社会人2年目公務員がICL(眼内コンタクトレンズ)手術を受けることにした理由【ICLのメリット・デメリット・安全性・レーシックとの比較・病院の選び方など】
はじめに
こんにちは~フェレッカです!😊
久々のnoteの更新になりますが、今回はICL(眼内コンタクトレンズ)手術について書いていきます📝
書こうと思った経緯は
・ICLについての理解を深めるため、自分で全て調べてまとめようと思ったから
・ブログやnoteを探すと「ICL受けてよかった!」という内容ばかりでデメリットについて深堀りがなかったから
・「そんなに安全なら何でもっと早く広まらなかったの?」等、自分の疑問に対する答えを書いてるブログやnoteがなかったから
・ICLに興味を抱いている人、「そもそもICLって初耳!」という人たちに分かりやすく網羅的なまとめを提供したいなと思ったから(他のブログは記事がバラバラ)
・元々文章を書くことが大好きで、久々に書きたくなったから✍️
って感じです笑
因みに、僕自身の手術後の経過はまた別のnoteで書くので、後日完成したらそちらも読んでいただけると幸いです😊
それでは早速見ていきましょう!
※ このnoteに記載されている内容は全て病院のホームページ・ブログ・YouTube、医師のYouTube・論文を根拠(参考資料)にしています。
※ ICL手術を推奨する記事ではございません。ICL手術を受けるかどうかは自己判断でお願いいたします。
noteにログインしていないor未登録の方でも右下のハートは押せるので、読んでる途中で気に入ったらポチッと押していただけると嬉しいです💓
↓作業用BGM①
【ICLとはなにか ①~⑤】
①ICLとは
ICL(Implantable Contact Lens)は、小さなレンズを目の中の茶目(虹彩)の裏側、虹彩と水晶体の間の「後房」と呼ぶ位置に固定し、中度・強度近視や乱視を治療する新しい視力矯正手術です。
後房に固定するため、外から見えることはありません
また、「後房」はコンタクトと異なり角膜の酸素供給には関係のない場所であるため、酸素不足などは発生しません
角膜を削ることなく、目の中の水晶体を温存したまま(=水晶体の機能を残したまま)レンズを挿入する治療方法は、「有水晶体眼内レンズ挿入術」、あるいは「フェイキックIOL」などと呼びますが、ICLもこのフェイキックIOLの一種です
・レンズは「コラマー」というソフトコンタクトレンズのように柔らかく、耐久性や生体適合性に優れた素材でできていること
・後房に固定したレンズに寿命はなく、メンテナンスをする必要もなく半永久的に透明な状態を維持すること
以上から、「眼内コンタクトレンズ」と呼ぶ人もいます
レンズは折りたためるほどしなやかなので割れたり破れたりすることがなく、紫外線を吸収する成分が結合されており、紫外線をカットする効果もあります☀️
因みにICLが日本で認可を受けたのは2010年であるため比較的新しい施術のように思われがちですが、実はレーシックよりも古い歴史を持っています👀
国内では1997年(僕が生まれた年です笑)に初めて導入⇒2002年に臨床試験を受ける⇒2010年に厚労省の承認を受ける
といった感じですね🍁
↓画像引用元・参考記事
②普通のコンタクトと何が違うの?
コンタクトレンズは角膜の表面を覆うため、角膜内皮細胞の減少を招き、利用可能期間に限界があり(限界があることを知らない人は意外といます)、ドライアイ・眼精疲労・スポーツ中等に取れる・合併症により最悪の場合失明につながるリスクがある等、様々なトラブルにも繋がります😵💫(コンタクトの手入れをあまりせずに長期装用している方は角膜内皮細胞がすごいスピードで減少している可能性があるため、気を付けてください)
また、日々の着脱やケアが面倒であったり、ランニングコストが高額であったり、旅行で外泊する時にメガネが必要になったり、その辺りが負担になっている方も多いと思います😌
ICLは上記の悩みを全て解決できるため、自由の翼になれます🪶
🌟コンタクト装用によって悩みが発生している方がICL手術を受けて大満足するケースは非常に多いです
③安全性について
※ 後述する「ICLのメリット・デメリット」と被る部分は簡潔に記載します
ICLは術後の結果に不満や合併症等があれば、レンズを取り出し元の状態に戻すことができる(=可逆性がある)ため、安全性に優れています🥰
これはレーシックとの大きな違いで、レーシックは角膜を削るため失敗したら元に戻せない不可逆性というリスクを抱えていましたが、ICLは(まず失敗することはありませんけど)万が一の時はレンズを取り出せば手術前の状態に戻せるため安全性に優れています😋
ただ、これはどの内眼手術においても言えることですが、手術時間が長くなるほど角膜内皮細胞数が減っていくリスクがあるため、手術を行う以上、「完全にノーリスク」というわけにはいきません🙅♀️(詳細はデメリットの項目で後述)
また、術後近視のリバウンドはほとんどなく、視力は長期的に安定します👍
そして、将来白内障になっても、従来同様の白内障手術を何の問題もなく行うことができます(ICLの摘出手術と白内障手術を同時に行うか、少し間隔を開けてから行う感じですね)
因みにレーシックで角膜にレーザーを当てた場合、白内障手術の際の障害になる可能性があります😿
また、現在の最新レンズである、中央部分に0.36mmの極小の穴が開いているHole ICL(穴あき後房型ICL)は、穴が開いていることで、房水の流れ(目の中で循環している水の流れ)がスムーズになり、術後の眼圧上昇を抑えるための虹彩切除術の必要がなくなり、従来のICLの欠点であった緑内障・白内障の発生リスクがほぼ0になりました☺️
参考記事によると、Hole ICLを使用した論文では
■眼圧上昇、緑内障の発生率
・海外論文0/1,387眼=0%
・国内論文0/3,772眼=0%
■白内障の発生率
・海外論文0/1,387眼=0%
・国内論文1/3,772眼=0.00026%
となっているため、個人的にはリスク0と捉えても良い水準ではあると思います笑
また、手術法は白内障手術と似ているため、技術的には熟成されている分野になります👩⚕️(=慣れてる医師が多い手術になる)
