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フェムテックの輪を広げて!

2021年3月に任意団体として活動を開始したFemtech Community Japanも、3年近くが経過しました。2024年のFemtech Community Japanの活動を振り返ります。

1.オープンイベント(計5回)

2024年は5回、オープンイベント開催しました。これらのイベントを通して、フェムテックは女性向けの製品やサービスではなく、社会全体の健康とウェルビーイングに貢献するものという認識が広がりつつあります。今後も、多様なイベントを通じてフェムテックへの理解が深まり、更なるイノベーションが生まれることを促進しています。

①フェムテック総まとめと展望2023-2024:グローバル動向(2/6)

海外からゲストを招き、世界のフェムテック市場の動向が議論されました。海外の最新事例や今後の展望が共有され、国内プレイヤーにとってグローバルな視点を得る貴重な機会となりました。

②フェムテックスタートアップピッチ(3/5)

スタートアップ企業が、投資家や業界関係者に向けて熱のこもったプレゼンを行いました。新たな技術やサービスが登場するたびに、フェムテック市場の進化を感じます。

③女性の健康課題とパフォーマンスの可視化(5/15)

大企業やスタートアップが集結し、健康状態や睡眠を可視化するテクノロジーの活用法やメリットが紹介されました。

④みんなで語るフェムテック 〜メンズも主役!フェムテックの可能性と課題を語るワークショップ〜(7/17)

男性のフェムテック参加を促す動きも活発化しています。「みんなで語るフェムテック」と題したワークショップでは、男性・女性ともにフェムテックについて語り、女性特有の健康課題やその解決策について理解を深めました。

⑤フェムテック国内最新動向アップデート 〜国内フェムテックプレイヤーMAP〜(9/30)

最新の市場動向やプレイヤーMAPが共有されました。国内フェムテック市場の成長は著しく、新たな企業の参入や大企業の新規事業展開など紹介しました。

2月6日開催「フェムテック総まとめと展望2023-2024」

2.Youtube(Femtech-X)

2024年から、Youtubeとnoteで、フェムテック起業家インタビューを開始しました。これまでに9名の起業家にインタビューをしています。

↓Youtubeチャンネルはこちら

①YStory:更年期×Deeptechスタートアップ(2/26)

②vivola:不妊治療×データ解析スタートアップ(4/30)

③じょさんしGLOBAL Inc.:フェムテック×健康経営スタートアップ(6/25)

④Varinos:ゲノム解析技術の力で不妊治療の未来を拓くスタートアップ(8/14)

⑤MamaWell:助産師×テクノロジースタートアップ(8/21)

⑥TRULY:男女の更年期ケアに取り組むスタートアップ(8/28)

⑦Dioseve:iPS細胞×不妊治療スタートアップ(11/22)

⑧Kids Public:【産婦人科医発】社会インフラを目指すフェムテックオンライン医療相談がすごい(12/3)

⑨大阪ヒートクール:【VR×フェムテック】生理痛の共感体験が社会を変える理由(12/16)

3.note

メディアからも有料級の情報が詰まっていると絶賛のnote。フェムテックプレイヤーマップはもちろん、フェムテックの社会学的探究シリーズや海外動向、英語記事など発信しています。

①【2024年最新版】国内フェムテックプレイヤーマップ(12/2)

②フェムテックの社会学的探究シリーズ(計5本)

【フェムテックの社会学的探究シリーズ】
Vol.1 フェムテックに関する政策の流れ(1/28)
Vol.2 フェムテックの定義とは(2/15)
Vol.3 フェムテックとジェンダー論(5/21)
Vol.4 科学技術社会論とフェムテック(8/5)
Vol.5 フェムテックを通した「科学技術への市民参加」(8/26)
Vol.6 ジェンダードイノベーションの基本(12/24)

③海外動向シリーズ(計4本)

【海外動向シリーズ】
【海外動向】Femtech注目記事&ユニコーン企業の特徴(12/17)
【海外動向】米国Femtech最新事情(12/19)
【海外動向】Femtech最新ウェアラブルデバイス&リング(12/20)
【海外動向】米国発スタートアップから学ぶビジネス成功のヒント(12/23)

④英語記事(計5本)

【英語記事】
Vol.1 : The Policy Landscape of Femtech in Japan(11/14)
Vol.2: The definition of Femtech?(11/27)
Vol.3: Femtech and Gender Studies(12/4)
Femtech Players Map Japan 2024 Latest Edition(12/6)
Vol.4:Science, Technology, and Society Studies(STS)and FemTech(12/18)

⑤Femtech-X(計16本)

