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Webマーケティングの効果測定とKPI設定のポイント

効果的なWebマーケティングを実践するためには、正しい効果測定や分析が欠かせません。

効果測定ができるというのが、Webマーケティング(デジマ)の強みでもありますので、積極的に効果を検証していくようにしましょう。

ということで、具体的な効果測定の方法や、KPI設定に関する方法をご紹介します。

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自己紹介

瀬古高行(せこたかゆき)/ph.D.(薬学)
医療経済学や行動経済学など、ヒトの行動心理を紐解くマーケティング手法を得意とする。
医療機関や介護福祉業界のSNS発信やホームページ制作だけではなく、人材、教育、美容、物販、飲食など、幅広い業者のマーケティング支援を行う。
マーケティング支援会社代表/薬学部非常勤講師/顧問契約多数

Webマーケティングにおける効果測定の重要性とは?

Webマーケティングの成功には、効果測定とKPI(キー パフォーマンス インジケーター:重要業績評価指標)の設定が欠かせません。

施策の成果を具体的に把握し、次のアクションに反映することで、効果的なマーケティングが実現できます。

逆に言えば、効果測定やKPIの設定が甘いと、せっかくデジマをやっているのに、デジマの良さを活かせていないということになります。

ここでは、Webマーケティングの効果測定とKPI設定のポイントについて解説します。

効果測定に必要な主な指標

デジマの効果測定に必要な主な指標

Webマーケティングでは、さまざまな指標を活用して施策の効果を評価します。

主に使用される効果測定指標を簡単にご紹介します。

1. トラフィック(サイトへの訪問数)

Webサイトへの訪問数(トラフィック)は、最も基本的な指標のひとつです。SEOや広告、SNSなどの施策がどれだけのユーザーをWebサイトに呼び込んでいるかを把握することができます。また、トラフィックの増加は、マーケティングの知名度向上の指標として重要です。

2. コンバージョン率(CVR)

コンバージョン率は、Webサイトに訪問したユーザーのうち、目標とする行動(問い合わせ、購入など)を取った割合を示します。マーケティングの成果を直接評価できる指標であり、売上やリード獲得に大きく関わるため重要です。

CVRがめっちゃ重要です

3. ページビュー(PV)と平均滞在時間

ユーザーがWebサイト内でどのページをどれだけ閲覧しているかを示すページビューと、Webサイトにどれだけ滞在しているかを示す平均滞在時間は、コンテンツの魅力度を把握するための指標です。ユーザーの興味を引けているか、コンテンツが適切に伝わっているかを確認することができます。

オウンドメディアなどSEO施策では特に重要です

4. 直帰率

直帰率は、訪問したユーザーが最初のページだけを閲覧して離脱した割合です。高い直帰率は、ユーザーにとってWebサイトの内容が魅力的でなかったり、必要な情報にたどり着けなかった可能性を示唆します。直帰率を下げるためには、ユーザーのニーズに合ったコンテンツを提供し、ナビゲーションを改善することが求められます。

サイト作りの指標になります

5. 顧客獲得コスト(CAC)

顧客獲得コスト(CAC)は、新規顧客を獲得するためにかかった総コストを示します。この指標を用いて、マーケティング施策が効率的であるかを評価できます。CACが低いほど、効率的な顧客獲得ができていると判断できます。

CACとCPAは似たよな指標ですが、CPAはより細かな施策あたりのコスト、CACは実際の顧客獲得単価を示すようなイメージです

6. リード生成数とリード品質

B2Bマーケティングでは、リード生成数とその質も重要な効果測定指標です。リードが営業にとってどれだけ価値があるか(例えば成約可能性が高いか)を評価することが、施策の有効性を判断する手助けになります。

KPI設定のポイント

KPI設定のポイント

効果測定を行うためには、事前にKPI(重要業績評価指標)を設定しておくことが大切です。KPIは、Webマーケティング活動の進捗を把握し、目標達成に向けた評価基準となります。以下にKPI設定のポイントを紹介します。

1. 明確な目標を設定する

KPIを設定する際には、まずマーケティングの目的を明確にすることが重要です。例えば、新規顧客の獲得が目的であれば「コンバージョン数」や「コンバージョン率」をKPIとし、ブランド認知が目的であれば「トラフィック数」や「SNSのフォロワー数」をKPIとすることが考えられます。

2. SMARTなKPIを設定する

効果的なKPI設定のためには、SMARTの法則に基づいた目標を立てることが推奨されます。SMARTとは、具体的(Specific)、測定可能(Measurable)、達成可能(Achievable)、関連性がある(Relevant)、期限が明確(Time-bound)という条件を満たす目標のことです。このような基準を満たすことで、明確で実現可能な目標を設定できます。

SMARTゴールの詳細はこちら

3. 定期的に見直す

Webマーケティングの環境は常に変化しています。そのため、一度設定したKPIは状況に応じて見直しが必要です。例えば、新たな施策を導入した際や市場環境が変わった際には、KPIを再評価し、適切な目標に変更することが大切です。

KPIは設定して終わりではなく、常に見直し、最新の目標としてアップデートし続けることが重要です。

KPI設定の具体例

  • トラフィック目標:月間訪問数を20%増加させる。

  • コンバージョン率目標:コンバージョン率を現在の2%から3%に引き上げる。

  • リード獲得目標:月間50件の新規リードを生成する。

  • CAC目標:顧客獲得コストを$150以下に抑える。

などなど、より具体的な数字をKPIとして背設定しましょう。
・できるだけ
・無理のない範囲で などはNGです

効果測定におすすめのツール

デジマの効果測定におすすめのツール

Webマーケティングの効果測定には、適切なツールを使うことも重要です。以下は代表的な効果測定ツールです。

1. Google Analytics

Google Analyticsは、Webサイトの訪問者数やコンバージョン率、直帰率など、さまざまなデータを可視化することができる無料ツールです。中小企業でも手軽に導入できるため、Webマーケティングの効果測定には欠かせないツールと言えます。

Google Analyticsで測定できる主な指標

  • トラフィック数:サイトへの訪問者数を把握します。

  • コンバージョン率:目標達成の割合を追跡し、最も効果的なトラフィックソースを特定します。

  • 直帰率:ユーザーのサイト滞在状況を確認し、サイトの改善ポイントを見つけます。

2. Google Search Console

Google Search Consoleは、Webサイトがどのように検索エンジンで表示されているかを分析するためのツールです。検索クエリやクリック数、インプレッション数などのデータを基に、SEOの改善点を見つけることができます。

3. HubSpot

HubSpotは、マーケティングオートメーションツールであり、リードの追跡やコンバージョン測定が可能です。メールマーケティング、SNS運用、ランディングページのパフォーマンスを一元管理できるため、全体のマーケティング戦略を一貫して効果測定できます。

ハブスポットはかなり強力なツールなのですが、その分構築なども大変で、料金も高いので、まずはGA4(アナリティクス)やサーチコンソールなどで頑張ることがおすすめです。

まとめ

Webマーケティングの効果を最大限に引き出すためには、適切な指標を使って効果を測定し、KPIを設定することが重要です。トラフィックやコンバージョン率などの指標を活用し、定期的にKPIを見直しながら、継続的な改善を行うことで、Webマーケティングの成果を上げることができます。

また、Google AnalyticsやHubSpot、といったツールを効果的に活用できるようにするのがおすすめです。

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