因みに、「ICLはレーシックよりも歴史が古くてそんなに安全なら、何でもっと早く広まらなかったの?🤔」という疑問があると思います
前述したとおり、最新レンズ(Hole(穴)付きICL)が採用されて安全性がグンと向上(=手術前の虹彩切除をする必要が無くなり、白内障・緑内障のリスクが解消される)してから一気に世界や日本でも広まりました🚀🚀🚀
日本で最新レンズが認可されたのは2014年になります
そして日本で一般的な人々に認知され始めたのは2018年頃かな~と思います
ICLはレーシックと異なり認定医の資格が必要なため、施術できる病院はかなり限られている=広まるのも遅かったって感じです😉
特に2021年はICL手術はどこの病院でも増加傾向にありました🚀🚀🚀
また、早い人では2016年ぐらいにICL手術を受けてる人がちらほらいます
↓参考ホームページ
④手術の流れ(ICL手術は日帰りです)
①点眼麻酔・笑気麻酔の後、周辺の角膜を3mm程度切開する
②その部位から専用のインジェクター(筒)の中に折りたたんだICLをゆっくり丁寧に目の中に挿入
③通常片眼10分前後で終了します。点眼麻酔・笑気麻酔を行うため、手術中に痛みを感じることはありません(緊張で目に力を入れると、それを痛みと誤認するため、リラックスすることが大切です)
また、手術中は照明が眩しいため何かされていることが見えないままいつのまにか終わっている感じです💡(一瞬だけ何も見えなくなる瞬間があるので、それを事前に知らないと驚くと思います笑)
④術後は1~2時間ほど院内で休憩を取ったのち、当日中に帰宅🏃♂️or 近くのホテルに泊まる🏨(当日は車の運転は禁止)
⑤その後、目薬を一定間隔で差し、寝て起きると翌朝、裸眼でくっきりと物が見えるようになっています😍
また、手術後は異物感・充血等の一時的な症状が出る場合がありますが、傷口が治癒し、炎症が治まることで時間とともに自然と治ります🍀
↓画像引用元・参考記事
⑤レーシックとの主な比較(後述します)
視力矯正と聞いて皆さんが真っ先にイメージするのはレーシックだと思います😎
結論から申し上げると
・ICLと比較するとレーシックは欠点だらけ😵
・「レーシックは失敗すると元に戻せない・視力が戻る等のリスクが高すぎて無理」という人でもICLなら受けられる👍
・レーシックを検討したが(強度近視・乱視・斜視等で)対象外だった人でもICLなら対象になることが多い
・レーシックを推奨しない眼科医は多いけど、ICLはむしろ推奨する眼科医が多い(ICL済の眼科医もちらほら見かける)
って感じですね
因みに以下のサイトでは「眼科医が手術を受けた体験談」が見られるのでオススメです
「レーシックとの主な比較」の詳細な内容については、以下の「ICLのメリット/デメリット」の項目で述べてから簡潔に記載します📝
↓作業用BGM② 飼い犬目線で、犬と飼い主の絆・別れを歌った曲
【ICLのメリット ①~⑦】
①可逆性(元の状態に戻すことができる性質)があるため、安全性に優れている🙆♀️
ICLは術後の結果に不満や合併症等があれば、レンズを取り出し元の状態に戻すことができます😋
これはレーシックとの大きな違いで、レーシックは角膜を削るため失敗したら元に戻せない不可逆性というリスクを抱えていましたが、ICLは(まず失敗することはありませんけど)万が一の時はレンズを取り出せば元の状態に戻せるため安全性に優れています☺️
ただ、手術時間が長くなるほど角膜内皮細胞数が減っていくリスクがあるため、手術を行う以上、「完全にノーリスク」というわけにはいきません(念のための記述)
また、将来白内障になっても従来同様の白内障手術を何の問題もなく行うことができます👍
因みにレーシックで角膜にレーザーを当てた場合、白内障手術の際の障害になる可能性があります
②強度近視・遠視・乱視・斜視でも受けられる
実際に受けられるかどうかは病院での診察次第になりますが、ICLはレーシック等と異なり、強度近視でも受けられます😘
また、レーシックよりも乱視・斜視に対する範囲が広いです
例えば、2016年にICL手術を受けられた寺田有希さんは以下のような目をしていましたが、問題なくICL手術を受けられました👏
・「1,000人中1人いるかいないかの目」と診断されたことがあり、幼少期から斜視を持っている
・レンズの度数が右目-4.00なのに対し、左目は-9.25という、脅威のガチャ目
・なのに乱視は左目が-2.00なのに対し、右目が-3.00というガチャガチャさ
・メガネでは矯正できず、コンタクトと毎度格闘している状態
・上記のようなスペックのせいで不便な生活を幼少期から送り、目を治す方法がなかった
以上のような乱視・斜視持ちの方でもICL手術を受けることができ、結果として今は快適な生活を送っているとのことです😋
こういう悩みが大きい人でも安全に治せる選択肢が登場したのは非常に大きいですね🌟
↓参考:寺田有希さんのnote
③スポーツしている人にも向いてる
ICLは後房に固定しているため、コンタクトよりも安全に裸眼でスポーツをすることができ、非常に便利です🏃♂️
また、先進会眼科ではサッカー、バスケ、格闘技等、接触系のスポーツをする方はICLが一番オススメとされています👌
・メガネ→一番危ない(言わずもがな)
・コンタクト→ズレる
・レーシック→目に当たってフラップがズレると全く見えなくなる
・ICL→ 目の中に埋め込む&茶目の下(虹彩の後ろ)に固定されている後房型だから安全(レンズがズレる時は例えば交通事故で目そのものが使いものにならなくなる時ぐらい)
なお、格闘技のうち、目にものすごい衝撃があるものについては要相談とのことです(個人的に思ったのは、プロの格闘技の世界では目が使いものにならなくなるぐらいの衝撃って稀にあるので、そのレベルだとICLは絶対安全というわけにはいかないなぁと思いました)
手術法を工夫すればズレにくくすることも可能ですが、やはり格闘技の内容によりますので、しっかりと相談に乗ってくれる病院に行きましょう!🏥