4.登壇

計13本の団体外での登壇を行いました。登壇を通じて、フェムテックの認知度向上と市場拡大に貢献していきたいと考えています。

【登壇一覧】
・日本弁理士会in京都〔皆川〕(1/18)
【スタハ丸の内開催】躍進するフェムテック市場の今を掴め〔皆川〕(1/23)
Femtech Fes!〔皆川〕(2/9)
ホケンノミライ「生理痛を体験!男性も女性もマストで知るべきフェムテックの基礎」〔木村・皆川〕(3/8)
・日経SDGsフォーラム〔皆川〕(3/22)
・CIC Tokyo〔皆川〕(5/24)
PwC フェムテックが切り拓く女性の健康課題解決とビジネスの可能性〔皆川〕(6/4)
NTTコミュニケーションズ「福利厚生にフェムテックサービスを導入するには?」〔木村〕(6/7)
Fem+(第3回Femtech Tokyo)〔木村〕(10/18)
 「海外・国内におけるフェムテック市場の最前線」講演
 「官民連携で目指す、更年期の健康課題解決と女性活躍推進」進行役
・2024最新「国内Femtechプレイヤーマップ」を解説&フェムテック市場の今とこれから【フェムテック探究 byステルラ】〔皆川〕(11/21)
・持続可能なフェムテックを考える会 顧客課題を考える【フェムテック探究 byステルラ】〔木村〕(12/10)
・第5回 Japan Beauty and Fashion Tech Award(審査員)〔皆川〕(12/11)

日経SDGsフォーラムでの登壇の様子(左から2番目がFCJ皆川)

5.執筆・インタビュー

優れた技術や熱い想いを持つ、フェムテックの起業家や新規事業担当者の皆さんの挑戦を、言葉の力で後押しすることで、フェムテック市場の活性化に貢献したいと考えています。

【執筆・インタビュー一覧】
NewsPicks【最前線】フェムテックに注目すべきこれだけの理由〔木村〕(2/26)
東京都産業労働局 フェムテックを活用して職場のウェルネス向上を図る〔皆川〕(3/12)
東京ウェルネスインパクトファンド〔木村〕(7/18)
東京都産業労働局 不妊治療と仕事の両立〜フェムテックの活用〜〔木村〕(9/17)
フェムナレッジ(記事13本)〔木村)(11/28)
・女法協会報〔皆川〕
【毎週日曜日更新】NewsPicksトピックス「フェムテックの社会情勢やビジネスモデル」〔木村〕

東京ウェルネスインパクトファンドの対談(一番左がFCJ木村)

6.メンタリング

2024年は、東京都のスタートアップ支援事業「TOKYO SUTEAM」協定事業者として採択されました。

「Femtechスタートアップ創出推進を軸として多様なセクターの有識者をつなぐスタートアップ支援エコシステムの構築」をテーマに、メンタリング、ネットワーキング支援、国内・海外の情報発信、イベント開催などを推進していきます。

FCJメンタリングプログラムでは、「フェムテック」に限定せず、女性の健康課題・ヘルスケアや働き方に関連する事業、女性のエンパワーメントやダイバーシティに関連する事業、女性起業家など幅広くご支援をしていきます。

7.法人会員・スタートアップ会員活動

Femtech Community Japanでは、スタートアップ・大手企業、VC・投資家、⼤学・研究機関、医療・ヘルスケア関係者メディアパートナーなどが集まり、フェムテック関連の取り組み・情報共有や現状の課題と今後に向けた議論・WG活動などを行っています。

①会員向けミートアップ(計7回)

【会員向けミートアップ テーマ】
・2023振り返りと2024活動内容。フェムテックデータベース紹介(1/15)
・国内フェムテック市場の今後について(3/6)
・医療機関における個人情報取扱いと注意点~最近事例から学ぶ~(4/16)
・女性特有の健康課題が日本経済に与える影響(6/19)
・解説:海外AI活用事例(8/21)
・広報PR戦略(10/9)
・2024年最新版 FemtechプレイヤーMAP解説(11/20)

②会員向けレポート(計4回)

【会員向けレポート テーマ】
・2023年 Femtech Marketの振り返りと注目トピックス(2/5)
・海外・国内Femtech Marketの可能性(3/6)
・女性特有の健康課題が日本経済に与える影響 (4/25)
・海外AI活用事例(6/14)

法人会員・スタートアップ会員も募集しております。ご関心の方は下記お申込みフォーム、もしくはFCJ問い合わせアドレスまでご連絡ください。

email: hello@femtechjapan.org

■会員申込フォーム
https://forms.gle/YF48DYmCkm6pa6mz5

■団体紹介資料https://drive.google.com/file/d/1GFqX9i2kF3gcG84AWnLGPZW0yeIk-2bo/view

■ホームページ
https://www.femtechjapan.org/

■X
https://twitter.com/JapanFemtech

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