デリケートゾーンのケア用品に気をつけるべき成分
みなさん、デリケートゾーンのケアはしていますか?実は、スキンケアと同じようにデリケートゾーンのケアも大切なんです。
今回は、そんなデリケートゾーンのケアで気をつける成分について解説します!
デリケートゾーンのケアにはどんな方法があるのか、こちらの記事で詳しく解説していますので、併せて読んでみてください!↓
1,デリケートゾーンケア、ポイントはpHバランス
デリケートゾーンには、pHバランスを保つことが重要。そのため、pHバランスが適切に調整された、無添加で低刺激性の製品を選ぶのが理想的なんです。
pHバランスとは?
Hバランスとは、液体や物質が持つ酸性度とアルカリ性の度合いを示す指標。pHスケールは0から14までの範囲で測定され、7が中性、7未満が酸性、7以上がアルカリ性を示します。
膣は通常、3.8~4.5の範囲で弱酸性を保つことで、細菌感染を防ぎ健康を維持しています。膣内のpHが上昇してアルカリ性に傾くと、細菌やカンジダ菌などの繁殖が起こりやすくなり、細菌性膣炎やカンジダ症などの感染症を引き起こすリスクが高まります。
2,気をつけるべき成分
化学物質の中には膣のpHバランスを乱す可能性があるものや、敏感な皮膚を刺激してしまうものもあります。下記の成分に気をつけてデリケートゾーンケア製品を選んでみてください。
・香料(フレグランス)
香り付きの製品はデリケートゾーンを刺激することがあります。特に敏感肌の人には、香料はかゆみや赤みを引き起こす可能性があるので注意が必要です。
・アルコール
アルコールは乾燥を引き起こし、皮膚バリアを弱めることがあります。特にベンジルアルコールなどの成分は避けた方が良いでしょう。
・パラベン
パラベンは保存料としてよく使われますが、ホルモンバランスに影響を与える可能性があるとされているため、避けることが推奨される場合があります。
・硫酸塩(SLS/SLES)
ラウリル硫酸ナトリウム(SLS)やラウレス硫酸ナトリウム(SLES)は洗浄剤としてよく使われますが、強力すぎて敏感な皮膚を乾燥させたり、刺激を与えることがあります。
・合成色素
人工的な色素は、アレルギー反応や炎症を引き起こす可能性があります。デリケートゾーンケアに合成色素は、不要な成分です。
・石油由来成分
ミネラルオイルやパラフィン(石油由来のろうやオイル)などの石油由来成分は、皮膚の通気性を妨げ、自然なバランスを乱す可能性があります。
3,おわりに
いかがでしたか?今回は、デリケートゾーンのケア用品で気をつける成分について解説していきました。デリケートゾーンはその名の通り、私たちの身体の中でも特にデリケートな部分。成分にも気をつけながら、適切なケア方法で健康を維持していきたいですね!
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