なお、後述する全国にまだ10人しかいないエキスパートインストラクター(医師を指導する医師)の資格を持っている先生のうちの1人「小島医師」によると、格闘技の場合、矯正できる範囲の視力の場合は「リレックススマイル」が一番オススメとのことです👍
「リレックススマイル」はレーシックと同じく角膜で行う屈折矯正手術ですが、レーシックと違ってフラップを作らないので、外傷に強い=格闘技に向いているということになります🥊
④ICL認定医のみがICL手術を行える
ご存じの方もいるかと思われますが、レーシックは資格がいらないため、ライセンスの厳格性がないに等しい状態です😷
その点、ICL手術はICL認定医のみが行える(内眼手術なのでそれはそう)ため、基本的には安全性は確保されています👨⚕️
⑤ドライアイやアレルギー等でコンタクトが合わない人にも向いてる
ICLは角膜を削らないのでドライアイが生じることもほとんどなく、アレルギーが強い方でもコンタクトのように症状が悪化することはありません🍀
因みにレーシック手術はフラップを作るときに角膜の神経を90%以上切断するため、術後にドライアイを指摘する方が非常に多いです😵💫
また、コンタクトのズレもないため、当直や夜勤や残業等でコンタクトの入れ替え・ドライアイに悩まされている人はその悩みから解放されます𓂃 𓈒𓏸໒꒱
⑥災害時やもしもの時に裸眼で動ける
これはICLに限った話ではないんですけど、日本は災害が多いのでやはりもしもの時に「メガネがない!」「コンタクトがない!」等の状態になるとものすごく不安になりますし、最悪の場合逃げ遅れることもあるんですよね😔
そう考えるとやっぱり裸眼生活はメリットだらけだなぁと思います笑
また、出産時に(これは人や病院にもよりますが)コンタクトを禁止されているところもあります
ICLにすると生まれたばかりの子どもの顔もハッキリと見えますし、夜泣き等で起こされた時にメガネやコンタクトを探して装着するストレスも軽減されます👍
あとはアウトドアも気兼ねなく遊べます🏕
⑦手入れが不要
手術後1ヵ月~3ヵ月ぐらいまでは眼に細菌が入らないようにする&眼に力が入らないようにするために様々な制限がありますが、その後は手入れが不要なまま生活することができます✨眼の中で汚れたり、ゴロつくこともありません
コンタクトのように毎日着脱したり洗ったりといた手間がないのは様々な面で安心できるため、大きなメリットになりますね😋
【ICLのデメリット ①~⑦】
①費用が比較的高額
相場は約50~70万円(レーシックは約20~40万円)で、これにはレンズ代・アフターケア代(手術後の定期検診代・再手術代など)も含まれています💸
ただ、今後数十年間のコンタクト代とかを考えると結果的にICLの方が安くなる人も多いんじゃないかな~と思います🤔
例えば上記の図ではコンタクト代を年間7万4千円と仮定すると、9年後には既にICL手術代の方が安くなっており、20年後には92万円もの差が開きます💰(年間のコンタクト代は個人によって差がありますが、コンタクト常用者は自分のコンタクト代で計算してみると8~15年ぐらいでICL費用の方が安くなるかと思います)
コンタクトはコンタクト代だけでなく、毎日コンタクトを装用する手間や悩みが加わるため、人によっては値段以上に安く感じるかもしれません🥺
特に僕みたいに20代でICL受ける人はかなりコスパ良いと思います!😎
あと、ICLはやはり強い近視・乱視・斜視を持ってる人でも裸眼生活を手に入れることができるので、悩みが大きい人ほどICLの費用は安く感じるんじゃないかな~と思います😙
↓画像引用元
https://www.wada-ganka.com/icl/compare_cost_contactlens.html
②術後感染の可能性
これはICLや目の手術に限らずどの手術にも言えることなんですけど、術後感染の可能性はどうしても付いてきます
ただ、僕が手術を受ける予定の病院(先進会眼科)は開院以来20年間、全ての手術において感染症を発生させたことがないので、こういう安心できるところで受ければ心配することはないかなと思います🥳
また、参考動画によると、全国の病院で国内でトラブルが起こった症例は年に1回報告されていますが、ICLの場合、(国内の例に限れば)レーシックのように失明や大変なことになった人は1人もいないとのこと
因みに眼内炎の確率は3/17954=0.00016%とのこと
個人的にはICL手術は安心して受けられますけど、手術をする以上、少なくとも裸眼のままでいるよりはリスクはあります
なので術後感染等のデメリットを受け入れられるかどうかは完全に人それぞれですね(脳死で「ICLはリスク0!」って言ってる人いますけど、少なくともリスクはどの手術にもあります笑)
↓参考動画
③手術後しばらく制限がある(1週間は禁止事項が多い)
僕が受ける先進会眼科にとっての禁止事項を記載していきます✍️
※ 病院によっては一部異なる項目があると思いますが、基本的には同じ制限内容が多いです
・入浴は手術後翌日以降になってから🛁
・3日目までは洗顔や髪を洗うの禁止🚿
⇒目に細菌が入ると感染症の可能性があるからこの制限があるんですけど、これのせいで夏場にICL手術を受けられる人は特に気を付けた方が良さそうです笑🌻
・目薬を1週間頻繁に点眼(1日4回)💊
1ヵ月~3か月までは目薬の種類が減ったうえで1日3回点眼
・保護メガネを1週間着用🥽
・基礎化粧品⇒手術翌日まで控える
・アイメイク・ファンデ等の化粧⇒1週間検診で判断
・まつげパーマ・エクステ等の美容⇒1ヵ月検診で判断
・軽いスポーツ🏃♂️⇒1週間控える
・目に負担がかかるハードなスポーツ⚽️🧗♂️🏊♀️⛳️(例:球技・ボルダリング・ゴルフ・ダイビング・プール・スキー・スノボ等)⇒1ヵ月控える(1ヵ月もボルダリングを我慢するのは個人的にしんどいけどしょうがないかなというお気持ち)
・予防接種💉⇒手術前1週間と手術後1週間控える
・国内旅行🚅⇒1週間控える
・温泉♨️・サウナ🧖♀️・海外旅行✈️⇒1ヵ月控える
・飲酒🍻⇒2日目まで控える(アル中は注意!)(病院によってはもっと制限日長いところもある)
・タバコ🚬⇒なんと制限なし!タバコ最強!(吸ったことないけど)
以上が手術後の制限になります!
