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学生にオススメの旅先は?〜感動を羅針盤に
「自分の心が動いたコンテンツの源流を辿る旅」
それが私の薦める旅です。
特定の場所でなく、抽象的だと思われるかもしれません。
でもせっかくなら自分らしい旅がいいんじゃないかと。
自分の心が動く=琴線に触れるコンテンツは、誰がなんと言おうと大事なもの。そう感じた自分の感覚そのものが、たからもの。
「全米が泣いた」映画じゃなくても、ベストセラーの本じゃなくても。
自分の心が反応したのだから、
外側のモノサシに当てはめて、そのふるえをなかったことにしないで欲しいな、と。
自分の感覚を、旅のスタートにしたら、どんな旅になるでしょうか。
SNSをひらけば、いろんな土地の風景が出てきて、あちこち行ってみたい!と感じて迷うかもしれません。
そこでオススメなのが、冒頭でも書いたように
「自分の心が動いたコンテンツの源流を辿る旅」です。
言い換えるならば、一次情報をとりに行く旅。
私の場合は、物語のモデルになった人に会いに行きました。
2018年、沖縄県小浜島の製糖工場で季節労働をしているときに、夜勤明けに石垣島に渡りました。
そこで散策し、フェリーの待ち時間に図書館に寄りました。
その時から私は蜂蜜に関心があったので、蜂蜜にまつわる本を探しました。
その時見つけた本が『つるばら村のはちみつ屋さん』です。
この本の後書きに、この物語のモデルになった人が山形県に住んでいると書いてありました。
心が引かれていろいろ調べたところ、住んでいた長野県からも遠そうだなぁと感じました。
それでもいつかこの人に会ってみたいなぁと思ったのですが、
その四ヶ月後には、実際にお会いすることができたのです!
偶然、さくらんぼ農家での季節労働をしていたところから車で15分くらいのところにその人が住んでいたという偶然もありました。
養蜂をしつつ、ミツロウでキャンドル製作を手がけている安藤さんです。
安藤さんの生き方・仕事の仕方が、今の私にとても大きな影響を与えています。
蜂蜜を採る養蜂もいいけれど、ミツロウといった副産物の魅力を伝えることで、ミツバチの世界に興味を持ってもらうあり方もいいなあと。
結局、その方とは半年後にも長野から会いに行き、
2023年にもお会いしに行きました。
他にも、心が動いた著者に会いに行くことも何回かありました。
そうして実際にお話しすることで感じたことが、財産になっていきました。
「自分がどう感じたか」がすごいギフトなのだろうと思います。
学生の頃は特に、自分がどういった道に進めば良いか、情報も多くて悩むかもしれません。
そんな時に、今までの自分とは接点がなかった人に会いに行くのは、殻が破れるきっかけになります。
それも、自分が興味を持ったコンテンツと深い関わりのある人がいいでしょう。
本でも映画でも、その元ネタになった場所や人がいるはずです。
自分の心が動いたそういうコンテンツの源流を辿る旅がお薦めです。
百発百中じゃなくても、何回かそういう旅をくり返せば、自分がピンとくるものに出会えるのではないでしょうか。
場合によっては、そういうふうにして会いに行った人が、メンター(人生の師)になってサポートしてくれるかもしれません。
その後の展開は、今の自分では見えないことが多いので、ピン!ときたらはるばるその人に会いに行く旅なんていかがでしょうか。
以上、プーさんとスナフキンのハイブリッド=フーバでした。
お読みくださり、ありがとうございました!
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