれ。
こっちの方が断然、格好いいですね。色合いも見やすいですし。気に入っています。カードの言語依存は無い方が好みなので、テストプレイキットの時点でそうしています。
ダイスマンカラは、2020/12/19時点では、まだネットで購入できますよ。最初から「旬の宝石」拡張を入れて遊ぶか、基本だけならヴァリアントルールを導入して3人で遊ぶのがデザイナー的にはおすすめです。
面白いゲームなので、ぜひ手に入れて遊んでみてね。
2022年11月2日更新:
一旦、オンラインの通販では売り切れていたものの、ゲムマを機に少部数だけ再入荷しました。基本ゲーム+拡張のセットです。手数料の都合で、イベント会場と同じ価格というわけにはいきませんが、イベント入場料や交通費だと思っていただけると助かります。よろしくお願いします!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?