目の手術なので術後感染を無くすために当然制限が多いですけど、人生長いのでこの程度の我慢なら許容範囲です😌
これを乗り越えた先には一生快適な裸眼生活が待ち受けています!🤩
因みに「目を強くこする」ことも控えた方が良いです🙏(特に乱視用のレンズの場合、強くこするとレンズが動く可能性があります)
②ー2 (余談)ハードなスポーツの1ヵ月制限について
上の項目で「ハードなスポーツは1ヵ月禁止」とあるんですけど、ボルダリングは仕方ないとして、筋トレについても念のため確認してみました
僕「因みに筋トレはしてもいいんですか?」
医師「腹筋等の筋トレもハードなスポーツで、眼に力が入るのでやっちゃダメですね」
僕「1ヵ月間筋トレ禁止はしんどくないですか!?」
医師「まあやってる人にとっては相当しんどいと思います笑」
1ヵ月もたずに懸垂と腹筋ローラーで立ちコロを再開してる自分の姿が見える・・・でも確かに眼に力がはいるしダメだなぁ
因みに、病院によっては「筋トレは1週間後からはオッケー」と言われるそうですが、やはり筋トレは眼に力が入るためよく考えた方が良いですね🤔
あと血流が良くなりすぎるのも術後の体には悪そう🤒
因みにこれは完全に余談なんですけど、去年の秋にボルダリング🧗♂️始めてから、ぜい肉しか無かった前腕に筋肉が勝手に付きました💪
筋トレしてない&ボルダリング歴7ヶ月でこれなので、何年も継続したらとんでもない腕になれそうです😋
もし関西でボルダリングに興味ある人がいたらいつでも一緒に行きましょう!🧗♂️🧗♀️
③レンズの在庫がない場合は手術までに時間がかかる
上記のとおりなんですけど、レンズの在庫が病院にない場合は取り寄せる時間がかかるので、その分手術の予約も後ろ倒しになります🗓↩️
レンズの発注には例えばスイス🇨🇭に発注して2~5ヵ月かかったりしますし、ICL手術の人気は現在増加傾向にあるので、この辺りは運が必要かもしれません笑
ただ、基本的にはICLの実績が多い病院は在庫も豊富です- ̗̀📦 ̖́-
因みに僕は乱視がなく元々運が良いため、在庫もあり、適性検査予約~手術日確定まで2ヵ月以内という短期間に収まりました😙
↓作業用BGMその③ 『愛の不時着』の挿入歌
④従来のICLには白内障が進行するリスクがあった(今は最新レンズにより解消されている)
引用元の論文によると、従来の全例中心貫通孔なしのレンズ(STAARSurgical 社製モデル V4)を用いたICLでは術後の白内障発生率が2.5%ありました😵
目の中には房水という透明な血液のようなものが循環しており、それによって水晶体などが栄養を受けているのですが、昔のICLは房水の流れをブロックしてしまうため、合併症を防ぐには術前または術中の虹彩切開が必要でした😲
つまり昔のICLはそれなりのリスクがあったんですよね(いくらレーシックより歴史があってもこれじゃ広まりませんね🤷♀️)
↓参考論文と記事
https://www.jstage.jst.go.jp/article/cataract/28/1/28_08-003/_pdf/-char/ja
https://forbesjapan.com/articles/detail/37524
論文の〆には「光学中心に0.36mmの貫通孔をもつHole ICL を使用することで 術前に虹彩切除が必要なく,術後の房水動態はより生理的になり、今後ICL 挿入後の白内障を予防できる可能性が示唆された」とあるんですけど、現在はまさにその〆のとおり、最新レンズによって白内障・緑内障の心配は限りなく0に近い数字まで解消されています🥰
引用サイトによると、Hole ICLを使用した論文では
■眼圧上昇、緑内障の発生率
・海外論文0/1,387眼=0%
・国内論文0/3,772眼=0%
■白内障の発生率
・海外論文0/1,387眼=0%
・国内論文1/3,772眼=0.00026%
となっているため、個人的にはリスク0と捉えても良い水準ではあると思います笑
ただ、最新レンズを数十年間使用した人はまだいない(それはそう)ため、証明されている理論を信じるか、「今後どうなるかは実際のデータがないから無理!」となるか、これもまた人それぞれだと思います😌(今後数十年間の快適な人生と自分のリスク許容度を天秤にかけて判断したら良いと思います)
個人的には、安全性は確立されているし年に一度定期検診があるし、そんな屁理屈言い出したらICL関係なく何もできなくなるんじゃないかな~って思います笑
⑤年齢制限・視力制限がある
近視の変動が大きく、視力が安定しないことが多いため、基本的には21歳未満の方はICLを受けることはできません🙅♀️
また、多くの病院ではICLの適性年齢は「21歳~45歳、50歳」とされています
21歳未満の方は視力がまだ安定しないことが多いため受けられませんが、45歳~50歳は老眼の進行が関わってきます👀
まずそもそも、老眼は「眼のピントを合わせる「調節力」が加齢によって衰えることによって、手元(近く)が見えづらくなる生理現象」で、一般的には45歳~50歳くらいにかけて老眼を自覚し始めます
若くて視力のいい人なら、遠くの景色を眺めた後、すぐに手元にある新聞を読むことができます。このように、見る対象と目との距離によって焦点を自在に合わせる力が「調節力」です🌟
下の図のように、30歳では17cmまで合わせられた調整力(ピント)も、40歳を超えると25cmに、50歳では50cmまで遠くなります
ICLは近視・乱視・遠視といった屈折異常を矯正する手術ですが、老眼は屈折異常ではなく生理現象です↩️
そのため、老眼が進行中の状態でICL手術を受けた場合、遠くはよく見えるようになりますが、老眼によって手元を見るときの調整力は治療できません🙏
また、老眼は誰もが経験する生理現象なので、ICL手術を受けたからといって、老眼になりやすくなることはありません👌
ただし、現在は老眼対応の多焦点ICLが海外で承認を受けたため、近い将来、日本においても厚労省の承認が下りれば、老眼進行中でも問題なくICLを受けられる日が来る=実質老眼も対応できる予定です😋(ただし、見え方には限界があります)
因みに20~30代の人は「ICLを受けて将来老眼になったらどうすればいいの?」と思うかもしれません🤔
単純明快な答えになるんですけど、後述する「【ICLを選んだ理由】④リスク許容度と今後の人生を考える」で選択肢を軽く述べているのでそちらをご参照ください⏬
■年齢以外のICLの適応条件は以下のとおりです
・基本的に近視度数は-3.00D~-18.00Dまで
※-15.00D以上は慎重対応
※病院によっては-6.00Dが下限値ですが、その辺りは病院と要相談です
・屈折度数が安定しており、変動が少ないこと(=過去1年間の近視の度数が変化していないこと)
・妊娠、授乳中ではないこと(女性の方はご注意ください)
・重篤な全身疾患や眼の病気がないこと
⑥手術後しばらくの間、ハロー・グレアが発生する
