女性ホルモンエストロゲンを補うと性交痛がなくなる！？
実は､女性の3割が悩んだ経験のあるという性交痛。これって自分に原因があると思っていませんか？性交痛の原因は女性ホルモンのエストロゲンの低下なんです。
今回は、性交痛の原因のエストロゲンとそれを補う方法を紹介します！
1，性交痛の原因・エストロゲンのはたらき
女性ホルモンであるエストロゲンは､乳房の発達や体脂肪の分布､骨盤が広がりなど女性らしい体型が形成されます。
そのほかにも、エストロゲンは膣に関して下記の役割を持っているんです。
・膣の潤滑作用
エストロゲンは膣内の潤滑を促進するホルモン。その分泌が減少すると膣の乾燥が進んでしまいます。そのため、潤滑が不十分だと、性交時の摩擦が増え、痛みを引き起こすことがあります。
・膣の組織を健康に保つ
エストロゲンは膣の組織を健康に保ち、柔軟性や厚みを維持する役割を持っています。
エストロゲンが不足すると膣壁が薄くなり、損傷しやすくなるため、性交時に痛みや出血を引き起こす可能性があります。この状態を「膣萎縮（萎縮性膣炎）」と呼ぶこともあります。
・血流促進
エストロゲンは膣や外陰部への血流を促進し、組織を潤し柔軟に保ちます。そのため､エストロゲンが不足すると、血流が減少し、膣内が乾燥しやすくなるだけでなく、膣や外陰部の感覚も鈍くなることがあります。
2，エストロゲンを補うには？
エストロゲンを増やすことはできませんが､補うことは可能です。そして､その方法はさまざま。下記で紹介します。
・潤滑剤の使用
潤滑不足を補うために、水溶性の潤滑剤や膣保湿剤を使用すると、性交痛を軽減できます。
・膣エストロゲン製剤
エストロゲンを局所的に補うクリームや錠剤、リングなどがあり、膣内の乾燥や萎縮を改善するために使用されます。
・ホルモン補充療法（HRT）
エストロゲン不足による症状には、ホルモン補充療法が有効。HRTにはデメリットもあるため、医師に相談して適切な治療を検討しましょう。
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3，おわりに
いかがでしたか？今回は､性交痛の原因であるエストロゲンと、それを補う方法について紹介しました。
痛みを伴う性交痛は、体の痛みだけではなく「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンの分泌量が少なくなってしまうなどの精神的な痛みも伴ってしまうんです。
エストロゲンを補って､性交痛の悩みを少しでも緩和してみませんか？
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