■ハロー(halo=)=光のまわりに輪がかかって見えること🙆♀️
■グレア(glare)=強い光(車のライト等)を見たとき、光がギラつきまぶしく感じること✨
ICL手術後は、上記のようなハロー・グレアが発生します
人によって個人差はありますが、術後数日~数週間で気にならなくなる人が多いです😊
手術日から時間が経てば経つほどハロー・グレア現象の見え方について脳が順応し、やがてそこまで気にならない or 全く気にならない状態にまで落ち着くとのこと🙌(この辺りは個人差が発生します)
個人差があるため、タクシー・トラック運転手の方のように業務上、夜間や長距離での車の運転をされる方は病院と要相談です👍(術後、何日・何週間も制限されることはないと思います)
↓画像引用元
⑦角膜内皮細胞の減少
これはどの内眼手術においても言えることですが、手術の際、角膜内皮細胞の減少が一定数発生します⤵️
ただし、ICL手術は「手術を受ける前の角膜内皮細胞数」の基準が設定されているため、その基準に達していない場合はそもそもICL手術を受けられない=一定の安全性が確保されている
ということになります😌
つまり問題なのはこの後、「ICLをした後、角膜内皮細胞の減少率はどうなるのか?」ということです
これで「ICL手術をする前より減少率は大きくなる」という結果になったらおそらく躊躇する方もいると思いますが、結論から言うと「ICL手術後の減少率は一般的な減少率と変わらない」ということになります🌟
山王病院アイセンター(スラムダンクを思い出すネーミング)の資料によると、山王病院、北里大学病院にて2007~2015年にHole ICLを用いた128例292眼の角膜内皮細胞の減少率は年間平均0.24%(因みにHole ICL自体は2007年から存在していました)
引用元の論文によると、一般的な減少率は年間平均0.5%程度であるため、「ICL手術後の減少率は一般的な減少率と変わりなく、手術後の角膜内皮細胞の心配はない」ということになります🥳
↓画像の引用元、参考資料
https://www.nichigan.or.jp/Portals/0/resources/member/guideline/corneal_endothelium.pdf
【レーシックとの比較について】
上のメリット・デメリット等で述べていたレーシックとの比較について、軽くまとめてみます✍️
■歴史
・レーシック=1990年に開発が行われた
・ICL=1980年代に開発が行われた
■資格
・レーシック=資格がいらないため、ライセンスの厳格性がないに等しい状態
・ICL=ICL認定医のみが行えるため、基本的には安全性は確保されている
■術後の視力&見え方の安定性
・レーシック=不安定で視力が落ちる人もいる・見え方も人によってバラバラで少しくすんで見える
・ICL=安定しており、一定の視力が保たれる・収差(角膜のわずかな歪み)がないため、安定して色鮮やかに見える
因みに見え方の比較は以下のとおりです🔽
↑画像引用元:https://www.sbc-lasik.jp/care/icl/merit.html
■対象
・レーシック=軽度近視~中度近視・乱視・斜視の人なら受けられる
・ICL=中度近視・強度近視・乱視・斜視の人が受けられる(レーシックが対象外の方でも受けられる可能性が高い)
■可逆性
・レーシック=角膜を削るため、失敗すると元に戻せない。また、角膜を削ることによって他の目の治療の際に障害になる
・ICL=万が一の時はレンズを取り出せば手術前の状態に戻るため、可逆性があって安心🥰
■白内障手術の際
・レーシック=レーシックで角膜にレーザーを当てた場合、白内障手術の際の障害になる可能性がある
・ICL=将来白内障になっても従来同様の白内障手術を行うことができ、特に支障はない
■ドライアイ
・レーシック=フラップを作るときに角膜の神経を90%以上切断するため、術後にドライアイを指摘する方が非常に多い
・ICL=角膜を削らないのでドライアイが生じることもほとんどなく、アレルギーが強い方でもコンタクトのように症状が悪化することはない✨
■費用(相場)(両眼の代金)
・レーシック=15~40万円
・ICL=50~70万円
※ どちらも医療費控除が使えます
他にも、初期投資費用の違いがあります
・レーシック=設備投資に2千万~7千万円もかかるため、借金を早く返そうとビジネス方面に走ってしまう病院がある😵
・ICL=白内障手術と同じ技術であるため、実質初期投資費用は0。そのため、焦って「絶対ICLにした方がいい(デメリットの説明はなし)」等のアドバイスをするような医師はほぼいない🙅♀️
以上、軽くまとめてみました
正直なところ、ICLはレーシックと比較して非常に優れていると言わざるを得ません🥺(逆に言えばレーシックのリスクが高すぎるだけかも)
ただし、レーシックに向いている人もいるので以下のような方は病院にレーシックを勧められるかと思われます👍
・軽度近視の方(ICLは軽度近視は治療不可)
・角膜の厚みが十分あり、角膜の形が綺麗
・角膜の厚さが近視度数に対して十分にある
・夜の運転を頻繁に行わない(ハロー・グレアがICLより遥かにキツい)
因みに、レーシックをして視力が落ちた後の人が次の選択肢としてICLを受けるケースも最近増えているとのことです
また、レーシックを受ける場合は「リレックススマイル」を検討するのも良いと思います
まだ全国で11施設しか認定を受けていませんが、
・フラップずれが起きないため、外力に強い(スポーツへの耐性)
・角膜を切開する長さがレーシックの10%程度しかないため、強度が高く、術後のドライアイが軽度であることが多い
等のメリットがあります🌟(角膜を削ることによるデメリットはレーシックと同様です)
↓作業用BGM④
【ICLを選んだ理由 ①~④】
ここからは時系列順にICLを選んだ理由について述べていきたいと思います😎
おそらく共感してくれる人も多いパートじゃないかな~と思います笑
①フェレッカの現状
・小学4年生頃から毎日メガネ生活で、最後に裸眼で自分の顔をまともに見たのは約14年前🪞
↓今までかけてきたメガネたち
・現在公務員2年目で24歳。視力は-7D、-8D辺りで近視がめちゃくちゃ強い(乱視はない)
・メガネはずっと外したいと思ってるけどコンタクトは色々めんどくさい&元々目が疲れやすい&角膜を傷つけたくない&費用が高いし、レーシックは失敗したら元に戻らないリスクやデメリットが怖すぎて無理😵💫(後から知ったけどそもそも自分の視力ではレーシック対象外でした笑)。
↓「一生メガネをかけ続けるのかなぁ…」と諦観した中学時代の自分
・結果的に似合わないメガネを我慢してかけ続けてずっとオタク顔🤓
因みに今かけてるメガネは6万円ぐらいするもので、最大限自分に似合うメガネを選ぶ努力はしていました💦
・大学時代は友達と恋愛相談したら100%の確率で「フェレッカはメガネを外せ!コンタクトにしろ!」と言われた😇
まあ総括すると、強いメガネコンプレックスを持っているけれどずぼらな性格なのでコンタクトは着けられない&強度近視持ちって感じですね😂
②TwitterでICLの存在を知る
去年の後半ぐらいにTwitterで只今ちゃんというプリチーなハムスターがICLを受けてて、そこで初めてICLの存在を知りました
↓只今ちゃんのイメージ図
只今ちゃんは非常に聡明でしっかりしたお方なので、そんなハムスターがレーシックではない、全く聞いたことのない視力矯正手術を受けたのを知って興味がモリモリと湧いて調べることに👀(因みに只今ちゃんは術後、非常に綺麗なお目目をしていました✨)
その後は色々な病院やお医者さんのホームページ・ブログ・YouTube、ICLを受けた方々のまとめブログや体験レポート、あとは公開されている数は少ないですけど日本語の論文を読んだりしてICLについて調べまくりました📚📚📚
③ICLについて調べ、安全性を確認する
上記で触れてきたとおり、ICLはレーシックと比較すると安全性や術後の安定性に遥かに優れており、また、「レーシックはリスクが高いからムリ!🙅♀️」という人でも受けられる手術になります😊
個人的にデメリットと呼べるものを挙げるとすれば
・術後感染の可能性(どの手術にも言えること・先進会眼科では発生数0)
・緑内障・白内障の可能性(最新レンズの使用により解消されている)
・その他合併症の可能性(どの手術にも言えること)
・手術の際の角膜内皮細胞の減少(内眼手術ならどの手術にも言えること。手術後の減少率は一般的な減少率と同じなので問題なし)
・数十年間今のHole ICLを使用し続けた人はいない(安全性は確立されているし年に一度定期検診があるし、そんな屁理屈言い出したらICL関係なく何もできなくなる)
これぐらいですけど、自分の中では全然許容範囲でしたし、何よりもICLは万が一のことが起こってもレンズを取り外して元の状態に戻せる可逆性があるので、安心感が大違いです🥰
また、コンタクトやレーシックのデメリットをほぼ全て解消してくれる絶大なメリットも大きな後押しになりました
④リスク許容度と今後の人生を考える
今後の人生を考えると、やはり「若いうちは見た目のためにもメガネを外して生活したい!」という気持ちが非常に強いです🥺🥺🥺
あとボルダリングの時など、メガネが邪魔な場面が非常に多くてうんざりしてます😩
リスク許容度については、今まで述べてきたデメリットを見ればわかると思いますが、自分の中では許容範囲でした🙆♂️
あと、知ってる方はごく一部なんですけど僕は高校時代に1度死んだことがある(1週間意識不明の重体&植物人間になってもおかしくなかった状態)ので、その程度のリスク許容度なら余裕です😙レーシックは流石にリスクだけでなくデメリットもデカすぎて無理でしたけど笑
そのため、14年ぶりの裸眼生活を手に入れる決意をしました✨
調べた内容を今まさにこのnoteに書いてますけど、ICL手術を受ける医療知識0のド素人でここまでICLについて調べてから受ける人は結構珍しい気がします🤣
(自分の好きなことについて調べる時(趣味とか旅行計画の時とか)はいつもこんな感じなんですけど、まあ普通はこんなもんですよね😎)
そしておそらく、40台後半~50台ぐらいから老眼が始まると思います
その頃は今から20~30年後なので、以下のような選択肢が考えられます🔽
・老眼鏡をかける🥸(個人的には歳とったらメガネかけてもかけなくても、見た目的にはどっちでもいい)
・老眼用のレンズに入れ替える
・白内障が出ていたら白内障手術を受ける
・新しい技術が開発されるからそれで解決する💡
正直なところ、10年後の技術すらどうなっているのか分からない世界なので、僕の場合は実際に老眼になる20~30年後に考えればいいと思ってます笑(10年後20年後のEVの世界はどうなってるかな…)
年に1回は定期健診があるので、そこで相談すればいいですしね😋
そんなこんなで「今後の人生のためにもICLを受けるか~!!!」ってなりました。ありがとうきっかけをくれた只今ちゃん🐹
【病院を選んだ基準 ①~⑤】
①ICL手術を多く行っているか
基本的には白内障手術と同じ技術を用いた手術なので、白内障手術を行っていればICL手術も可能(というか白内障手術に慣れている医師からすれば非常にやりやすい)ですけど、ICL手術自体の実績の多さはやはり重要です👍
実績を公表している病院は多いので、各病院のホームページで個別に見ていくと良いです👀
手術時間が長くなるほど角膜内皮細胞数が減っていくリスクがあるため、ICL手術に慣れてる方がその分安全性も高まります😊
また、普段ICL手術をあまり行わない病院は海外からのレンズの仕入れ費や手間等がかさむので、ICL手術の実績が多い病院よりも費用が高いことが多いです💸
使用するレンズや手術法は同じなので、同じような内容の病院なら安い病院の方が良いと思います😉
ただし、一部の病院は適性検査の質・アフターケアの充実度・手術の腕(手術時間の短さ)等のために高くなっているところもありますので、実績がないから高いor丁寧で腕が良いから高いのかは自分で個別に調べるのが一番オススメです😋
②安全性を確認
関西には何個か候補がありましたけど、↑で書いた「ICLのデメリット ③術後感染の可能性」に記載したとおり、先進会眼科は開院以来20年間、ICLを含めたすべての手術において感染症を発生させたことがありません(画像参照)し、安全性に関しては文句ないなと思いました🌟(やっぱりICLは感染症が一番怖いです)
また、「○○近視」のような美容外科系の派生とは異なり眼科全般の診療を行っている=屈折矯正以外の普通の保険診療も行っている=眼科疾患にも対応できるため、安心感がやはり違います😌
万が一不安な症状が出た時、先進会眼科のような保険診療も行っているところではそのままデータを引き継いで治療してくれますけど、「○○近視」のような美容外科系の派生では保険診療を施行することができないため、術後に他の眼科疾患にかかった場合、保険診療を行っている病院を紹介いただいて診てもらうという形にならざるを得ません😵💫
ICLは基本的には認定医が行う上にリスクの低い手術になりますけど、今後数十年の万が一のことを考えるなら僕は保険診療も行っている場所で受けたいなと思いました🥺
もっと念を入れるなら、病院のホームページで公開されている実績を見て、「ICL手術以外にも白内障手術や、もっと難易度の高い手術もどれぐらい行っているか」まで見ればアフターケアの質は間違いないです👍👍👍
ただ、「○○近視」はICL手術の実績数は全国トップクラスなので、「ICL手術後のリスク発生率は非常に少ないし、万が一のアフターケアは必要ないと思ってる!」という方は全然気にしなくて良いと思います。適応検査は先進会と同じく無料で受けられますし、手術費用も安い(紹介制度で更に安くなる)ですしね👌
(余談ですが、某○○近視クリニックは杜撰なレーシック手術でレーシック難民が大量発生し、集団訴訟を起こされた過去があります。ICLは認定医が行う上にリスクの低い手術になりますが、過去の評判を気にされる方は知っておいて損はないかと思われます)
他には例えば名古屋アイクリニックも良いなと思いました😘
全国にまだ10人しかいないエキスパートインストラクター(医師を指導する医師)の資格を持っている先生が執刀医かつ2名も在籍しているので、こういう病院は入念な検査や手術の腕代等で費用が少し高かったりするかもしれませんが、安全性は間違いないと思います👍
↓画像引用元&名古屋アイクリニックホームページ
②-2安全性についての余談
これは関西に住んでる人にしか参考にならないんですけど、先進会眼科大阪についてのお話です
先進会眼科大阪のレビューを探すとごく稀に某医師に対する批判が見受けられるんですよね😂(まあ飲食店と違って、病院のレビューなんて大半はアテになりませんけど)
ところが2022年1月以降、某医師は退任し、診療体制を刷新したとのことです😎
その結果、何と先進会眼科のナンバー1こと岡義隆理事長が診察を担当してくれましたし、手術の執刀医として指名することも可能です🤩
スタッフの方々の対応も物凄く丁寧だったので、丁度良いタイミングでICLの適性検査ができたなぁと思いました笑
③デメリットもちゃんと説明してくれるかどうか
適性検査後の診察時に色々なお話を受けるんですけど、その時にデメリットもキチンと話してくれる先生の方が個人的には安心して受けられると思います👍
また、その時聞き逃したことはその病院のホームページやYouTube等で解説していることも多いので、まずはそれを確認して、改めて疑問が残った場合は再び病院に聞いてみると良いと思います✨
因みに先進会眼科大阪では先進会眼科のトップである岡義隆医師が説明してくださったんですけど、デメリットやリスクも含めて丁寧に説明していただけました🙏
④アクセスの良さ
適性検査の散瞳薬を点眼した後や手術後の目は光に弱く、昼夜問わず車の運転は不可能なため、なるべく「駅or家から歩いていける距離」の病院を選ぶ方が安全のためにもオススメです🔥
また、手術後は翌日検診・1週間後検診~等が続くため、近い方が便利です
まあこの点は誰か車で迎えに来てくれたりタクシーを使えば解決するので、最重視するほどではないです💫
安全性の高い病院を絞ってからアクセスの良さも選択肢に入れれば良いって感じですね😊
因みに僕が選んだ先進会眼科(大阪)は阪急梅田から徒歩5分程度なのでめちゃくちゃアクセス良いです笑
⑤おまけ(エキスパートインストラクターの所属病院)
先ほど述べた国内で10人しかいないエキスパートインストラクターの資格を持っている先生の所属病院は以下のとおりです🔽
■東京(病院:4つ)
・北澤 世志博医師(めちゃくちゃ有名な人)
サピタワーアイクリニック東京(JR東京駅から徒歩3分)
・清水 公也医師、五十嵐 章史医師(論文たくさん書いてる人)(最新レンズのhole ICLを生み出した人)
山王病院アイセンター(青山一丁目駅から徒歩4分)
・福岡 佐知子医師
ふくおか眼科クリニック(中野駅から徒歩3分)
・安田 明弘医師
めじろ安田眼科(目白駅から徒歩1分)
■神奈川(病院:1つ)
・神谷 和孝医師(論文たくさん書いてる人)(北里大学でhole ICLが開発された)
北里大学眼科(相模原駅などからバスで25分)
■名古屋(病院:2つ)
・中村 友昭医師、小島 隆司医師(論文たくさん書いてる人)
名古屋アイクリニック(金山総合駅から徒歩2分)
・市川 一夫医師、小島 隆司医師(論文たくさん書いてる人)
中京眼科(名鉄神宮前駅・東口のすぐ側)
■大阪(病院:1つ)
・藤本 可芳子医師
フジモト眼科(阪急千里線 天神橋筋六丁目駅から徒歩1分)
【ICLの費用と医療費控除 ①~②】
①ICLの相場と支払方法
上記でも述べましたが大体50~70万円(両眼の代金)が相場です💰
乱視があると両眼で+約10万円って感じですね
すぐ上の項目【病院を選んだ基準①】にも記載したとおり、普段ICL手術をあまり行わない病院は海外からのレンズの仕入れ費や手間等がかさむので、ICL手術の実績が多い病院よりも費用が高いことが多いです⏫
使用するレンズや手術法は同じなので、同じような内容の病院なら安い病院の方が良いと思います😉
ただし、一部の病院は適性検査の質・アフターケアの充実度・手術の腕(手術時間の短さ)等のために高くなっているところもありますので、実績がないから高いor丁寧で腕が良いから高いのかは自分で個別に調べるのが一番オススメです😋
支払方法はクレカによる分割払いができるため、僕はそれにしました(病院によって異なります)
②医療費控除について
これに関しては僕が書くより他の記事を参照した方がわかりやすいため、医療費控除について知りたい方は下記リンクをご覧ください!
【適性検査予約~手術日確定までの流れ ①~⑤】
「ICLに興味を持った!適性検査の予約から手術日までの流れを知りたい!」という方もいると思うので、僕の実際の経験をここにまとめておきます😋
↓参考:先進会での手術フロー
https://senshinkai-clinic.jp/icl/surgery/
先進会眼科(大阪)で予約⇒手術日確定の流れは僕の場合、以下のとおりでした🔽
①2月13日にLINEで適性検査(1回目)の日時を予約する(すぐに折り返しで電話がかかってきて、3~5分ぐらいの問診をされて終わる)
②3月5日、適性検査(1回目)。先進会は土日も空いてるから社会人にとっても大変ありがたい😊
土日にこだわらなければもっと早く適性検査予約できると思います笑
因みに土曜日にいったせいか分かりませんけど、ICLの適性検査に来ている方々はみんな若い上に美男美女だらけでした(自分の場違い感…😇)
③適性検査(1回目)が終わり、ICLを受けられるかどうかが判明する
先進会トップ医師の岡義隆医師が診察室にいてめっちゃビックリしました😳
この時点では乱視はありませんでしたが、2回目の検査(視力検査のみ)次第で乱視ありorなしのレンズになるかどうかが決まるとのこと
その後、別室(地上17階の高さからHEPの赤い観覧車が見られてめっちゃ綺麗な景色)(画像参照)で可愛いお姉さんと色々話し合い、適性検査(2回目)と手術日の予約をとる🗒
料金についての詳しい話もここでしてくれて、適性検査(2回目)or手術当日のどちらかで支払方法を決める(手術後はしんどいため、適性検査(2回目)の来院時に支払を方法を決める方が多いとのこと)
僕は適性検査(2回目)に決めることにしました。手術当日はやっぱり歩くのもしんどいと思うので😗
因みにお姉さんも去年の夏にバッチシICL施術済みでした笑(夏に施術したため、有給を2日取って4連休にし、洗髪禁止ゾーンの問題を解消していました。かしこい😼)
■適性検査1回目~手術日の予約までは合計約3時間かかりました✨
④適性検査(2回目)
3月11日(金)、午後休を取っていざ適性検査(2回目)!
2回目は1回目と視力のブレがないか念のため視力検査をするぐらいで、その後は
・手術に関するリスク説明や全般に関する質問タイム🗣
・同意書の提出
・予約した手術日の再確認(ここで岡義隆先生を指名するかどうか聞かれましたが、1回目の適性検査の時に指名できたかどうかは分かりません💦)
・手術3日前から使用する目薬・目軟膏をもらう💊
・手術費用の支払い方法の決定と支払い(僕はカードで分割払いにしました)
といった流れです
◾️適性検査(2回目)はICLについて調べすぎたせいで僕からの質問があまり無かったせいか、1時間半程度で終わりました
後は
手術3日前から目薬・目軟膏を使用開始⇒手術日当日に病院に行く
という流れで終わりですね
⑤(余談)アフターケアの選択について
先進会眼科ではアフターケアを「1年保証or3年保証(料金の差額は5万円」か選べるんですよね🛣
アフターケアの内容は
・定期健診代無料(翌日検診・1週間後・1か月後・3か月後・半年後・1年後・2年後・3年後検診)
・再手術代無料(回数制限あり)
・合併症治療対応
・目薬代
以上になるんですけど、これって要は「再手術や合併症治療の必要が1年を過ぎても起きそうなら3年を選んだ方がいい」って話なんですよね🤔定期検診自体はどっちみち1年ごとに行く必要があるので
実際にICL手術を受けた方のブログ等を読むと、再手術や合併症治療が必要になるようなヤバい状況ってやっぱり術後数か月以内に発生しているんですよね💦
なので1年を過ぎてから再手術等が必要になる状況は「外部的な要因」が多そうだなって推測しました😎
つまり僕の考察が合っていれば、「手術後2〜3年目の再手術や合併症治療が不要なら、せいぜいアフターケアに含まれる項目で使うのは定期検診代ぐらいだし、1年保証+検診代の方が4万円程度安く済む」ってことになります
そのため、以下のとおり質問してきました
ぼく「再手術が必要になるような状況って手術してから1年どころか数ヶ月以内に起こると思っているんですけど、実際に1年以降に再手術等が必要になった方はいらっしゃるんですか?」
医師「当院ではアフターケア期間後に再手術を行われた方はまだいません」
ぼく「ということは、アフターケア期間後に再手術等が起こる可能性っていうのは「スポーツ等で激しい接触が起こったり事故に遭ったり、外部的な要因が多い」という認識で良いのでしょうか?」
医師「そういうことになりますね。もしくは、他院で治療を行った可能性もございます」
という感じだったので、僕の考察はほぼ合ってました
以上から、「大事なのは手術後1年以内と今後数十年間。それなら1年保証も3年保証も変わらない=5万円安い1年保証で良い」という結論に至りました🤗
まあ念には念を入れるなら3年保証の方が良いのは間違いないです💦
年功序列制の下で過ごす24歳薄給公務員にお金はないのだ🥺(これからも地道にお仕事と資産運用を頑張っていきます💪)
↓作業用BGM⑤
【ICLを受けた主な有名人】
最後に、ICLを受けた主な有名人を軽く載せて終わります笑(探せばたくさん見つかります😎あなたの好きな有名人も実はICL済みかも…?)
①指原莉乃
なんと、さっしーは2018年にもうICL手術を受けています👀
一般人にICLが認知され始めた頃なので、さっしーが広めた功績も大きいですね😋
コンタクトによる目の乾燥・ステージでのトラブルから解放されて大満足とのこと🌟
②宇垣美里
大天使宇垣美里👼
コンタクトによるドライアイから解放されるためにICL手術を受けて、結果的に大満足とのこと😊
③河北麻友子(タレント)(ICL治療アンバサダーに就任)
泣くシーンでコンタクトレンズが取れてしまったり、カンペを読むときに集中すると顔が険しくなったりする心配もなくなり、仕事に集中できるようになったとのこと😋
また、イッテQのロケで出川哲朗に体当たりされてコンタクトを落とす心配もなくなったとのことです🤣
④きゃりーぱみゅぱみゅ
「目も悪いし乱視も酷くてずっとずっと悩んでいたんだけど手術を受けて次の日から両目が2.0に…!色鮮やかでなにより朝起きてすぐ見えて感動してる、、、」とのこと
愛犬の顔もよく見えるようになったと喜んでました🥰
⑤花江夏樹(竈門炭治郎の声優さん)
2016年というめっちゃ早い時期に受けられてます!
普段はメガネかけてますけど、全部伊達メガネなんですね笑
⑥わたなべ麻衣
⑦鈴木えみ
記事によると、インスタのストーリーでICL手術を行ったことを報告したとのこと
⑦落合陽一
落合陽一さんはそりゃ受けてるだろうなって思いました笑
レーシックは受けてないはずなので、僕と同じくレーシックを避けてICL手術を受ける判断をしたんだと思います🤔
⑧太田雄貴(フェンシング)
・北京五輪で、日本フェンシング史上初の五輪メダルである銀メダルを獲得🥈
・2015年世界選手権で優勝🥇
・日本人3人目となるIOC(国際オリンピック委員会)委員に選出(選手委員としては日本人初)
などの輝かしい実績を誇っている太田選手もICLを受けてますね!😊
インスタの投稿によると「手術も両眼8分。怖かったけど、人生最高の買い物だと言い切れます。現役選手の時にやりたかった。試合中、まばたき出来ずにコンタクトレンズが乾くので困ったこと何度もあったので。」と満足しており、周りの人たちにもICLを推し進めているとのこと😋
以上、軽く載せてみました
今後も、ICLを受ける人は有名人含めどんどん増えていくと思われます!🚀
おそらく後5年や10年もすれば、ICLはみなさん普通に知っているような、有名な手術になるかと思います😎
因みにICLレンズ等を提供する企業「スター・サージカル社」のティッカー名は $STAAです💊(日本で一般の方々にも認知が始まった頃(2018年)に買っていれば、高値では5バガー、今の下落値でもダブルバガーって感じでしたね)
おわりに
以上が「社会人2年目公務員がICL(眼内コンタクトレンズ)手術を受けることにした理由【ICL レポその①】」になります!
約2万字も読んでいただきありがとうございました🙏
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今後の執筆の励みになります🥰
気になることがあれば個別に質問していただいて全然大丈夫です😊
また、この記事を読んだ感想も引用RT等で教えていただけるとめちゃくちゃ嬉しいです🙏🙏🙏
あと、周りにコンタクトやメガネ等で悩んでる人がいたらぜひこのnoteをオススメして欲しいです笑
このnote1つであらゆる病院や医師のホームページ等を集約しているので😎✌️
それに普通ならこの内容と文字数(2万2千字)なら有料です笑(公務員なので副業禁止😇)
因みにこのnoteを公開する日時が3月19日で、僕は明日、ICLの手術を受けに行ってきます👍
散々調べ尽くしたので安心感が凄いです😌
ほな、また次回お会いしましょう!🙌
【続き↓(手術後に作成予定)】